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1月, 2018の投稿を表示しています

Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Scorpions / Taken by Force ウリジョンロートのラスト

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 ウリジョンロート在籍の最後のアルバム。  これもまたクラシカルHRな雰囲気というか欧風な不気味な雰囲気があって良い。この欧州的な暗さというか宗教的な不気味さというのが音に表現されている感じ。  He's Woman She's Manなんかはストレートな8ビートにクラウスマイネの切れるヴォーカルがのった名曲。ハードロック的というか野生的な感じがしてノリノリな曲。  ウリジョンロートの集大成的な1曲がThe Sails of Charon。クラシカルというかゴシックというか西洋風の宗教的な怪しさがあるレクイエム的な曲。最初から最後まで渾身のギターが入っている名演。  

Scorpions / Virgin Killer HRの名盤アルバム

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 ウリジョンロート在籍での名盤3部作の2枚目。  前作のIn Tranceでキャラが前面に出ましたが、このアルバムでは良い方向に進化したように思います。ストレートなHRなわかりやすい曲でキャッチーなメロディ、キレっぷりの良いリードヴォーカル。  Pictured Lifeの哀愁ギターもカッコよいしVirgin Killerのヴォーカルのキレっぷりも良い。  このアルバムでクラシカルHRの要素が出てきた気がします。

Scorpions / In Trance ウリジョンロートの存在感

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 76年リリースのIn Trance。  Scorpionsの場合は、ギターが2人いますがツインリードなどはなくバッキングメインのルドルフシェンカーとリードのウリジョンロートという感じで完全に役割を分けています。  このアルバムでキャラが特に前に出ているのがウリジョンロート。  もともとストラトの良い音でテクニカルなリードを弾きますし、曲もストレートなプログレッシブな感じというよりはHRよりの曲でしたが、このアルバムではそれが前面に出ている気がします。  何より素晴らしいヴォーカリストがいるのにもかかわらず微妙な感じで歌う・・。  Dark LadyとかSun in My Handとか微妙な感じでなかなか良い。  

Bogner Ecstasy Red Pedal JC-120で使う

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Ecstasy Red Pedal再び  Bogner Ecstasy Red Pedalを購入してから2年。購入してからMarshall JCM2000としか合わせたことがありませんでした。  結果としてMarshallであればアンプをクランチにしてTS系オーバードライブなどで抜けの悪くなる低音や耳に痛い高音などを適度にカットしたほうが弾きやすくて良い音なるのでお蔵入りになっていました。  オーバードライブでミッドを出した音の方がサステインも長くなりますしテクニカルなプレーをする際にも音を前に出してくれます。  アンプライクなのは良いのですがもうちょっと出て欲しい感じのところに届かなかったというか、Ecstasy Red Pedalをプリアンプ的に使うとするなら、Ecstasy Redの歪を低めにして別途オーバードライブなどがあった方が良いのかなと。 JC対策として  止ん事無き理由でJC-120しかないというライブをすることになり、JC対策ということで引っ張り出してみました。  JCなんて使うのは何年振りだろうか。  20数年前は使うことも多かったのですが、JC特有の音が耳について遠ざかっていました。  今回20年振りくらいにJCにつなぐと思っていたよりも意外に太い音。イコライザーは全部を5に設定してしても低音が出ている。クリーンはちょうど良いのですが、オーバードライブを踏むとちょっと抜けの悪い音。  特にブラッシングの音が抜けない。  そこでEcstasyペダルを持って行ってプリアンプ的に使ってみました。 Ecstasyのセッティング  JCはイコライザーは全て5。Distortionのつまみをカチッとなるだけ回す。  これにペダルのイコライザーはLowを絞ってHighとMiddleを上げめ。  もともとJCはどう弾いても特有の乾いた硬い音の「JCの音」。低音が出るのでちょっと間違うとこもった感じの丸い音になりがち。クリーントーンは素晴らしいのですが歪の音となるとちょっと敬遠していたのも事実。  ちょっと間違うと丸くて抜けの悪い音になりがちなJCの歪サウンドですがEcstasy Redを間に入れることで明るい音が合わさって抜けのバッキング音になりました。  ソロはGain

Scorpions / Fly to the Rainbow ストレートに変化

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ストレートに変化  マイケルシェンカーからウリジョンロートに交代。  アルバムの雰囲気はプログレでサイケデリックな感じからストレートなロックでビート感が増えたように思います。  1曲目のSpeedy's Comingからノリの良いロックな曲。ストレートになった分ギターのエッジとかヴォーカルの鋭さを出してきているように思います。  ウリジョンロートのギターはシングルコイルの箱なり感のする音でテクニカルに責める感じ。ギター仙人な感じ。  特にヴォーカルは前作では語りのようなものも多かったように思いますが、今回はメロディもしっかりしていて日本人が好きそうな雰囲気。透明感のあるハイトーンを武器にしつつ耳に残るメロディ。

