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12月, 2021の投稿を表示しています

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

QUIET RIOT / TERRIFIED 時代的に仕方ないか

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  93年、時代的にはHR/HMが下火になりつつある時代、大ヒットのMetal Healthの威光だけじゃどうにもならなくなってきた頃のアルバム。前作で活動停止しメンバー的にも色々あるのが多いバンドな印象ですが、ジャケットがいつものアレな感じで音的にも全盛期のストレートな音を周到して安心感。1曲目のCold day in HellからQRだとわかる出来上がり。あとはItchycoo Parkが入っているのが意外で面白い。

Earth, Wind & Fire / Touch The World 良作

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  1987年、火が消えるかと思っていたところに4年のブランクで復活。70年代後半のアルバムを越えなければいけない、何か新しいチャレンジをしなきゃ的な自身や周りの評価が邪魔をしたアルバムのような気もします。が、普通に聴くと70年後半に大ヒットしたアルバムからの都会的な垢抜けたリズムでEWFに期待するコーラスワークも健在。EWFに求めるものは詰め込まれており良いアルバムかなと。

FACES / Ooh La La しっとりな名盤

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  FACESの4thでラストアルバム。前半のピアノが印象的なストレートさとは対照的に後半のしっとり具合が印象的。7曲目のIf I'm on The Lake SideからラストOoh La Laの流れが秀逸。特にJust Another Honkyはロニーウッドの曲にロッドスチュアートのヴォーカルがマッチした名曲。ゆったりしたバッキングにヴォーカルの掠れ具合がカッコ良い。

The Who / Quadrophenia 名盤

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  言わずもがなThe Whoの名盤。2枚組の大作。  冒頭のI am The Seaの波の音から続くような2曲目 The Real Meはコンセプトアルバムの問題提起的な曲。各パートがストレートにバラバラの感情を表現しているようだが全体で聞くと1つにまとまっている。まさに四重人格の各人格のように聞こえる。  2枚目の5:15やBell Boyなど名曲も揃っていて当時のThe Whoの勢いを表す名盤。