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5月, 2018の投稿を表示しています

Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Thin Lizzy / Chinatown ツインギターのバランス

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 Gary Mooreが脱退して加入したスノーウィホワイト。Thin Lizzy的な雰囲気を出すのに1役買っています。  Gary Mooreや後のJohn Sykesなどのギターヒーロが加入したアルバムも良いのですが、Thin Lizzyらしいツインギターというと疑問が残ります。ギターヒーローの名演はありますがツインギターとしてはバランスが良くない。その点スノーウィホワイトは出しゃばらずに溶け込んでいる。  1曲目のWe Will Be Strongから名曲。イントロのギターがカッコよくそこにねちっこいヴォーカルが入るあたりがThin Lizzy的な様式美。

Thin Lizzy / Black Rose: A Rock Legend 名盤

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 言わずと知れた名盤。ノリノリのロックからハードなロック、バラード、民族風な音楽といろんな要素がThin Lizzy風に詰まった1枚。  Gary Mooreが参加してツインリードにもちょっと締まりが出ている感じもあります。  Black RoseとかWaiting for an Alibiとかこの辺りのツインリードはお手本のよう。軽快なリズムの上に鋭く乗ってくるギターがカッコ良い。  またSarahは名バラード。歌詞の意味がわからくても優しさが伝わっている感じがする名曲。

Thin Lizzy / Bad Reputation 良い曲

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 ちょっと地味な感じもありますが良い曲そろったアルバム。ヴォーカルを全面に出した感じの歌ものアルバムになっています。  1曲目のSOLDIER OF FORTUNEは名曲。イントロのヴォーカルがカッコ良い。5曲目のDancing in The Moonlightも名曲。跳ねる感じがありつつもヴォーカルは淡々としているあたりが耳を引く。明るいけど寂しさを感じる。

Thin Lizzy / Johnny the Fox 音楽性の安定

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 前作のJailbreakが名盤だったので少し地味な印象なのですが、Thin Lizzyの音楽性が安定して、楽曲も共作が半数ほどでバンドの雰囲気も良かったのかなと察します。  1曲目のJohnnyから軽快なリズムで語りっぽいヴォーカルが乗るThin Lizzyらしい曲。  4曲目のDon't Believe A WordはGary Mooreのアルバムにも入っていますね。比較するとちょっと雰囲気が違って面白い名曲。

Fender Japan MG66-66 Mustang レビュー

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初めてのMustang  先日、楽器屋の中古でお買い得なものが出ていたので衝動的に買ってしまいました。  もともとCharが好きでMustangが欲しいと思っていたのとショートスケールやフェイズスイッチに興味があったこと。そして何よりじゃじゃ馬と言われているこのギターを引きこなしてみたかったこと。  ボディはバスウッド 、ピックアップその他は純正でしょうか。ポプラボディにすべきか迷いましたが、バスウッド が悪いとは思えず値段につられて買いました。 ショートスケールはどうか  ショートスケールですが確かにフレットの感覚は短いですが、これはちょっとした慣れの問題かなと思います。  何より違うのは弦のテンション。明らかに緩い。チョーキングがヴィブラートが軽くできます。  軽く弾けるとか力の弱い人でも弾けるというのもありますが、音が柔らかい。この音が独特でストラトのようにピンと張った音にはなりません。ミドルが少なくトレブリー気味な感じなので歌モノのバッキングで軽快なキレの良い音を出すには良さそうですがリードプレーはうまく弾かないと音が前に出てこないかもです。 (軽いタッチのダイナミックヴィブラート)  特徴の1つがダイナミックヴィブラート。これは楽しい。フロイドローズやシンクロトレモロと比べるとタッチが軽いしグイグイ動きます。この手触りはMustangならでは。 フェイズスイッチ  Mustangの大きな特徴の1つはフェイズスイッチ。みゃんみゃんサウンドと呼ばれるやつでフロントとリアのピックアップの両方を使って低音がスカスカな音を出します。  飛び道具的、効果音的に入れるのは良さそうですがスイッチの形状というか操作感は慣れる必要があるか。  通常使う分には、フロントとリアの通常ミックスとフロントのみの2択になるかなと。 じゃじゃ馬  Mustangでよく言われる「じゃじゃ馬」。実際どうなのか。  サウンド面はトレブリーな感じもありますしストラトやレスポールなどと比べるとバンドの音に埋もれやすい感じもしますのでリードプレーはしにくい音かもしれません。ただ弾きにくいかというとそうではないかなと。  最大のポイントのチューニング面ですが、ちゃんと調整及