Scorpions / Lonesome Crow シェンカー兄弟

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シェンカー兄弟  72年スコーピオンズのファースト。マイケルシェンカーが入っているのはこのアルバムのみ。  時代的な流れかプログレっぽいというかサイケデリックな感じというか幻想的な雰囲気が多くまだHR/HMな雰囲気は出ていない音。ただシェンカー兄弟が中心となっているだけにギターはメインに吸えられた構成。  マイケルシェンカーはペンタトニック中心でチョーキングを多用したねちっこいプレーでMSGの時とはまた違います。  そんなギターメインのサイケデリックな曲でもクラウスマイネの存在感は十分。In Search of The Peace of Mindではクラウスマイネの透明感のハイトーンが映える。

コンピレーション / Tribute to Van Halen 2000

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アメリカンロックの正しい楽しみ方  Van Halenのカバーアルバム。80年代の有名なプレイヤーがカバーしています。共通しているのは楽しそうなこと。きっと初期のVan Halenはみなさんが好きな曲なんでしょう。楽しく騒いでロックするというのはアメリカンロックの正しい楽しみ方のように思います。  意外に真面目にカバーしているのが面白い。  特に面白かったのは3曲目のDance The Night AwayでJoe Lynn Turnerのヴォーカルが意外にしっくりきていたこと。

コンピレーション / Smoke on The Water HM/HRカバー

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面白いカバー  HM/HR系のヴォーカリスト、ギタリストによるDeep Purpleのカバー。  どの曲もなかなか個性があって面白い。  Speed KingはYngwie。予想通りのハーモニックマイナーの速弾きで原曲の雰囲気は気にしないで突き進む感じ。  StormbringerはJohn NorumとGleen Hughes。こちらはグレンヒューズが入っているといえば当たり前なのですが比較的原曲に忠実に。  聞いてみると、John NorumとGless HughesはJohnのソロアルバムで共演していますし、Don DokkenとReb BeachはDokkenで、YngwieとJoe Lynn Turnerは言わずもがな。もともと共演しているメンバーが多い。

Deep Purple / Come Hell or High Water 再結成ライブ

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再結成ライブ  93年、第2期メンバー再結成のライブアルバム。  曲的にも第2期のベスト盤的な選曲にプラスして新アルバムから数曲。  音的には安定していて大人になった第2期な演奏ですが、Live in Japan的なスリリングさはない感じ。

Deep Purple / The Battle Rages On 第2期メンバー

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第2期メンバー  バンド結成25周年ということで第2期メンバーが集まって出したアルバム。このアルバムは発売日に楽しみにして買った記憶があります。  第2期というとどうしてもMachine Head的な音を期待してしまうのですがこのアルバムはSlave and Masters的なちょっともっさりした感じを少しタイトにした雰囲気な気がします。  1曲目のThe Battle Rages Onのタイトなユニゾンイントロを聞いた瞬間、期待していた第2期ではないなと察しましたがヴォーカルが入った瞬間にイアンギラン。  あの頃ではないもののやっぱり第二期だなと。

Deep Purple / Slave and Masters レインボー?

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ジョーリンターナー  ヴォーカルがイアンギランからジョーリンターナーに交代。  ジョーリンターナーといえば後期Rainbowのヴォーカル。リッチーとターナーでDeep PurpleというよりはRainbow的な雰囲気になっているのも否めません。  もちろんイアンペイスやジョンロードの存在感もありますが、やっぱりメインヴォーカルの存在感はあるかなと。  1曲目のKing of Dreamsはアルバム1曲目としては地味な感じもありますが、ジョーリンターナーの都会的で後期Rainbowな雰囲気が出た曲ですし、2曲目のThe Cut Runs Deepは都会的な後期Rainbowな雰囲気にジョンロードの存在感が出たRainbowとDeep Puepleのミックス的な曲。

Deep Purple / The House of Blue Light 方向性が定まらず

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方向性が  再結成2枚目のアルバム。  やっぱりイアンギランのヴォーカルはねじれている気がします。  今回は他のメンバーもいろんな方向を向いているような気がして、バラバラなアルバムになっている印象。  とは言いつつもラスト曲のDead or Aliveなんてカッコよい。  RainbowのSpotlight Kidのような雰囲気の曲でクラシカルに展開してゆくギターソロとキーボードソロがあり往年のDeep Purpleを再現したような曲。

