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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

AC/DC / DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP 初期から変わらず

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  1976年、メジャーセカンドアルバム。1曲目のタイトル曲から今も昔も変わらずのロックな感じが楽しい。難しいことを言わずにザクザクのギターと唸るヴォーカルで、聞けばみんなで大合唱できる感じがAC/DC。あとはギターのリフで目立つのは5曲目のProblem Child。シンプルなのに耳に残るのはAC/DCらしさ。

Pedal Diggers 10 レビュー 使いやすいTS

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TS10のコピーとか  珍しい緑色のペダルが安く売っていたので買ってきた。  Pedal Diggers 10 Ver1  TS10のコピーモデルだそうです。  TS好きとしてはTS10には興味はありますが、オリジナルは高すぎて躊躇。そんな中でコピーモデルでも安く買えるとなればそれも狙い目。  最近は通常のMXRサイズのVer2になっているようですが、こちらのVer1は少し横幅広め・少し長さが短めです。ボードへの組み込みについては特に問題ないレベル。  違いはオリジナルリスペクトなのか、IN/OUTと電源アダプター端子が上部に3つ並んでいること。  L型の電源アダプターを使っていたりするとちょっとだけIN/OUTのジャックが邪魔になったりする場合もあるかもです。  IN/OUTジャックが上部なので隣のペダルのジャック部とは干渉しないので左右は詰めてボードに設置できる場合もあるのでそれはメリットかも。 太い音  出音は太い。  コントロールもTSっぽ感じで迷わない。  やっぱりブースターとして使うのが良い感じで、LEVEL最大、DRIVE最小、TONEは最小か環境によってはちょっとだけ開ける、くらいのセッティングが密度の高い音になる感じ。  同じTS10コピーでもものによって違いがあって、JHSのBonsaiのTS10モードと比べると雰囲気は似ていますがPedal Diggersの方が若干音が丸いというか太くてサステインがある感じがします。  またLeqtiqueのMARと比べると雰囲気が結構違う。MARはキラキラした金属的な鈴が鳴ったような後味がありますがPedal Diggersはソリッドな感じ。  この辺りはどれも良さがあるので優劣はないのでお好みで選べば良いですし、TSのようなローゲインの楽しみ方として直列の組み合わせを試すのも良い感じ。

Warwick RockBoard DUO 2.0 レビュー 使いやすいサイズ

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 安くて十分な品質  チューナーも含めて足元のエフェクターをいくつか並べようとすると、欲しくなるのがペダルボード。  大規模なセットの場合はペダルの数も多かったりつなぎも複雑だったり、運搬まで考えるとボードは必須だったりします。  が、普段はペダル2、3個で十分。  過去の2、3個用の小さいボードを探したことがありましたが、どれもそれなりに良いお値段。有名ブランドになるとペダル本体より高いなんて当たり前。  そこで見つけたWarwick。とても安かったので買ってみた。  実際に見てみると有名ブランドの半分以下の値段で、作りはしっかり。  触っても不安に感じることもなく、床に置いてがたつくような歪みもなし。  小さいながらもボードの真ん中に補強の柱が入っているので中心部が凹むこともなし。   (実際にペダルを乗せたサイズ感)  実際にペダルを乗せるとMXRサイズペダルで3つ、ミニサイズだと5つくらいでしょうか。普通にロックの音出しであれば十分なサイズ感。ボードのケースをギターケースに引っ掛けて両手が開いた状態で移動できるのはとても快適。  スノコ型なので余計なケーブル、電源関係は裏側に隠せるのでスッキリ。ケーブル類が表に出ているとふとした時に引っ掛けたり絡まったりして結構ストレスですが、この辺りが解消されるだけでも数千円の価値はあるなと(電源引っかかったりすると機材にも良くないでしょうし)。 良いポイント  安いけど後発なのでそれなりに考えられているなと思ったのが下記2点。 ケース  本体はしっかりしているけどケースがチープというのは使い続ける観点では厳しい。持ち出す中で最も劣化してゆくのがケースだと思います。過去にも使い続けて取手のところが取れてきたり、ファスナーが閉まらなくなってきたり。また材質自体がチープでペダルが心配な場合も。ただギターケースと違いボードのケースは買い替えがハードルが高いので最初からしっかりしていると数年は安心。  ケース内部にボードを押さえるバンドもついているのも好印象。 (スーツケースのようなバンドも装備) ボードの横穴  もう一つはボードの横穴。  スノコ型なので電源関連は裏側に回します。その時にこの横穴からケーブルのやりくりができる。  この穴のおかげで電源関係のケーブル取り回しもスッキリ。  この穴はボードの右側にしかないので、左側に

QUIET RIOT / TERRIFIED 時代的に仕方ないか

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  93年、時代的にはHR/HMが下火になりつつある時代、大ヒットのMetal Healthの威光だけじゃどうにもならなくなってきた頃のアルバム。前作で活動停止しメンバー的にも色々あるのが多いバンドな印象ですが、ジャケットがいつものアレな感じで音的にも全盛期のストレートな音を周到して安心感。1曲目のCold day in HellからQRだとわかる出来上がり。あとはItchycoo Parkが入っているのが意外で面白い。

Earth, Wind & Fire / Touch The World 良作

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  1987年、火が消えるかと思っていたところに4年のブランクで復活。70年代後半のアルバムを越えなければいけない、何か新しいチャレンジをしなきゃ的な自身や周りの評価が邪魔をしたアルバムのような気もします。が、普通に聴くと70年後半に大ヒットしたアルバムからの都会的な垢抜けたリズムでEWFに期待するコーラスワークも健在。EWFに求めるものは詰め込まれており良いアルバムかなと。

