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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

GARY MOORE / A Different Beat これは・・・

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 1999年、アルバムタイトルの通り違うビートのアルバム。一回聞いてびっくり。ハードロックでもなくブルースでもなく・・・下手なダンスミュージックのよう・・・。ギターが入っているとか歌がゲイリーとかそんなことではなくこのリズムに違和感が。  と、思いながら何度か聞くとそこそこ悪くないかなと思えてくる不思議。

GARY MOORE / Still Got The Blues ブルースロック

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 1990年、これまでのHR/HM路線から一転ピーターグリーンに譲り受けたとの59年レスポールでブルースロック。ブルーズと言ってもマシンガンピッキングがないというだけで基本線はこれまでと大きくは変わらないように聞こえます。タイトル曲のStill Got The Bluesもパリの散歩道のようだと入れるとその通りで、何か新しいジャンルに飛び込んだかと言われるとそうではない気がします。HR/HMであってもブルーズと言われてもGARY MOOREの売りは泣きのギターでしょう。

GARY MOORE / After The War 影に隠れた

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 Wild Frontierの影に隠れがちですが、ハードロック的な攻め方の最後な感じで良い曲揃ったアルバム。2曲目のキャッチーなタイトル曲After The Warでは正確なピッキング。一方でThe Messiah Will Come Againはチョーキングを聞く。  ネタとして面白いのはオジー参加の5曲目 LED CLONES。KINGDOM COMEをディスったと有名な曲ですが、曲自体はKashmirとA Day in The Lifeが合わさった感じで面白い。

GARY MOORE / Wild Frontier 名盤

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 名盤。  これまでのハードロック的なGARY MOOREと比べると寂しさというか哀愁成分が多めになっていて、曲、歌、ギターがまとまっている感じがします。アイリッシュの独特な感じでしょうか、秋の夕暮れのような雰囲気が全体から伝わります。  1曲目のOver The Hills and Far awayから民謡的な感じに叙情的なギター。4曲目のThe Loserもギターが泣く曲。フレーズ自体は割と単調なのですがピッキングの表情があって楽しめる。

GARY MOORE / White Knuckles マニア向け

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 1985年、JET時代のG-FORCE、Dirty Fingers、Live at  The Marqueeからの選曲になるベスト盤的な位置付け。ジャケットの写真がインパクト強すぎ。  マニア向けですが6曲目のパリの散歩道はライブ盤でヴォーカルなし。そのため泣きのギターをよく聞くことができる。  まあこの1曲だけのために買っても良いか。

GARY MOORE / RUN FOR COVER 散漫かも

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 85年のちょっと実験的な感じのアルバム。グレンヒューズがヴォーカルで参加していたりフィルが歌っていたりとキャラが大きく違うので寄せ集め的な印象もあります。  曲的にはOut in The Fieldsなんかは良い曲。I wans outのような感じもありますがロックしているGary Mooreの代表的な感じでしょうか。フィルが歌っているってのも意味がある感じでしょうか。

GARY MOORE / Victimes of The Future HR/HMアルバム

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 Gary Mooreのハードロック期の中でも最もHR/HMしていた頃のアルバム。攻撃的なギターもそうなのですが歌もハイトーンでトゲトゲした感じ。  5曲目のMURDER IN THE SKIESなんかはこのアルバム全体を象徴するようなハードロックな曲。イントロからジャリーンって感じのギターの音でのソロ。本編は攻撃的なリフにハイトーン。キラーは4曲目のEmpty Roomでしょうか。ゆったりしたバラードなのですがGary Mooreらしいなきのギター。

GARY MOORE / CORRIDORS OF POWER 傑作

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 1982年、マシンガンピッキングのハードロックからしっとりしたロックバラードまでバランスよく入った名盤。ハードな中に哀愁がある感情豊かなDon't Take Me For Loserから始まり2曲目のAlways Gonna Love Youではギターソロが泣き泣き。End of The Worldはマシンガンピッキング。  カバー曲もあります。Freeの曲でWishing Well。重厚感触れる熱い感じがカッコ良い曲。オリジナルもカッコ良いのですが、熱い想いの歌とギターがさらにカッコ良い。

GARY MOORE / Dirty Fingers すっかりハードロック

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 Gary Mooreのハードロック期の弾きまくりアルバム。ギターのジャリーンとした感じがなんとなくVan Halenっぽい感じもしなくもないです。曲的には1曲目のHiroshimaのご機嫌なハードロックにマシンガンピッキングからの2曲目のDirty Fingersはギターソロ。2曲目にギターソロを持ってくるあたりがEruption的な狙いを感じたりします(プレーや音使いは全く違いますが音がなんとなく似ていて)。  名曲は6曲目のNuclear Attackでしょうか。重量感はメタル。

GARY MOORE / G-FORCE ハードロック路線

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 Gary Mooreが本格的なソロ活動を目的として組んだバンド。このアルバム1枚切りでしたがカッコ良い曲が揃っています。全体的には湿った感じの音のハードロックでギターを前に出しつつも歌メロがしっかりしている感じ。  1曲目のYouは名曲。サビのメジャーキーが印象的で派手なギターソロ。ラストのDancin'もハードロック路線のイケイケな感じ。