LaidBack LEGXL エレキギター弦 009-042 エクストラライトゲージ 安いが・・・

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 3セットで1000円以下の値段に惹かれて買ってみた。  この手の安いものは良い思い出がないのですが、怖いもの見たさというか試したい気分になったというか。 (1セットで300数十円だったけどあえて3セットパック)  開けてみて早速予想通り。  アーニーボールあたりにある弦自体のピンとまっすぐに伸びようとする力がない。巻いてある弦を解いてもゆるりと伸びる。  そして巻弦を強めに触ると指の形に弦が曲がる。 実際に貼ってみると・・・・新品のきらびやかな音はない。  が、、ちょっと貼ってみてギターの確認くらいには良いかなと。

Thin Lizzy / Jailbreak 名曲

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 ツインリードを活かしてハードロック的にふった1枚。ハードロックの中にも独自のユルさがあるあたりが他のバンドにはない感じ。  代表曲のJailbreakやBoys Are Back in Townあたりがそのツインリードを活かしたユルいハードロックな感じでしょうか。  共通するのはユルさというがダルさというか、きっちり作り上げた感じではなくなんとなくふらっと寄った的な雰囲気なのがThin Lizzyの良さ。8曲目のCowboy Songなんてアコースティックギターとだるいヴォーカルで、どこかの飲み屋で適当な楽器でプレーしている雰囲気が伝わる曲。

Thin Lizzy / Fighting 独自の音楽

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 前作でツインリードな体制になりましたが、HR/HM的なツインリードな感じではなく基本的にはトリオ構成で隙間をツインリードで埋めるような雰囲気が近いのかも。コテコテなHR/HMというよりは独自のユルさが売りな感じ。  ライブで定番のRosalieやWild Oneなどが入って曲的にも良いのですが、ちょっと変わった雰囲気のシャッフル For Those Who Love To Liveだったり、ワウのカッティングが絡んだ Fighting My Way Backだったり。

Thin Lizzy / Night Life ツインリードの始まり

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 74年 4thアルバム。ギターにブライアンロバートソンとスコットゴーハムの二人を迎えてツインギターでロックな感じになるアルバム。  前作まではアイルランド民謡的な雰囲気を残していましたが、今作からはそれをベースにしつつもハードロック的なアプローチを入れた節目でしょうか。  Sha-la-laなんて語り風なヴォーカルにカッティングのバッキングギターですが、ソロはひずみ深めのリードで印象的。

Thin Lizzy / Vagabonds of the Western World 初期の傑作

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 1973年リリースの3rdアルバム。初期の傑作です。ストレートなロックでもなく、カントリーな感じもありながらもアメリカ的でもなく、いろんな音楽性が混ざっている感じで、アイルランド独特な望郷感というか寂しさのようなものが出ている感じがします。そのため初回ではとっつきにくい感じも。  フィルライノットのルーズな感じのプレーが特に良い感じで雰囲気を作っているのですが、このアルバムで最もよく現れているのがWhisky in The Jar。これは心地よく聞ける。

Heavens Gate / MENERGEY ジャーマンに戻る

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 Livin' in Hysteriaの次に出ていれば評価も違ったかもしれません。前の2枚はジャーマンという枠を外れてアメリカ寄りのハードロックだったり色々ごった煮的な雰囲気があり聞く側の期待とはちょっと違ったかもしれませんが、今回はジャーマンに戻ってきました。  Mastermindとかはカッコ良いですし。  ただ全曲語りが入るのは個人的にはちょっと残念。前の曲の印象が薄れたり曲間の流れが切られてしまうので。

