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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Paul Gilbert / Flying Dog 歌とギターのバランス

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 1998年のセカンドソロアルバム。  正直ファーストアルバムはギターがあまり入っていない印象で、ちょっと退屈な感じもありましたが、今回はビートルズ的、チープトリック的なポップさはそのままにギターをしっかり入れて、ソロも見せ場も作って、という感じになっています。結果的にギターリフも前に出てメタラーが聞いても面白いできかと。  Down To Mexicoなんかはリフが面白くてギタリストが聞いても面白い。

Paul Gilbert / King Of Clubs ソロデビュー

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 ポールギルバートのソロデビューアルバム。  ギタリストのソロにありがちなテクニカルギターなアルバムではありません。そういう意味ではRACER Xとは対極にある感じもします。Mr.BigのTake Cover的なポップさがつまたアルバムかと。  2曲目のVINYLはビートルズ的な雰囲気のあるポップな曲。Mr.Bigの時の某Young Guitar誌のインタビューで「ポップな音楽をやりたい」と言っていたのを思い出します。

Paul Gilbert / Tribute To Jimi Hendrix 遊びのような

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 フランクフルトジャスフェスティバルのライブ音源。元々出演の予定者が来れないことがわかり、たまたまその場にいたポールが出演したとか。  5曲で42分とギターソロを長めにして即興演奏で持たせると。  ジミヘンを意識した歌とギターでなかなか面白い感じ。

RACER X / Getting Heavier 速さより重さ

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 RACER X最後のスタジオアルバム。名前の通り速さよりも重さが目立ちます。  特に目立つのがドラムでしょうか。1曲目のDr.XはPainkillerを思い出すようなへヴィーなドラミング。アルバム全体的にヘヴィーなイメージですが、そのイメージの重要な要素がスコットトラヴィスのドラムでしょうね。  ギターは全体的に疾走感が少ない感じもしますが、2曲目のLucifer's Hammerでは耳を引くソロが聞けます。

RACER X / SNOWBALL OF DOOM 2

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 2002年、前作のSNOWBALL OF DOOM Live at the Whiskyに続くOfficial Bootlegという位置づけらしい。2枚組の18曲とボリュームは十分。  Superherosから始まり、ギターソロやベース、ドラムのソロも入っている盛りだくさんな内容。

RACER X / Snowball of Doom Live at the Whisky 再結成後のライブ盤

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 2001年 再結成後ライブ盤。  昔の曲もそれなりに多いですが、残念なのはブルースブイエが入っていないこと。初期のいわゆるRACER Xの代表曲としてはやっぱりツインリードで再現してほしいとは思うのですが・・・。  しかしながらテクニカルなギターは十分でそれを聞くだけでも楽しいかも。

RACER X / Superheroes 1曲目から

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 2000年のアルバム。Mr.Big以降はメロディアスな部分だったりさまざまなジャンル・アプローチも目立ちますが、RACER Xに関してはテクニカルかつヘヴィー。  メロディアスなギターを聞きたいひとはMr.Bigやソロ名義を聞けば良いと思いますしRACER Xに関してはテクニカルに振っているのが分かりやすくて良いかと思います。  1曲目のタイトル曲Superherosはイントロから全開で気持ちが良い。高速な単音リフにドラムベースのユニゾンが乗るあたりがカッコ良い。Aメロに入ってハイトーンのロングトーンのヴォーカル。どことなくジューダスプリースト風な感じもあります。  そして怒涛のソロ。持てるテクを全て詰め込んだような感じ。