Deep Purple / Perfect Strangers 渋い1枚

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第2期のメンバー  第2期のメンバーで再結成してアルバム作成。  嫌が応にもその当時のアルバムを比べられてしまいますが、あえてかどうかわかりませんが全く雰囲気が異なる。  当時の疾走感とか勢いは薄くない、うねるリズムがグループが出てきている。Deep Purpleを聞くユーザにこの雰囲気が馴染むかどうか分かりませんが。  1曲目からキーボードの怪しげな音使いで決してストレートでない感じがわかります。ねじれる雰囲気の一番の要因はイアンギランの歌にあると。ひねり出すように絞り出す高音が曲全体をねじれさせて、ギターやオルガンと絡む音に。

Deep Purple / Live at California Jam 1974 音が悪いか

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名演だけど  名演だけど音がちょっと悪いかなと思う残念なアルバム。  ただ演奏のテンションの高さはなかなか。  第3期なのでデヴィットカヴァデールとグレンヒューズが目を引く。  特にMistreatedのヴォーカルは凄まじい

Deep Purple / Made in Japan 会心のライブ

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第2期の名演  72年のライブ音源。  第2期Machine Headの曲が中心のライブ。  スタジオ版とも違うテンションや演奏。第2期Deep Purpleというと様式美的なリフや構成の中にクラシカルなフレーズを織り交ぜたギターやオルガンが中心になった印象があって、スタジオで組み上げられた音のように思いますが、ライブでのアドリブを聞くと演奏力の高さがわかります。  冒頭のHighwayStarの入りなどは完璧に近いカッコ良さですが、他のライブ音源を聞くと普通だったりしますので、ここの日本公演のプレーが即興演奏的にたまたまカッコ良かったのかなとも思います。

Deep Purple / Come Taste the Band トミーボーリン

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トミーボーリン  一番の違いはリッチーが抜けてトミーボーリンが入ったこと。  第2期Deep Purpleから続くリッチー的な部分は完全になくなりました。  個人的にはこれはこれでカッコ良いアルバムなのでこれ1枚きりなのは残念ですが。  1曲目のComin' Homeはのびのびしたプレーで何かの抑圧から解放されたような雰囲気も感じます。これがリッチーに気を使っていた部分なのかもと思ったりもします。  Deep Purpleという名前だとどうしてもギターのリフでガンガン進むような印象がありますが、どちらかというとメンバーの絡みやノリを重視するような音楽。ツインヴォーカルも板についてきた感じもありますし、ラスト曲のYou Keep on Movin'のような雰囲気を重要視するような楽曲も入っていたり。

Deep Purple / Stormbringer 新たな1面

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新たな1面  第3期Deep Purpleの2枚目。  デヴィットカヴァデールとグレンヒューズの発言権が増したためか、今までにない新しい要素が入って個人的にはとても良いアルバム。    1曲目のStormbringerは第2期的な雰囲気もある曲。イントロのユニゾンの後のオルガンがカッコ良いしその後のメインのリフも単純だけど印象に残る。  1曲目はキラーチューンですが新しい要素はそれ以降の曲。  2曲目のLove don't mean a Thingはまずギターが歪んでいない。そこにファンクなリズムでヴォーカルを2人で分け合うと。  3曲目は作曲にリッチーが入っていないHoly Man。  最後はバラードのSoldier of Fortune。カヴァデールがしっとりと歌い上げる。

Deep Purple / Burn ツインヴォーカルの凄み

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ツインヴォーカルの凄み  ハードロックでブルージーでファンキーな第3期。  グレンヒューズのファンキーなベースがかっこ良い。その上でカヴァデールとのツインヴォーカル。男らしい太い声のカヴァデールとハイトーンのグレンヒューズ。  キラーチューンのBurn。イントロの有名なギターリフもかっこ良いのですが、1拍目の重みが素晴らしい。  聞きどころとしてはAメロのカヴァデールのブルージーな歌メロとBメロのグレンヒューズのハイトーン。これだけでこのアルバムを買う価値があるかと。  楽曲的には間奏のクラシカルなコード進行もかっこ良い。

