最初の1台には良いかも
tc electronicのTone Printシリーズ。ミニサイズのFlangerペダル。
特価で売っていたので試しに購入してみました。個人的にはクリーントーンのアルペジオなどはコーラスよりもフランジャーの方が好きなのでフランジャーは欠かせないペダルです。
コンパクトなサイズにつまみが3つ。DepthとSpeedとFeedback。一般的なつまみです。
トゥルーバイパスのスイッチに、アナログドライスルーでドライ音は余計なところを通らずにそのまま出力。
バッテリー端子は右のインプット側上部にあります。この位置であればボード組み込み時にも邪魔になることはありません。
ノイズも少なく小さいのでボードへの組み込みも問題なく。相変わらずtc electoronicのペダルは値段の割に基本性能が高いです。
tc electronicの売りとしてはやっぱりTone Printでしょうか。これで自分でつまみの効きを調整したり、有名プレイヤーの設定をコピーしたりできます。以前Flashback delayを使っていた時に色々面白かったのでFlangerの場合はどうだろうと興味がありました。
Webサイトにもいろんなプレイヤーの設定データがありますしそれを順番に試して行くだけでも結構楽しめます。
音はどうか
音の印象としては上品です。これはtcelectronicの特徴かもしれません。すっきりとハイファイな音。購入した目的としてはEVHの「あの音」が出るかどうかと期待しての購入でした。TonePrintでもそのセッティングがあったので。
結論としては難しいかなと。似た感じにはなって良い線なのですが、上品ゆえにエグさとか田舎臭さが足りない。例えるなら優等生が悪ぶっても根っからの不良にはなりきれないような。
EVHの音を求める人は素直にMXRのM-117を購入するのが吉だと思いますが、それほど明確に出したい音を決めていない、手軽にいろんな音を試したいという方には非常に良いペダルかと。何より基本性能は高いので普通にスタジオやライブをするくらいであれば全く不満は出ないかと思います。
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