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12月, 2022の投稿を表示しています

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Rubber / Ultra Feel 名義が違うと異なるバンド?

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  Harem Scaremから通算すると7枚目になるアルバム。メンバーはドラム以外同じとのことですが、それまでのHarem  Scaremと比べると違う雰囲気がします。歌い方やギターの音も違って聞こえる。それまでのキラキラ感がなくなり野太い感じの音になっているので最初に聞いた時にはメンバーが異なるのかと思ったくらい。  アルバムを聴き進んでゆくとHarem Scaremらしい展開が出てきます。10曲目のRunning Awayでは初期の頃を思い出させるメロディがあったり。  それまでのHarem ScaremからRubberという名前を節目にそれ以降のHarem Scaremになったのでしょうか。

David Bowie / Never Let Me Down 産業ロックと揶揄

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  87年、産業ロックと言われた時代の17thアルバム。電子音源も多数入ってこの時代の流行りの音楽になっています。70年代の初期のアルバムのような哀愁ある緊張感がなく印象が残らない感じもあります。とはいえこれまでもアルバムのたびに新しいサウンドを出してきたDavid Bowieとしてはその流れの1つであるかなとも思います。緊張感は感じられないとはいえテーマや狙いはしっかりしている気がします。

L.A GUNS / Hollywood Vanpires マイルドな感じに

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  L.A GUNSの3rdアルバム。前2枚はザクザクした荒い感じがありましたが3rdはエッジがマイルドになって丸くまとまった印象。ストリングスなどの音も目立ったりしてライブというよりはアルバムメインの音になっている感じ。  ですがトレイシーガンズのキャッチーな楽曲と安定したギターは健在で全2作との印象は異なるものの安定して聴ける感じ。

QUEENSRYCHE / TRIBE グランジ風のラスト

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  前作Q2K、前々作のHear in the Now Frontierに並ぶグランジ、オルタナ期のアルバム。このバンドにはあの名盤アルバムの頃の音楽性に戻って欲しいと思わなくはないのですが、順番にアルバムを聴くと時代の流れに合わせた正当な進化なのかもと思ったりします。  Geoff Tateの声は渋い感じの発声に変わっていますが、政治的・社会的なテーマや知的な雰囲気は当初から変わらず。