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Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Rubber / Ultra Feel 名義が違うと異なるバンド?

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  Harem Scaremから通算すると7枚目になるアルバム。メンバーはドラム以外同じとのことですが、それまでのHarem  Scaremと比べると違う雰囲気がします。歌い方やギターの音も違って聞こえる。それまでのキラキラ感がなくなり野太い感じの音になっているので最初に聞いた時にはメンバーが異なるのかと思ったくらい。  アルバムを聴き進んでゆくとHarem Scaremらしい展開が出てきます。10曲目のRunning Awayでは初期の頃を思い出させるメロディがあったり。  それまでのHarem ScaremからRubberという名前を節目にそれ以降のHarem Scaremになったのでしょうか。

David Bowie / Never Let Me Down 産業ロックと揶揄

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  87年、産業ロックと言われた時代の17thアルバム。電子音源も多数入ってこの時代の流行りの音楽になっています。70年代の初期のアルバムのような哀愁ある緊張感がなく印象が残らない感じもあります。とはいえこれまでもアルバムのたびに新しいサウンドを出してきたDavid Bowieとしてはその流れの1つであるかなとも思います。緊張感は感じられないとはいえテーマや狙いはしっかりしている気がします。

L.A GUNS / Hollywood Vanpires マイルドな感じに

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  L.A GUNSの3rdアルバム。前2枚はザクザクした荒い感じがありましたが3rdはエッジがマイルドになって丸くまとまった印象。ストリングスなどの音も目立ったりしてライブというよりはアルバムメインの音になっている感じ。  ですがトレイシーガンズのキャッチーな楽曲と安定したギターは健在で全2作との印象は異なるものの安定して聴ける感じ。

QUEENSRYCHE / TRIBE グランジ風のラスト

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  前作Q2K、前々作のHear in the Now Frontierに並ぶグランジ、オルタナ期のアルバム。このバンドにはあの名盤アルバムの頃の音楽性に戻って欲しいと思わなくはないのですが、順番にアルバムを聴くと時代の流れに合わせた正当な進化なのかもと思ったりします。  Geoff Tateの声は渋い感じの発声に変わっていますが、政治的・社会的なテーマや知的な雰囲気は当初から変わらず。

The Kinks / Muswell Hillbillies カントリーなアルバム

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 The Kinksの11thアルバム。全体的にエレキよりはアコースティックな音が全面に。  アップテンポでアコースティックなイントロで1曲目のTwentieth century manが始まり2曲目のAcute Schizophrenia Pranoia Bluesではアメリカの田舎を思い起こさせるようなゆったりした雰囲気。ここまで聞くと1stアルバムとは明確に違うというのがわかってきます。  KinksといえばYou Really Got meのガレージロック的なイメージですが、このアルバムではアメリカの田舎で小さなスピーカーのラジオで聴くような音で完成されています。淡々とした歌がマッチしていて良い感じ。

Oasis / Don't Believe The Truth 初期とは違う良さ

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  Oasisの6thアルバム。明らかに1st 2ndとは違う雰囲気があります。10曲目のA Bell will Ringなどがどっしりとしたロックンロールが耳に残りましたが、初期のビートルズ的な雰囲気が薄れ普通のロック風になった気がします。良くも悪くもメンバーそれぞれの色が出た感じでしょうか。  初期の雰囲気を求める方は違うかもですが、ストレートなロックを広く聞く方には癖がなくて良いアルバムかと。

Oasis / Heathen Chemistry ポップとロックの間

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  Oasisの5thアルバム。これまでの流れ通りのミドルテンポ中心でギターの音が前にでるバンドの音にポップな歌メロ。ポップなんだけどスタジオで作った雰囲気イケメンな曲ではなく、ロックなんだけどエレキギターのディストーションサウンドでスラッシーなギターではなく。この辺りのバランスがOasisですし、ビートルズ的に感じるところ良さ。  楽曲的には6曲目 Little by LittleはこれぞOasisなキラーチューン。そんな中でもこれまでのアルバムとの雰囲気の違いはノエル以外の作曲が多いためか。3曲目 Hung in a Bad Placeなど中盤以降のバンドの絡み合いが耳を引く良い曲。

MAD PROFESSOER Sweet Honey Overdrive Factory レビュー

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 割と定番オーバードライブ  ブティック系の走りのようなイメージで以前から気になっていたMAD PROFESSOR、その中でも定番と思われる代表作を購入してみた。   (使いやすいサイズ)  MXRサイズくらいな大きさでボードに組み込んですぐに使える感じ。  ただ電源アダプターの入力がINPUTの下部。 (少しだけ取り回しが面倒な電源入力)  ここだけ既存のボードに入れようとすると電源の取り回しを変える必要があるかも。 POPSよりのドライブペダル  コントロールは3つ。ポイントはTONEではなくFOCUS。単純に高音を足すというよりは全体に効く感じがします。難しい感じではないですが慣れるまでは少し試行錯誤が必要かもです。  弾いてみた第一印象としては、音がはっきりしていてTS系のようにミドルに集中させたりなどはなく全体的にゲインアップさせる感じ。  GAINを最大にしても歪み量自体はさほど大きくはなくナチュラルにドライブするくらいでバッキングに踏みっぱなしでベースの音にする使い方が良いかも。音が硬質な感じでパリッとしている印象でロックというよりはポップスな曲で歌の合間の印象的フレーズを弾くのがあっているようなペダル。  TS系のようにロック系に特化してある種おまけしてくれる感じがないのでピッキングがそのまま出る感じなのでロック系のゴリゴリしたバッキングには使いにくい音になるかなと思います。ロックな音を出すときにはペダル単体ではなく別ペダルでブーストさせるとかが良いかも。

