Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Dio / Killing The Dragon ダグアルドリッジの良いギター

古き良き

 タイトルからドラゴン。このドラクエ風な感じがやっぱりDioです。

ファンタジーな感じと独特の粘りっこい歌い回し。やっぱりDioのアルバムに求めるのはこれだと思います。

 1曲目のKilling The Dragonから粘りのある歌とサビの特徴のあるマイナー音階。過去のどこかで聞いたことのあるようなメロディではありますが、この様式美があると一種の安心感があります。

 4曲目のBetter In The Darkは初期のDioのアルバムにあったような感じでスピードのある8ビートでおきまりのDio節。

 5曲目のRock&Rollは期待を裏切るスローでヘビーな曲。

 正直1曲1曲に強さはないというかキラーチューンはないですが、アルバム全体で聞くとコンパクトにまとまっていて聞きたい曲が聴きたい順に出てくる感じ。

ギターはダグアルドリッジ

 ギターがダグ・アルドリッジです。

 想像通りのレスポール系の音でテクニカルな感じです。
アルバム全体としてもギターが前面に出ている感じがします。ヴィヴィアンキャンベル風なリフを見いていたりもしますが、ミドルを効かせた音はヴィヴィアンキャンベルのように鋭さはない感じです。

 音的にちょっと残念なのは、ギターの音が全体的にコンプレッション感が強いというか・・・
音圧はあるのですが、潰された感じで濃淡がないというかクレヨンで塗りつぶされた感じが残念。

 ただギターのプレーは良い。
ダグアルドリッジのどのアルバムもそうなのですが、バッキングはシンプルな音使いがベースですが、ちょっと特徴のある音を挟んで印象付けたり、というのが良い。
 こういうセンスの良いプレーを聞いていると、いつの間にがアルバム1枚聴き終わっている。そんなアルバムです。



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