Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Ibanez NTS NU Tubescreamer レビュー オリジナルとは別物

 TS好きとしては試さないと

 発売当時話題になりました。真空管搭載のTubescreamer。
 TS好きとしては試さないとと思いつつ時が経ち、先日安く出ていたので思い切って購入。
 


 コントロールはLEVEL、DRIVE、TONEのいつもの3種。違いとしてはMIXのコントロール。後はアダプタ の接続が右側の上部にある。右側でも上部なのでボードの中での電源配線の取り回しは上部中央にある場合とそう変わらないかと。

 持った感じはずっしりと重い。一般的な他のペダルと比べても重い。これはボードに組み込むことを想定するとちょっとウィークポイントかもと思いますが、筐体がしっかりしていて安心感はあります。

 実際の音はどうか。
 あくまで個人的な感想ですが、通常のTSと比較すると明らかに音は違います。出ている音域も違いますし歪みの質感も異なる気がします。

 オーバードライブの目的は単純な歪みの量ではなく無駄なハイとローを落とすためのトーンシェイプだと思っているのですが、その観点で従来のTSと比較すると明らかにレンジが広い感じがします。特にローの出方が強い。

 TSの想像するミドルにギュッと詰まった音を想像するともっとレンジが広くて浮遊感がある音がします。シングルコイルでおしゃれにカッティングしたりポップスなギターであれば合いそうな感じ。塊感が薄いのでHR的なギターだと従来のTSの方が合っているかも。

 出ているレンジが違う感じがしますので、それに伴って歪みの質感も異なる気がします。倍音の出方がこれまでのTSとは違うので印象は違う感じ。

MIXコントロール

 従来のTSに無かったのはDryとFXをミックスするつまみ。これは音作りには大きな幅が出ます。もっとも左のDry側に回してもほんのり歪む感じ。この手のコントロールは迷うことが多い印象なのですが、このコントロールはわかりやすいしDRIVEよりも重要な感じ。

 中央12時くらいが従来のTSくらいの感じかもで、Dry側に回してゆくと音の芯が出て音が硬く抜けが良くなってくる感じ。実際に鳴らした感じだと最左から最大12時くらいが実用的な幅かと。12時以降のFX多めになると音が団子になって抜けない感じに。

18Vで鳴らす

 他のペダルでもそうですが18Vで鳴らすとさらにワイドレンジ感が出ます。9Vでも従来のTSと比べて広い感じがありますが、18Vだとさらにローが出てくる感じ。


まとめ

 従来のTSを想像して使うと大きな違いを感じるかもです。「あの」ミドルに集中する感じは薄くどちらかというとトランスペアレント系な感じもしますので、それ系を求めている方には良いかもと。ストラト のフロントピックアップだととても上品で色気のある音が出せる感じ。一方でHR系でリアハムバッカー の方は求めているいるものが少し違うかもと。


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