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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Rory Gallagher / Against The Grain 生々しい音

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  1975年の7枚目。この頃はすっかりロックなアルバム。正直アイルランドの音というのはわかりませんがこのアルバムは突き抜けるようなロック。スタジオ版なのにそこらのライブよりも生々しい感じ。冒頭のLet Me inからストレートなストラト の音で直球のリフ。音を重ねたりとか構成を考えたりとかではなく一発勝負な感じがロックらしい。「上手い」ではなく「カッコ良い」を体現している感じなのがこのアルバムかなと。

STRYPER / IN GOD WE TRUST 独特なドラム

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  Stryperの4thアルバム。正直前作のTo Hell With The DevilまではヴォーカルのMichael Sweetの独特な声が特徴的な感じがあるバンドという印象でヴォーカルの美声と美メロが前面に出た感じだったかと思います。しかしながらこの4枚目、リズム隊が急にカッコ良くなった。1曲目のタイトル曲、イントロのドラムパターンがタイトで印象的でかつストライパー的で、それにツインリードが載ってどこからどう見てもストライパー的なイメージの完成。急に上手くなった名盤アルバム。  

Jason Becker / Perpetual Burn 見事なインスト

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  Jason Beckerの1stソロアルバム。シェラブネル系のハイテクギターインスト。時代的にはCacophonyのSpeed Metal Symphonyを出した後で、1曲目のAltitudesからCocaphonyにあった東洋的なフレーズと元々にクラシカルなフレーズが折り混ざって独特な雰囲気。4曲目のAirはクリーントーンが前に出る曲。スウィープ率なんかも高いですが独特の雰囲気もあって他のシェラブネル系のギタリストとは線引きができる印象。

Suhr Doug Aldrichピックアップをレスポール に載せる

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余っていたピックアップを再利用   数年前、フロントとリアをセットで購入してSchecterのギターに載せていたSuhr Doug Aldrichピックアップ。Schecterは処分する際にオリジナルに戻してSuhrは取り外して保管。ふと思いついて古いギブソン レスポールに載せ替えることに。 大きさの違い  元々購入した時はSchecterのフロイドローズタイプのブリッジが載ったギターに載せるために買ったので、いわゆるフェンダーサイズのものを購入していた。ギブソン タイプには小さいサイズなのでしょうが、今回は余剰ピックアップの再利用なので試しにそのまま載せてみることに。  載せてみると、1弦、6弦共にリアピックアップのホールピース の上には弦が通っている感じに。確かしホールピースの中心ではないのですがそれぞれ1mmくらいのズレでホールピースの上を通っているのでまあ良しでしょうか。 音  Schecterに載せた際は上品でそれはそれで良かったのですが、レスポール に載せるとこれが化ける感じ。パワーが強いのはよくわかるのですが、暴れるわけではなくうまく包み込んでおいしいところだけをだす感じに。レスポール に載せることを想定してのピックアップだと言うことがわかる感じ。  ピックアップって載せてみないとどんな音になるか分からないところが難しいのですが、このピックアップはレスポールとの相性は良いようで。