Heavens Gate / PLANET E. 印象に残らないか

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 96年の4枚目アルバム。  やっぱりLivin' in Hysteriaな印象が拭えないので、それをイメージして聞くとちょっと違うかもしれません。  ただ1曲目からこれだけキャッチーなメロディでグイグイくるバンドも少なく、「ジャーマンメタル」な先入観を持たなければ良いアルバムなのかなと。  1曲目のTerminated Worldのサビ前のユニゾンになったところや高速なギターリフなんてカッコよいと思います。  またヴォーカルが安定していて9曲目のNoah's Dreamなんてオペラな雰囲気で名曲。

Heavens Gate / HELL FOR SALE! 典型的なジャーマンメタルから

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 92年のHeavens Gateの3rdアルバム。前作は典型的なジャーマンメタルな様式美を踏襲していましたが今回は楽曲的にもバラエティに富んでいるというかまとまっていないというか。  特に目立つのが2曲目のHell For Sale!や5曲目のAmerica。ポップでアメリカっぽい雰囲気になっていて聞く側が求めていた音とはちょっと違うかも。  とは言いつつもRising Sunなどツボに入る曲もあり。

Heavens Gate / LIVIN' IN HYSTERIA メジャー感

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 ドイツのメタルバンドHeavens Gateのセカンド。ファーストはちょっとB級くささがありましたが、今作は一気に垢抜けた感じ。  1曲目のLivin' in Hysteriaの豪快なメタルチューンで幕開け。ポップなメロディとツインギター、フックのあるリフト名曲な雰囲気。  その後もドラマチックな曲やゆったりした曲、バラードなど飽きない作りになっていて最後のGate of Heavenは正統派なメタル曲。

Heavens Gate / IN CONTROL

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 1989年 Heavens Gateのデビュー作。Helloweenの守護神伝が流行りジャーマンメタルが一般的になったあたりのデビュー。音的にも守護神伝的な雰囲気とJudas Priest的な雰囲気のミックスされた感じがオリジナルな雰囲気。  Helloween的な雰囲気としては1曲目のイントロ曲から2曲目のスピードチューンIn Controlに繋がるあたり。この辺りはお約束な感じもありますがメタル好きとしては外せない。  アルバムとしては速い曲とそうでない曲が交互に入っているので飽きずに聴ける1枚。

Helloween / 7 Sinners メタリック

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 前作Gambling with The Devilの時もメタリックな雰囲気になったと思いましたが、さらに鋼分多めでダークな雰囲気になっています。  ツーバスドコドコしているバックにゆったりとしたロングトーンでポップなサビが乗るあたりは変わらずにジャーマンメタル。5曲目のWorld of Fantasyなんてそんな感じでしょうか。  2曲目のAre You Metal?はこのアルバムの象徴のように思い切りメタルにふった一曲。このパワー感はさすが老舗のような感じ。

Helloween / Gambling with the Devil 名盤

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 パワーがあって購入当時よく聞いていました。良曲ばかりで名盤。  印象としてはドラムが目立つ感じ。2曲目のKill Itのサビ?のところは「Kill it、Kill it」のコーラスの合間のドラムが印象的。  曲的にも聞いていて楽しい感じ。  3曲目のThe Saintsはサビがメジャーキーでこれもパワー感がある曲。Eagle Fly Free的な雰囲気を感じる名曲。  6曲目のFinal Fortuneも名曲。ミドルテンポできらびやかでキャッチーにまとまっています。

Helloween / Keeper of the Seven Keys: The Legacy 名盤の冠で

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 名盤の名前をつけた11枚目のアルバム。  守護神伝な名前をつけてしますと、どうしてもカイハンセン・マイケルキスクなイメージを想像してしまい・・・その観点でいうとちょっと肩透かしな感じもします。  とは言いつつもジャーマンメタル・正統派パワーメタルな王道で、アンディデリス時代では人気もあります。まさに新章でしょうか。  1曲目のThe King For A 1000 Yearsから大曲を入れていていて練っている感じが伝わります。全体的にはキラーチューンはないのですが、全体的にバランスをとってアルバムとしてまとめた感じ。

ERNiE BALL PARADIGM SLINKY 2ヶ月経過

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 ERNiE BALL PARADIGM SLINKYをレスポールに貼って2カ月以上経ちました。  どうなったかというと1カ月前とそれほど変わりません。  家での練習の他にスタジオでの数時間を複数回、本番を1回。  普通のスリンキーであればすっかり錆びて黒くなっている頃ですが、巻き弦が多少黒ずんでいるくらいで済んでいます。  錆びついてフレットが擦れることもありません。  音は新品の頃のパリッとした感じはなくなりましたが、普通に弾く分には問題ない感じで、弾力もまあ大丈夫な感じでしょうか。

