ちょっと地味な感じ
1st、2ndと比べると地味で暗い感じがあります。
キラーチューンはなくて1回し、2回しだと良さがわからないかもしれません。が、何度か聞いているうちに曲構成とかプレーなどに納得感が出てくるという感じです。
ギターの音も重心が低めで硬質な感じ。
これまでのパーティロック的な感じからヘビーでラウドな感じに変わりました。特に音がハリのある音に。これまではイコライジング的に柔らかめなトーンで絡みつく感じだったのですが、パリッとした音に変わってギターを前に出すような音になりました。
前作と比べるとヴォーカルのメロディがしっかり歌になっていると思います。前作まではメロディになっているのがコーラスワークだったりしてメインヴォーカルとしてはシャウトな感じ(それがカッコ良いのですが)でしたが今回はメインヴォーカルとして立っています。
暗めな曲も多いですがよく聞くと良い
And The Cradle Will Rock
ヘビーなリフから始まるミドルテンポ。VAN HALENってドラムのビートに特徴ありますね。この音ってすぐわかります。Bメロの少しメジャーキーを入れた歌い回しなんてカッコ良いです。
Everybody Wants Some!!
イントロのドラムですがPanamaなんかもこんな感じですね。
このバンドのノリはすごいな。
Fools
イントロのボリューム落としたギターの音が良い。そしてEruption的な感じのイントロから曲の本体へ繋がって行くと。こういうシャッフルリズムってノリを出すのが難しいんですよね。
Romeo Delight
この疾走感とAメロの歌だけになって一歩引くところの対比がカッコ良い。
Tora!Tora、Loss of Control
この2つは2曲でセット。前半はゆったり目でヘビーなインスト。後半は一気にテンポアップ。後半のこの手のリズムは他のアルバムでも聞かれますのでVAN HALENは得意なんでしょうね。
Take your Whiskey Home
出だしのアコースティックギターがカッコ良い。
こういう雰囲気がデイヴがあっていますね。
Could This Be Magic
この手の曲はデイヴな感じ。
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