Montreux custom wrap around bridge ポン付けパーツとして優秀

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 レスポールジュニア のオクターブ調整   レスポールジュニア のテールピース兼ブリッジの作りは雰囲気あってカッコ良いのですが課題はオクターブチューニンギができないこと。  P-90ピックアップは良い音するしスチューデントモデルでガシガシ弾くってのはカッコ良いのでもっと使いたかったのですが、やっぱり気になるオクターブ。低い位置でのパワーコードくらいであればなんとかならんこともないのですが、3弦4弦で4度の音や2弦3弦での4度なんかはロックだと12フレットあたりで出すことも多いと。  ブリッジ全体を前後させることで大雑把には合わせられるのですが、細かいところは調整ができないのがこの仕組み。 バダスタイプのブリッジ  ふと目についたのがバダスタイプのブリッジ。  思い立ってBC Richのワーロックに付いていたバダスタイプのブリッジをレスポールジュニア に付けてみた。結論としてはブリッジ位置が高過ぎで弦高が高くなり元に戻すことに。  ある日見かけたのがMontreuxのバダスタイプ。低めにできていてネックの仕込み角度が低いタイプのギターでも弦高が高くならずにセッティングできるとか。 (そこそこ良いお値段なので中国製コピー品と迷ったけど) 取り付け  取り付けは簡単。レスポールジュニアにそのまま加工なしで取り付け。駒には溝がないのでそれは自分でつける必要あり。そもそもレスポールジュニア はスタッドの取付位置が6弦側に寄っているので弦の位置は駒の中心じゃないと。  大まかにナットからの位置を測ってブリッジの位置を決めて、仮で弦を張ってピックアップのポールピースの位置を参考にヤスリで溝を掘る。  セットできたらあとは通常通りのオクターブチューニング 。  スタッドは専用のスタッドでこのブリッジがぴったりハマるようになっているのでガタつきもなくスッキリ。心配だった弦高も問題なくセッティングに制限もなし。 音は  これまでのブリッジよりも少し金属的な響きが出るようになって豪華な感じ。近い例で言うと通常のストップテールピースからBigsbyを付けた時の変化のような音。 レスポールジュニア などお使いの方にはお勧めできるパーツ。

MONTREUX Selected Parts Sprague Orange Drop 716P 0.022uF 400V コンデンサ交換の効果

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  思い立って70年代製の古いレスポール電装系を交換しようと思い立ち、コンデンサーも交換しようと購入。  正直どれが良いのかも分からないのでオレンジドロップ、という聞いたことがある名前で選択。ハムバッカーなので0.022uFを選択して取り付け。  音はこれまでと比べると上品でスッキリとした出音な感じ。レスポールの重厚さを出しつつも嫌な雑味の部分をスッキリさせた感じでしょうか。  トーンノブを回すと当然音が変わりますがトーンがフルの状態でも音が変わるのでコンデンサって結構重要な要素の一つ。交換するのは簡単だしパーツは安いし。

SOLDIER STRAP STP-GL-018 レビュー

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  初めて見たブランドですが安かったので買ってみた。 良い点  肩のパットが厚みとクッション製があって重めのギターでも大丈夫そう。あとはストラップ側の厚みもそれなりにあるのでパットが簡単に動かないのでギターを構えた時の安定性はありそう。  あとはシャーラーのロックピンをはめてみましたが、エンドピン用の穴がそれなりに大きく開いているのでストラップ側の加工なしでエンドピンが取り付けられたこと。エンドピン用の穴が小さいストラップがあって穴を大きくする加工をしないとロックピンがつけられないストラップも多いので。 不安点  ストラップ自体が弾力?がある。なので引っ張ると伸びる。ギターの重さで伸びないか、また耐久性はどうなのか?不安がある。  ギターの重さで伸びるのであれば伸びる分を考えてストラップの長さを調節すれば良いが、伸びてプチッと切れると目も当てられない。  まあ安いので試しに使ってみて不安があれば変えようか。  

Sonata Arctica / Ecliptica メロスピ

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  Sonata Arcticaのファーストアルバム。当時若干20歳前後だったらしいのですが、そうとは思えないメロスピ的な完成度。疾走感とか美旋律とか哀愁メロディとかメロスピ的な要素が揃っている期待の新人デビュー作って感じでしょうか。  1曲目のBlank Fileはアルバム冒頭らしい疾走感とキーボードとギターの長めの間奏だったりとメロスピ要素詰め込みな曲。ヴォーカルがちょっとぎこちなかったりもしますがそれもカッコ良い。  あとは6曲目のFullmoon。この曲がキラーチューンでしょうか。1曲目ほどの疾走感ではないのですが哀愁メロディで北欧感満載。

Glenn Hughes / The Official Bootleg Box Set V コスパ良いセット

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  7枚セットのライブ音源のセット。1枚はBurning Japan Liveとして発売されていますが、それ以外は未発表とか。未発表で場所や時代は複数に渡っていますがライブで演る曲はある程度決まってくるもので各CDで曲は被ったりしていますし、正直音質が良くないものも入っていますのでかなりマニア向けのコレクションなのかなと。  その辺りを差し引いたとしてもやはりVoice of Rockなのは確定で、どの音源でも安定したヴォーカルを聞かせてくれます。音質が良ければもっと良いのに。

