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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

The Jimi Hendrix Experience / Electric Ladyland ファンク的

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Experienceのラスト  The Jimi Hendrix Experienceとしては3枚のアルバムを出していますが、その最後のアルバム。完璧なほど揃ったアルバム。  個人的にはその前の2枚よりも縦に揺れるファンクな印象があります。8曲目のGypsy Eyesはイントロのファンキーなギターからヴォーカルとユニゾンで入ってくるあたりがカッコ良い。  最後は完璧なキラーチューン、Voodoo Chile (Slight Return)。説明が不要なほどイントロのワウが教科書的。  静かな夜に音量大きめに聴きたい。

The Jimi Hendrix Experience / Are You Experienced? 言うまでもなく名盤

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ジミヘンのファースト  言うまでもなく名盤。  ギターが聴きどころで、よく言われるのがジミヘンコード。Purple Hazeなどに出てくる#9thの入ったあの音。ロックな緊張感が出てくるコード。  ブルーズというよりはハードロックな感じのヘヴィーな進行の中にリードともバッキングとも決められないような自由なギターが入るのがすごい。Stone FreeとかFoxy Ladyとかも同様。  ギターだけでなく楽曲のセンスも聴き所。Fireのようなアップテンポのイケイケもありますが、The Wind Cries Maryのようなバラードの美しいコードセンス。

CREAM / BBC Session 短い中に詰まった

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短い中に  BBC Sessionっていろんなシリーズがあります。Jimi HendrixだったりLed Zepellinだったり。どれも聞き応えのあるシリーズだったりしますが、CREAMも同様。  ただLive Volume IIなどと比べると1曲1曲のアドリブが短く終わるようにプレーされていて結果的に短くなっています。これをコンパクトにまとまっていて良いと捉えるか、物足りないと捉えるか。  

CREAM / Live CREAM Volume II キラーチューンのあるライブ

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キラーチューンのあるライブ  LIVE CREAMと異なるのはキラーチューンが入っていること。White ROOMやSunshine of Your Loveなど即興演奏だけでなくポップな面も聴ける良い選曲。  アドリブの点では5曲目のSunshine of Your Loveと6曲目のStepping' Outが秀逸。ジャックブルースのベースもぐいぐいきますが、クラプトンのギターが変幻自在で面白い。

CREAM / Live CREAM やっぱりライブ

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やっぱりライブ  CREAMはやっぱりライブバンドだと。長いアドリブを入れたテクニカルでジャズのようでもあるハードロック。3人で余計な音もありませんが全く引かないでぶつかり合っている感じがアンサンブル重視のバンドや楽曲とは異なります。  ただアルバムとしてはキラーチューンがないのが残念かなと。

CREAM / Goodbye ライブ音源が良い

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クリームといえばライブ  ライブ音源を聴くと改めてライブバンドだというのが認識できます。  1曲目のI'm So Gladからカッコヨイカッコ良い。ブリブリした太いながらも歯切れの良いフィンガーピッキングのベース音がバンドの骨になっています。2曲目のPoliticianも怪しい雰囲気で良い感じの音源なのですが、やっぱりI'm So Gladのロック感、イケイケ感が最高な1枚。

CREAM / Wheel of Fire 素晴らしきアドリブ

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素晴らしき即興演奏  Wheel of Fireで邦題がクリームの素晴らしき世界。この時代の邦題はなかなかセンスがあります。ビートルズもそうですしエアロやVan Halenの初期とかも。  このアルバムのキラーチューンはやっぱりCrossroads。ライブバンドだけあってアドリブでの存在感のアピールがすごい。ジンジャーベイカーがリズム隊に徹せずにタム回しをすると、ジャックブルースもグイグイきます。アドリブで様々なベースラインを出してきますがコード感を損なわないラインが秀逸。  ギターソロはAペンタトニックで押してきますが、出だしはAメジャー、途中からAマイナーに切り替えて弾いているあたりがさすがのセンス。