Helloween / Rabbit Don't Come Easy 安心の1枚

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 10枚目のスタジオアルバム。新ギタリスト加入な感じもありますが違和感なく期待するHelloweenな感じ。疾走系もありヘヴィーなリフもあり、前作のThe Dark Rideもよかったのですがそれよりも統一感とか密度が高い感じがします。  1曲目の疾走系のJust a Little Signも良いのですが、結構良いのがHell Was Made in Heaven。四人編成の初期のHelloweenというかヘヴィーなリフに寂しげなヴォーカルが乗るあたり独特の哀愁があって。

Helloween / The Dark Ride ダークな音

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 前作のBetter Than RawのHelloween的メタル路線とは異なり、ダウンチューニングでのヘヴィーでダークな音と荒々しいヴォーカルが耳に残ります。  イントロがカッコ良いMr.Tortuneとかギターソロがカッコ良いSalvationあたりがこのアルバムのハイライトでしょうか。  全体的に実験的な音もありますがHelloween節が聴けるアルバム。

Helloween / Better Than Raw へヴィーな仕上がり

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 前作がスピードチューンありバラードありのHelloween的な隙のない出来だったですが、今回はHelloweenのへヴィーな部分を凝縮したような感じに。  様式美的に1曲目のイントロ的インストが入りますが、実質1曲目のPush。これがハード。ドラムに力が入っていますしヴォーカルのカナギリ声が凄まじく、これまでの曲とは違うと感じてしまいます。  全体的にギターがザクザクしたヘヴィーな曲やスピードチューンが大半を占めている印象でとてもヘヴィーな出来。きっとHelloweenを聞いている人はこの手を求めているのかと。

Helloween / Metal Jukebox お祭り的

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 99年全曲カバーのアルバム。Helloween風にアレンジしている曲とわりと忠実に演っている曲と分かれますが、全体的にお祭り的に好きな曲を出したような感じ。  1曲目のスコーピオンズのカバーはHelloween風にスピードチューンになっていますが、4曲目のデビッドボウイのカバーは忠実な感じなのか。  7曲目のヨーデルが狙ったのかなんなのか・・・。

Helloween / High Live 勢いあるけどちょっと苦しいところも

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 アンディデリス加入後、The Time of The Outhからの選曲を中心としたライブ音源。  アンディデリスのハスキーボイスは臨場感と息感が伝わってThe Time of The OuthのWe burnやPowerなどは良い感じなのですが、マイケルキスク時代の曲を聞くとちょっと辛そうな感じもします。この辺りはキャラクターが違う感じなので仕方がないのでしょうか。

Helloween / The Time of the Oath 勢い

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 96年の7枚目のアルバム。  前作のMaster of The Ringsで復活したメタル色をさらに速くヘヴィーにした感じ。1曲目のWe Burnから勢いありまくりです。  Eagle Fly Freeに匹敵する4曲目のPowerや長いギターソロが聞きどころの6曲目のBefore The Warなどパワーメタル好きにはたまらない感じ。  5曲目のForever The Oneは名バラードと、構成も楽曲も良い感じにまとまったアルバム。

Helloween / Master of the Rings 雰囲気変わる

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 6枚目のアルバム。大きな点はヴォーカルがマイケルキスクからPink Cream69のアンディデリスに変わったこと。雰囲気的にはカイハンセン的なワイルドなスクリーム系。  前作まではポップな感じというか実験的な雰囲気でちょっと期待と違う部分もありましたが、今回はメタル回帰。ワイルドなヴォーカルとマッチしてザクザクした感じが出ています。  2曲目のSole Survivorは期待するHelloween的な曲。ザクザクしたリフに疾走系とまでは行かないかもですが、ノリノリな感じ。特にアンディのワイルドなヴォーカルがマッチした名曲。マイケルキスクであれば上に伸びてゆく歌い方だったのでしょうが、アンディが地に足をつけた感じのしっかりしたメタル。