GARY MOORE / BACK ON THE STREETS 名演

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 1978年、Gary Mooreのそれまでのキャリアを集めた初のソロアルバム。1曲目のBACK ON THE STREETSのようなハードロックからラスト曲の泣きのギター、フュージョンなど様々なものを詰め込んだある意味まとまりのないアルバム。  キラーはラスト曲のPARISEINNE WALKWAY。フィルライノットのだるい感じのヴォーカルが雰囲気出している曲。何と言ってもロングトーンのリードギターがカッコ良い。

GREAT WHITE / Let It Rock 初期にばかり目がゆくけど

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 初期にばかり目がゆきますが、継続的に良いアルバム作っているGREAT WHITE。1996年のアルバム。前作のSail Awayではアコースティックの大陸的なまとまりがありましたが、こちらはエレクトリックな都会的な感じ。良いのはJack Russellの渋い声とギターの絡みがカッコ良い。特に6曲目のPain Overloadなんてサビでの絡みがカッコ良い。ブラス渋いベースラインで。

GREAT WHITE / Sail Away アコースティック

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 アコースティック感の強い1994年のアルバム。アメリカ土着系の雰囲気があってここの曲よりはアルバム全体として流したい感じのでき。1曲目からピアノインストってのが雰囲気出します。9曲目のGONE WITH THE WINDではサックスが泣かせるバラードだったりとアコースティック感全開のアルバム。

GREAT WHITE / Psycho City 時代が悪かったか

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 92年 GREAT WHITEの5枚目アルバム。時代的にブルーズからの流れのHR/HMがはやらなくなりグランジやオルタナが流行ってきた頃。良いアルバムなのですが古臭い感じで流行らなかった感じがあります。OLD ROSE MOTELなんてブルーズとバラードの中間のようなカッコ良い曲。LOVE IS A LIEはスローなバラード。バラードといっても80年代のようなキラキラ感があるバラードではなく地味目だけど芯のある感じでカッコ良い。

Warrant / Dirty Rotten Filthy Stinking Rich ツボを押さえたアルバム

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 Warrantのファースト。89年でLA Metalも終盤の頃ですが、キャッチーでハードでキラキラしたヴィジュアルでバカっぽいパーティーロックと好きな感じ。  Down BoysとかBig Talkとかキャッチーで聴きやすい曲も揃っていますし、何よりキラーチューンのHeavenが入っています。この頃のバンドってバラードの出来でバンドの評価が決まったりしたりバラード曲ばかりがシングルカットされたりなどありましたが、これも多分にもれずバラード。アコギのイントロがカッコ良い名曲。

Vixen / Rev it Up よりハードに

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 80年代の女性ハードロックなグループの代表でしょうか。初期のBonjoviというかKeelというかそれ系の音、ビジュアル的にもヘアメタルな感じでもろに80年代。  それもそのはず1曲目 Rev it Upはロンキールとの共作。ドラムのスネア連打などが結構パワフルで女性ドラマーとは思えない雰囲気もあります。それに続きHow Much LoveはVixenを代表する名曲でしょうか。

KINGDOM COME / IN YOUR FACE 艶っぽいヴォーカル

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 KINGDOM COMEのセカンド。ファーストはZepっぽいところもありましたがこちらはそんなことはありません。逆にRainbowっぽい感じがあったりもしますが・・・。  音としてはレニーウルフの艶っぽいハイトーンを前に出して王道のハードロックな感じ。キラーはラストのSTARGAZERでしょうか。この曲名のために余計にRainbowっぽい印象があったのかもですが壮絶なヴォーカルと盛り上がる楽曲でカッコ良い。

KINGDOM COME / KINGDOM COME LED CLONES?

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 88年 KINGDOM COMEのファースト。Led Zepellin風な感じが多かったためLED CLONESなどと批判されていました。ヴォーカルのレニーウルフがロバートプラントに似ているので余計にそう思いますが、ギターとドラムは雰囲気違います。  1曲目のLIVING OUT OF TOUCHなんてイントロのリフとドラムの入りなんてZepみたいなのですがやっぱり違います。What Love Can Beは途中のシャウトがロバートプラントそのものですが曲は雰囲気あってカッコ良い。

GREAT WHITE / ...Twice Shy 渋い

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 1989年のGREAT WHITEの4枚目。変わらずに渋いブルースロックを聞かせます。この頃になると初期にあったLA METALに近づけよう的なアプローチもなくブルーズロックの若道を行く感じに。HOUSE OF BROKEN LOVEはヴォーカルとギターが良い感じ。全体的にリバーブ、ディレイが強めなのが80年代ですが、スローな曲でギターが良い音。長めのイントロのリードが終わった後に入るヴォーカルがカッコ良い。

GREAT WHITE / Shot In The Dark ホワイトにハズレはない?

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 当時聞いた気がします。名前にホワイトがつくバンドはハズレがない。そんなのを聞いて買った気もします。1986年GREAT WHITEのセカンド。  当時のLA METALを想像するとちょっと違う感じもします。もっとブルージーで蚊の泣くようなか細さがあるバンド。その中でも異色に耳を引いたのが7曲目のRUNAWAY。東洋的なイントロもそうなのですが、なんというとリズム隊のクールな感じがカッコ良かった。