Deep Purple / Who Do We Think We Are 第二期のラスト

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ちょっと地味な  Machine Head後のためかちょっと地味な印象があります。  第二期のイメージするリッチーのギターがあまり前に出ていない感じもしますし、Highway Star的なスピードチューンもなかったりしますので。  その分ジョンロードが前に出てこれはこれで楽しめます。Rat Bat Blueなんてリッチーのギターソロは入っていないのですが、ジョンロードとロジャーグローバーが楽しい。Deep Purpleっぽくない単調なリフで進みますがジョンロードがアクセントをつけてカッコよく展開してゆく感じ。  キラーチューンは少ないですがWoman From Tokyoは唯一。イントロのギターがかっこ良い。

Deep Purple / Machine Head 名盤

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名盤  1972年のアルバム。  キラーチューンも並んでいますが、バンドの演奏がすごい。  前作のFireballとは全く異なる。  1曲目のHighway Starからドライブ感と一体感が満載。ギター雑誌系でもお手本に上がる曲ですがシンプルな8ビートのバッキング。それほどテンポが速いわけではないのですがスピード感がある前ノリ8ビートのお手本。  間奏のギターソロの後半も開放弦を使ったお手本。  Smoke on The WaterやLazyはいうまでもなく名曲。Space Truckin'はAメロのバッキングギターがロックンロールフレーズなのにハードロック的な歌メロを乗せているのがなかなか。  個人的に好きなのがPictures of Home。テンポの速いシャッフルでキメの多い様式美の名曲。

Deep Purple / Fireball ヒット後の1枚

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ヒット後の1枚  前作のDeep Purple in  Rockが名盤でしたが、そのあとのアルバムということでちょっと陰が薄い感じ。キラーチューンもなくわざわざ聞くにはちょっと腰が重い感じか。  1曲目のFireballはエアコンの起動音から始まるハードロックな1枚。前作のSpeedking的な勢いのある1曲。  ただこの1曲だけがハードロック的な曲なのが残念。

Deep Purple / Deep Purple in Rock 第2期

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第二期  サードまでのアートロックな雰囲気とはガラッと異なります。  が、それまでのイアンペイスのドラムやリッチーのギターを聞いているとハードロック路線になるのは明らかだったようにも思えます。  ハードなギター、ドラム。シャウトするヴォーカル。スピード感のあるベース。欠かせないのがロックオルガン。  1曲目のSpeed Kingからキラーチューン。イントロのパワー感、その後のスピード感、間奏でのギターとオルガンの掛け合いとカッコ良い要素満載。  3曲目のChild in Timeは大作。オルガンでのイントロで静かに始まり徐々に盛り上がり。ヴォーカルの盛り上げがかっこ良い。間奏ではテンポアップして様式美的なギターソロ。

Deep Purple / Deep Purple 素晴らしきアートロックの世界

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第二期につながるサウンド  第1期DeepPurpleの最後のアルバム。  アートロックと言われている通り、幻想的でプログレッシブな雰囲気の系統。その中にリッチーのギターとイアンペイスのドラムがハードロック的に変化してきた感じがします。  とは言いつつも第1期の主役はジョンロードな感じでオルガンを弾きまくり。  The Painterでは第二期につながるようなオルガンのドライブ感とギターのロック感が聞けます。

JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModとLaqtique Maestosoの比較

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キャラのことなるオーバードライブ  最近愛用している2台のオーバードライブ。  直列につないで曲によって変えたりしているわけですが、弾き比べると結構キャラが異なるのでメモ的に書いておこうかと。  基本的なつまみは同じ。  左がヴォリューム、右がドライブ。真ん中がトーン。  それに加えてJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modは右側面に低音を付加するつまみ、左側面にクリッピングを変えるつまみがあります。 音の違い  歪は圧倒的にLaqtique Maestosoが多いです。密度の濃い感じに凝縮された歪感です。  対してJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modはローゲイン。Maestosoに比べると密度も薄く隙間を楽しむ感じ。  音質も大きく違います。  Maestosoは低音より。低音の出方が凄まじく、一人で弾く時には気持ちが良いのですが、バンドで合わせる場合はアンプで適度に低音をカットしておかないと抜けない音になるかも。  対してSoulfoodは高音より。低音がバッサリカットされています。特にドライブを下げ目にセッティングした時なんて音が細く感じる時があるかもです。その分音の抜けは良い感じ。 どちらが良いか  どちらもコスパは良い感じ。  オーバードライブの代表格TubeScreamerとも違う感じなのでちょっと人と違う感を出すには良い感じ。    オーバードライブの目的は歪をプラスすることもありますが、トーンシェイプが最も大きな目的だと思っています。そういう意味ではLaqtique MaestosoはBass Boosterとして、JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModはTreble Boosterとして結構使えると思っています。