東洋的なメロディとクラシカルなメロディ
マーティーフリードマンとジェイソンベッカーの2枚看板のバンド。87年でマーティーさんがメガデスに加入する前に組んでいたバンド。
二枚看板の高速リードが売りです。マーティさんの東洋的なメロディとジェイソンベッカーのクラシカルなフレーズの対比が結構面白い。
アルバム最後のタイトル曲 Speed Metal Symphonyで2人のキャラの違いが堪能できます。東洋的な泣きの入った点で突くようなフレーズとジェイソンベッカーの西洋的クラシカルな速弾きでの線のアプローチ。
この曲は10分弱ありますが構成も大曲的で展開も素晴らしく飽きません。クラシカル的な大きな振りの出だしから高速のツインリード。
落ち着いてロングトーン中心のタメが効いたメロディプレーズ。
ドラムのビートが聞いてからクラシカルなコード感を活かしたフレーズからベートーベンの運命のようなフレーズ。
その後アップテンポになりツインリード。
このまま盛り上がるかと思いきや演歌に!!
ギターは聞き応えがあります。
アルバムとしては2枚看板のおかげで他が弱く感じる。ドラムもベーズも地味ですし何よりヴォーカルが弱い。
とにかくギターを聞くためのアルバム。ジェイソンベッカーには治ってほしいな
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