SHOW-YA / HARD WAY 前作の影で

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  大ヒットOuterlimitsの次で、前作で確立したハードロック路線を引き継いだ感じ。前作のようなキラーチューンが少ないので影に隠れた感じにはなっていますがアルバムとしてはカッコ良くまとまった感じ。4曲目の魔性はRainbowな感じでキーボードのソロが潔いし7曲目のギャンブリングは前作のBattleExpressのようなイントロのギターリフがカッコ良い曲。実質このアルバムでバンドとしても一区切りになるアルバムでラスト前のうちにかえろうなんて結果が決まっての曲だったのかも。

BOSS MS-3 レビュー

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 人気の機種  発売当時からなんとなく気になっていた機種、安く売っていたので思わず購入。  昔、マルチエフェクターといえばKORGのA-5やBOSSのSE-50を使っていたこともありましたが、大きい・重い、などでここ20年は歪みペダルのみに。  購入を決めたのは昨年安く買った同じくBOSSのGT-1。家の宅録などに使おうと買ったものですが、PhaserやFlangerが結構良い感じでかかったのが決め手。 (結構小さくで軽い) 音は  PhaserとFlangerをよく使うのですがこれが結構良い感じにかかってくれます。MXRのPhaser90と同じくMXRのFlangerが代替元の機種ですが、かなり近い感じにセッティングできかなりポイント高い。原音とエフェクト音のミックス量も設定できるのでペダルよりも柔軟なセッティングが可能。接続順も柔軟で歪みペダルの前にPhaserやFlangerをセットできると。  普段使っているMXRのPhaserとFlangerだけでもそれなりの重さ(かつFlangerは18V電源必須)なので、それの代替目的でと思っての導入ですが、十分に目的達成な感じ。   あとはDynacompもポコポコした感じがよく出ていて使える感じ。 音切れ  ネットを見るとパッチ切り替え時に音切れがあるとかで不安に思いながらの導入でした。  曲中だとかなりタイミングよくスイッチを踏まないと厳しいレベル。  ただよく聞くと音切れというよりはガラッと音がかわる事による違和感という方が近いかも。切り替えた瞬間にそれまでにエフェクトの残響や空気感もスッパリ消えて次のエフェクトが1から始まる。冷静に聞くと「音が途切れる」時間はほとんどありません。なのでモジュレーションや空間系を使わないパッチ同士の切り替えであればタイミングよく切り替えることで目立たないのかなと。  ただ同じパッチ内でモジュレーションなどの各エフェクトのON/OFFなどをコントロールできるので、パッチをチェンジするのではなくカレントナンバーなどの操作でコントロールするのが設計思想なのではないかと。  実際の使い方としては基本の音を作っておいてカレントナンバーにPhaserやFlangerを割り当てて曲中でオンオフ。これでペダルを使っているのと同じ操作感で音切れも全くない。 総評  中古市場でも値段も下がらず、す

AC/DC / Powerage 今も変わらず

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  1978年のアルバムですが、やっぱりどの時代を聞いても同じ安定の雰囲気。どこをどう切ってもAC/DCなのですが特に中盤のGimme a BulletからWhat's Next to The Moonあたりの流れがカッコ良い。特に4曲目のRiff Raffでしょうか。2本のギターのリフが絡み合う縦ノリな雰囲気がAC/DC。疾走感ある触れるロックな感じがこのアルバムのキラーチューン。

Rory Gallagher / Defender ライブ感

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 1988年 Rory Gallagherの後期のアルバム。88年頃といえば世の中的には産業ロック的な感じだったりUS Popsのようなスタジオで作り上げた音的な物が多数あった時代ですが、そんなのは関係ないが如く前時代的なライブ感のアルバム。1曲目のKickback Cityも2曲目のLoanshark Bluesも出だしの4カウントが聞こえてきそうな勢い。ストレートなブルーズとかブギーとかってキャッチーじゃないのですが、それが逆に安心感あり。