Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Orianthi / Heaven in This Hell ブルーズ色濃い1枚に回帰

ファーストに回帰

 前作セカンドはポップなガールズロックなアルバムになっていましたが、今回はどちらかというとファーストアルバムのブルーズな雰囲気に回帰した感じでしょうか。その分楽器をやっていない方などには少し退屈かもしれないです。

 重心が低めの骨太な感じで売れ線の音ではないのですがギターの音が心地よいです。少し歪みすぎでもっとGainを下げても良いかなとも思いますが、ピッキングの具合と左手の押弦の感じが良いです。左手で弦を絞り出して音を出しているような感じが官能的で聞き入ってしまいます。

 合わせてヴォーカルもより官能的になって良い感じに。楽曲的に70年代風な曲が目立つ感じで、特に1曲目のHeaven in This Hellなんて楽器陣のブレイクを埋めるヴォーカルがツヤがあって色がある感じです。

 全体的にこなれてきた感じもあってアルバムのまとまり感なんかもアップしていて最後まで聴きやすいアルバム。アルバムとしては前作がポップ感を楽しむアルバムだとすれば今回はオリアンティを楽しむアルバムかと。



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