東海岸出身で
BonJoviの弟分と紹介されていたような気がします。
アルバム全体にパワーがあります。BonJoviのサポートがあったからかどうかわかりませんがアルバム全体の音にパワーがあります。圧力というか(音圧ではなく)音の方から耳に近づいてくる感覚があり、何かをしながらのBGMとして聴くことができない。このアルバムがかかっていると曲を聴いてしまうパワーが。
このアルバムは楽曲がしっかりしていてキラーチューンも多数あって、何よりヴォーカルのセバスチャンバックの歌唱力が素晴らしい。ラフな感じに歌っている中で一気に上がるシャウト何て聴きどころ満載。ちょっとかすれ気味で歌ったりシャウトでも細くならないなど巧さというよりは天性の凄さを感じるものが。
そんなヴォーカルなのでバラード系の曲がキラーチューンに並びますね。と、言ってもこの時代の産業ロックのようなキラキラした雰囲気バラードではなくロックバラード。
5曲目の18 and Lifeとか10曲目のI Remember Youとか。
スローでバッキングがロングトーンのパワーコードだったりクリーンのアルペジオだったりでヴォーカルの帯域を空けることで自由に歌っています。あえて隙間を空けることでヴォーカルがその隙間を埋めるように歌うってのはヴォーカルの技量が冴えます。
もちろんロックな曲でザクザクゆく感じも耳に残るコーラスとともに良いです。
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