これは名盤
初めて聞いたのは20数年前。いろいろありまして最近聞いています。
1曲目のCrying in the Rainのイントロからテンション上がる。それまでのWhitesnakeとは音も雰囲気も明らかに別バンドと思える雰囲気。
前作のSlide it inもアメリカ風の良いアルバムですが、それ以上に当時の派手なメタルな感じをそのまま表現したアルバム。
また次作のSlip of The Tongueとも異なる。
やっぱりJohn Sykesの存在感が大きい。セルフカバーも2曲ありますが、どの曲も個性があって良い雰囲気にまとまっています。
個人的にはJohn Sykesの幅の広いビブラートがエモーショナルな感じが出てて聞く価値があります。テクニカルな面の魅力もありますが、やっぱりゆったりとしたビブラート。
レスポートカスタムを構えてのファットなリードというのは、それだけでご飯が食べられるくらい良い音です。
各曲レビュー
Crying in The Rain
これは曲的な視点でいうとオリジナルのSaints and Sinnersも良いのですが、ギター的な視点でいうとJohn Sykesのプレーが良い。
メタルな感じの押し出し感とギターのピッキングハーモニクス。ビブラートの聞いたギターソロ。
BadBoys
これは分かりやすいロックソング。
Still of The Night
これがこのアルバムの代表曲ですね。LedZepellin風だと言われていましたが、曲全体の広がりとか雰囲気はオリジナルだと思いますよ。
Here I Go Again
これも1曲目と同じくセルフカバー。個人的にはこのバージョンも好きですし、オリジナルも。
曲自体の良さはSaints & Sinners、ドラマチックな展開はこのバージョン、ロックな雰囲気であれば1987Versionですね。
Is This Love
20数年前はあまり好きではなかったんですよね。ちょっと退屈な感じで。
でも最近は代表曲も思えるくらい好きです。
イントロのベースのフレーズとそれに乗るヴォーカルの雰囲気が他にはない。
Children of The Night
これはまさにJohn Sykes節は感じ。イントロもそうですしギターソロの音使いなんかもレスポールを持っている感じの音ですね。ストラト風のギターだったとしたら違う音使いになっているかと。
総評
これは一般常識として聞くべき。古き良き時代の良い音。
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