FACES / Ooh La La しっとりな名盤

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  FACESの4thでラストアルバム。前半のピアノが印象的なストレートさとは対照的に後半のしっとり具合が印象的。7曲目のIf I'm on The Lake SideからラストOoh La Laの流れが秀逸。特にJust Another Honkyはロニーウッドの曲にロッドスチュアートのヴォーカルがマッチした名曲。ゆったりしたバッキングにヴォーカルの掠れ具合がカッコ良い。

The Who / Quadrophenia 名盤

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  言わずもがなThe Whoの名盤。2枚組の大作。  冒頭のI am The Seaの波の音から続くような2曲目 The Real Meはコンセプトアルバムの問題提起的な曲。各パートがストレートにバラバラの感情を表現しているようだが全体で聞くと1つにまとまっている。まさに四重人格の各人格のように聞こえる。  2枚目の5:15やBell Boyなど名曲も揃っていて当時のThe Whoの勢いを表す名盤。

BOSS BD-2W Blues Driver 技WAZA CRAFT レビュー 塊感あり

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 TS系とは違う定番  オーバードライブは音域の絞り具合がポイントになると思っています。  Blues DriverはTS系とは異なりミドルに集中するのではなくもっとドンシャリ気味な感じ。この辺りがリードギターでバンドでの音出しをした場合に抜けが心配な感じがしてこれまで通らずにいました。  軽く歪ませてバッキングでコードストロークのようなプレーであれば良さそうとも思っていましたが、自分の場合はそんなプレーはあまりないし・・・・  あとは正直BOSSのべダルってなんとなく避けてきたというのもありましたが・・・ Cモード  技WAZA CRAFTのポイントは上部にあるSとCが選べるスイッチ。  Sだと通常のBlues DriverでCがWAZA CRAFTのオリジナルということで、このペダルの売りはCモード。  これまでBlues Driverはちょっとうるさい・耳に痛いと思っていた高音部分ですが、Cモードだとこの辺りがマイルドになっている気がします。ローミッドの部分が出てくる感じで従来品のBlues Driverの高音のチリチリした感じも残しつつ重心低く構えた感じ。  ペダルのボリュームが結構大きくなるのでソロ用のブースターとして使うと良いかもとも思います。バッキングの場合にはギターやアンプの組み合わせによっては低音が出過ぎで抜けが悪くなる場合もあるかもです。  他のカスタマイズ製品だともっと高くなりがりですが、カスタマイズと従来品がセットになっての値段と思えばお買い得かと。

Taylor Swift / Speak Now カントリーポップ

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  Taylor Swiftの3rdアルバム。カントリー調をポップでロックな感じにまとめた感じで聴きやすい。冒頭のMineからバンジョーが入ったカントリーが残るしっとりした良曲。一方ではバッキングがエレキギターメインの曲も多く一気にロック・ポップスな雰囲気に。後半のBetter Than Revengeなどはすっかりロックでこれはこれで良い曲。

Earth, Wind & Fire / Heritage 時代的に

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  1990年のアルバム。時代的に黒人ダンスミュージックが前に出てきて、思えばこの頃からロックに厳しい時代に入りつつあったのかもと思います。そんな中で時代に合わせて新しい要素を入れたのがこのアルバムかも。EWFのイメージは70年代の太陽神を崇めていた頃で当時そのイメージでこのアルバムを聞いてちょっと違う感じになったのを覚えていますが、今になって聞くとそのファンクな感じは一貫しているなと。

Angra / Aqua パワーメタル

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  Angraの7thアルバム。やっぱり1stの衝撃以降聞き続けていますが、結構普通のパワーメタルになってきた感がある7th。イントロの1曲目から続く2曲目のArsing ThunderはAngraらしい疾走系クラシカルな曲。ただなんというかヴォーカルもギターも突き抜ける感が少なく微妙に飛距離が伸びない感じ。  ただ変わらずの世界観と独特な展開や構成はすごいなと。ラスト3曲は速い曲ではなく尖った感じはないけれどもしっとりと世界観を見せる構成。この辺りは尖り一辺倒ではない実力。

FREE / Heaetbreaker フリーとは違うサウンド

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  1973年、Freeのライトアルバム。メンバーが違うせいかこれまでのFreeの音とは大きく違う。泥臭さが抜けてスッキリしたブルーズロックな感じというよりはすtロレートなロックサウンドに近い。1曲目のWishing Wellからカッコ良いロック。やっぱり言わずもがなヴォーカルの表現力が聞いていて楽しい。4曲目のタイトル曲もソウルフルなヴォーカルが楽しい。Heartbreakerというタイトルの曲はLed Zeppelin然りGrand Funk Railroad然り名曲揃い。  

HUMBLE PIE / SMOKIN' 70年代の勢い

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  1972年のHUMBLE PIEの傑作。70年代ロックのギター、ベース、オルガンがそれぞれ主張のある全体的にミドルテンポだけどノリノリな演奏。曲的にもHot 'N' NastyやC'mon Everybodyなどの佳曲が揃う名盤。  印象に残っているのは6曲目の30 Days in The Hole。確かMr.Bigのファーストアルバムのラストでカバーが入っていたのをよく聞いていた記憶が。最近だとGlenn Hughesが入ったThe Daed DasiesのHoly Groundでもカバーが入っていたな。こちらもGlenn Hughesのソウルフルな歌があっていてカッコ良かった。