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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

KINGDOM COME / KINGDOM COME LED CLONES?

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 88年 KINGDOM COMEのファースト。Led Zepellin風な感じが多かったためLED CLONESなどと批判されていました。ヴォーカルのレニーウルフがロバートプラントに似ているので余計にそう思いますが、ギターとドラムは雰囲気違います。  1曲目のLIVING OUT OF TOUCHなんてイントロのリフとドラムの入りなんてZepみたいなのですがやっぱり違います。What Love Can Beは途中のシャウトがロバートプラントそのものですが曲は雰囲気あってカッコ良い。

GREAT WHITE / ...Twice Shy 渋い

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 1989年のGREAT WHITEの4枚目。変わらずに渋いブルースロックを聞かせます。この頃になると初期にあったLA METALに近づけよう的なアプローチもなくブルーズロックの若道を行く感じに。HOUSE OF BROKEN LOVEはヴォーカルとギターが良い感じ。全体的にリバーブ、ディレイが強めなのが80年代ですが、スローな曲でギターが良い音。長めのイントロのリードが終わった後に入るヴォーカルがカッコ良い。

GREAT WHITE / Shot In The Dark ホワイトにハズレはない?

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 当時聞いた気がします。名前にホワイトがつくバンドはハズレがない。そんなのを聞いて買った気もします。1986年GREAT WHITEのセカンド。  当時のLA METALを想像するとちょっと違う感じもします。もっとブルージーで蚊の泣くようなか細さがあるバンド。その中でも異色に耳を引いたのが7曲目のRUNAWAY。東洋的なイントロもそうなのですが、なんというとリズム隊のクールな感じがカッコ良かった。

Warrant / Ultraphobic 時代の流れ

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Warrantの4枚目。1995年という時代でハードロックからグランジに変わった時代。多分にもれずWarrantもグランジ路線に。これまでのキラキラ感がなくなってダークな感じに変わっています。  そんな中でもポップセンスは残っていて8曲目のHighは名バラード。特にギターソロがドラマチックで盛り上がりがある。

Warrant / Dog Eat Dog 地味

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 ファースト、セカンドがヒットな感じでしたがサードはキラーチューンがなく地味な感じ。サードはこれまでのハードポップではなくストレートはHRアルバムになっています。そんな中で時折入るピアノが良いアクセント。  6曲目のThe Bitter Pillなんてファースト、セカンドでは考えられなかった名曲。ピアノとの掛け合いっぽいヴォーカルだったりオペラ調の展開だったりで壮大な大曲。

Warrant / Cherry Pie ハードポップ

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 1990年、この頃くらいまでのLAメタルシーンは楽しい。パーティーでポップなアルバム。イメージ的には同時期のPoisonが似た感じでしょうか。とは言いつつもタイトルチューンのCherry Pieは以外にハードなリフだし歌メロもポップとは言えないロックな感じで普通にカッコ良い。もともとアルバムタイトルになるはずだったUNCLE TOM'S CABINも渋くて良い曲。  この頃のバンドはバラードも重要。3曲目のI Saw redは名バラード。

Sammy Hager / Sammy Hagar & Friends アメリカンロック

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 Sammy Hagerが多くのゲストミュージシャンを集めて作成したデビュー40周年の記念アルバムだそう。1曲目のWinding Downではスライドギターのブルーズ。もっとロックな感じで来るかと思いきや意外な始まり。全体的にブルーズ的な曲が多くSammy Hagerのルーツ的な感じでしょうか。  意外だったのは3曲目のParsonal Jesus。メンバーはニールショーン、マイケルアンソニー、チャドスミス。リズム隊はChikenfootの二人ですがこのメンバーでブルーズ。

KISS / ALIVE II 名盤

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 1976年、Love Gunを出した後のライブ音源。Destroyer、Rock and Roll Over、Love Gunの全盛期の有名曲が入ってベスト盤的な選曲。  1曲目のDetroit Rock CityからラストのShout it Out Loudまで一気に聞くことができる。1枚目のAliveに続きスカスカ感はなくしっかしした塊感が感じられる良い音。  最後のスタジオ版5曲ってのは必要かどうかわかりませんが・・・。

KISS / ALIVE ! 地獄の狂獣

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 1975年、KISSファースト、Hotter than Hell、Dressed to Killの3枚のアルバムから16曲収録。スタジオ版だとスカスカな感じと言われている音ですがライブだと音の太さが出ています。初期の名曲が太い音で前に出てくる感じがカッコ良い。スタジオ盤が良いバンドとライブが良いバンドがいますが、KISSは間違いなく後者であると。

KISS / Psycho Circus オリジナルメンバー

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 1998年、オリジナルメンバー ジーンシモンズ、ポールスタンレー。エースフレイリー、ピータークリスの四人でメイク姿での再結成。そうなれば往年のファンは聞かなければならない感じ。  1曲目のPsycho Circusから往年のKISSのリフ。勢いがあるパーティーナ感じが良い。ギターソロはポールスタンレーによるもの。残念ながらドラム録音はオリジナルメンバーではないようですが・・・。  全体的には録音やミックスは今風になっていてKISS節が今風な音で楽しめる。

KISS / Hot In The Shade 長編

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 1989年、レコードからCDに移り変わりつつあった時代、収録時間が増えたせいか曲数が多い。良い曲もありますが捨て曲もあるので最後まで通しで聴くのはちょっと辛い感じもします。  良いのはHIDE YOUR HEARTとFOREVERでしょうか。HIDE YOUR HEARTはKISSらしいわかりやすいポップなハードロック。特にサビがクセになる。FOREVERは大げさですがKISS史上というかロック史に残るくらいの名バラードかなと思います。

KISS / Unmasked 地味なアルバム

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 前作のDynastyに隠れた感じの地味なアルバム。キラーはないけど良い曲はあると思いますが・・・。全体的にポップでエッジがない感じがKISSらしくないという感じでしょうか。そんな中でもSHANDIなどはポップなラブソングで聴きやすい感じにまとまった良い曲だなと。

KISS / Dynasty ディスコブーム

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 79年、これまでの割とストレートなロック、ポップなフォークソングな路線からディスコブームな感じの雰囲気に変わったアルバム。キラーは1曲目のI WAS MADE FOR LOVIN' YOUでしょうか。ディスコなリズムですがポップなメロディが乗って雰囲気的にはEWF的なものを感じます。そんなディスコなリズムの中に短いですがギターソロがあってそれがまたカッコ良い。エレキギターの美味しいところをつまんだ感じのフレーズ。