Flying Teapot Jubilee Preamp レビュー

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 アンプの歪み  普段はスタジオやライブハウスのMarshallを借りることがほとんど。音的にはアンプのクランチにオーバードライブでブーストするのが良い音。  ただアンプで歪ませる場合の問題はソロで音量アップができないこと。アンプの前段で音量アップのペダルを踏んでも歪みが上がるだけで音量はアップしない。  そのため現状ではアンプをクリーンセッティングにしてオーバードライブの組み合わせで音量を操作。  そこで良いプリアンプがあればその辺り面白い組み合わせがあるのでは? と思いMarshall風のプリアンプを買ってみた。 Marshall風なプリアンプ  Flying TeapotのJubilee風のプリアンプ。ポイントは割と小さめでボードに組み込みやすくで2chあるのでバッキングとソロで使えるかなと。 (見た目からMarshallな感じがちょっと嬉しい)  大きさはBOSSのコンパクトと比べると一回り大きい。高さも少し高い。ですが他のペダル方プリアンプと比較すると小さいのでボードへの組み込みは簡単な感じ。  小さめのボードなんかの場合には縦に設置できるとBOSSコンパクト1台追加するのと近い雰囲気でセッティングできますが、INPUT/OUTPUT、電源アダプターが上部に並んでいるので横置きが吉な感じ。 (大きさ比較 縦置きできれば増分は少ないか)  フットスイッチはチャンネルの切り替えで各コントロールはアンプのそれと同じでアナログ的に直感的に使える。 スタジオで試す  バンドのリハでJCM900を使って、Jubileeプリアンプをリターン挿しで使った場合とJubileeプリアンプを使わずに普通にJCM900のインプット入力した場合を比較。 音量、コントロール  音量的にもJCM900をそのまま使った場合と同じような音量具合。バンドで使うには十分の音量が確保できます。コントロールもアンプを使っているような感覚で直感的に使えるので問題ない。  それぞれのチャンネルにGainとMasterがあるのでソロでリードチャンネルにして音量と歪みをアップな使い方も問題なく。 音  音的には普通に使える。いかにもMarshallの音が出ますし普通に良い音出ます。ただJubileeプリアンプを使わずにJCM900のインプット入力した場合と比べると若干コントロールが難しい気がしました。遠く

Anvil / Metal on Metal スラッシュな名盤

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  1982年 Anvilの名盤。Anvilが映画化されて売れないバンドとして認知された気もしますが比較対象がスーパーバンドなだけでアルバムを聴くと普通にカッコ良い。Black Sabbath的な音の使い方のMetal on Metalからスタートして中盤のJackhammerやラストの666などのスラッシュメタルの走り的な雰囲気に展開。Metallicaなど他のバンドに影響を与えたってのがわかります。  当時はうまくムーブメントが作れなかったかもですが今聞くとしっかりカッコ良い名盤。

QUEENSRYCHE / Operation: Mindcrime II 前作と比べなければ

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  タイトル通りQUEENSRYCHEの名盤 Operation: Mindcrimeの後継。18年経っているので今更感はあります。前作は映画を見ているような次が気になる展開と尖った緊張感がありましたが、今回はどことなく落ち着いた感じ。音的にも例えば突き抜けるギターの音もなく淡々としている印象。前作にはあった透明感がない感じでラフな感じでまとめられている印象。  Geoff Tateの歌も演奏に合わせた気迫のようなものはなくリラックスした感じですが、変わらず伸びやかなヴォーカルでこちらは嬉しい。

Sammy Hager / Cosmic Universal Fashion 重めのパーティーロック

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  Sammy Hagerの2008年のソロアルバム。2000年を過ぎでもオリジナルアルバムを出してくれること自体すごいこと。  アルバム全体的には前に出ているのはギターよりもベースのリフ。弾けるパーティーロックではなく、重めのミドルテンポやマイナー調なコード進行。これにVOAが乗る。ちょっとダークな感じのパーティロック。  声や歌い方は変わらずにVOAな訳です。歌詞の入れ方やタイム感、曲に合わせた声質の変化など本当に上手い。

Richie Kotzen / Return of the Mother Head's Family Reunion 期待の1枚

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  名前の通り1994年のMother Head's Family Reunionの続き的アルバム。確かに通常のソロアルバムともMr.BigやPoisonなど他のバンドに加入した時の音とも異なる感じ。  ただMother Head's Family Reunionなのか、というとそこまで寄ってない感じ。当時よりは少しダークな印象でキラキラ感が少ない印象でReunionなりの変化があります。  一方で聴きどころのギターは変わらずテクニカル。長尺ソロは少ないですがコンパクトな中に詰め込まれる系。フィンガーピッキングの柔らかい音が心地よく入ってくる。