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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Sammy Hager / Cosmic Universal Fashion 重めのパーティーロック

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  Sammy Hagerの2008年のソロアルバム。2000年を過ぎでもオリジナルアルバムを出してくれること自体すごいこと。  アルバム全体的には前に出ているのはギターよりもベースのリフ。弾けるパーティーロックではなく、重めのミドルテンポやマイナー調なコード進行。これにVOAが乗る。ちょっとダークな感じのパーティロック。  声や歌い方は変わらずにVOAな訳です。歌詞の入れ方やタイム感、曲に合わせた声質の変化など本当に上手い。

Richie Kotzen / Return of the Mother Head's Family Reunion 期待の1枚

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  名前の通り1994年のMother Head's Family Reunionの続き的アルバム。確かに通常のソロアルバムともMr.BigやPoisonなど他のバンドに加入した時の音とも異なる感じ。  ただMother Head's Family Reunionなのか、というとそこまで寄ってない感じ。当時よりは少しダークな印象でキラキラ感が少ない印象でReunionなりの変化があります。  一方で聴きどころのギターは変わらずテクニカル。長尺ソロは少ないですがコンパクトな中に詰め込まれる系。フィンガーピッキングの柔らかい音が心地よく入ってくる。

SLY & The Family Stone / There’s A Riot Goin’ On 暴動

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  1971年のアルバム。とにかく重くて暗い。純粋に音だけを聞くと隙間はあるし痩せた感じの音なのですが、その隙間から漏れてくるヴォーカル(と、いうかうめき声のような)が近づいちゃいけない感じを感じさせる怖さ。この独特な空気感が名盤と呼ばれる所以でしょうか。  一回聞いただけだと理解するのは難しい系のアルバムですがこの空気感は独特なのでこれが欲しい時にはこのアルバムを聴くしかない。

Queensryche / American Soldier らしいコンセプトアルバム

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  2009年、Queensrycheのアルバム。Operation Mindcrimeからの流れのあるコンセプトアルバム。全体的に暗くて重い感じなので抜ける感じがしない影響もあるかもですが、Queensrycheといえば期待するJeff Tate節的なヴォーカルが少ない気がします。  楽曲的には綺麗に出来上がったてよく寝られた感じで聞きどころもあります。ラス前のHome Againなんかは途中でヴォーカルが変わるアレンジがよく考えられてるなとベテランの重みを感じるところ。

Richie Kotzen / The Inner Galactic Fusion Experience ハイテクフュージョン

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  ソロ5作目、ハイテクフュージョンアルバム。基本的にはデビューアルバムからの方向性な感じでしょうか。冒頭の1曲目から変拍子の入ったテクニカルな曲。そこからアランホールズワース的な浮遊感あるフレーズなんかが入りつつ、最後はアコースティック。  フュージョン的な曲を集めたアウトテイク的な感じもあって楽曲的にキラーチューンが無かったりな感じはありますが、ハイテクギターを聴くアルバムとして。  

Bad Company / Straight Shooter アメリカ寄りのナイスな音

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  1975年 Bad Companyのセカンドアルバム。全体的にアメリカ寄りの渇いたバンドの音にねっとりしたヴォーカルがマッチした名盤。  アルバムとしては1曲目のGood Lovin' Gone Badのロックな雰囲気から2曲目のFeel Like Makin' Loveのミドルテンポのカントリーな雰囲気に変わる流れとポールロジャースの渋さが秀逸。

Whitesnake / Flesh&Blood ギターロックなアルバム

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  オリジナルとしては8年振り。前2作は悪くはないのですがいまいちキラーチューンもなく正直あまり印象がなかった感じ。(それ以前のアルバムがそれぞれ個性が大きすぎたのかもですが)  今回のアルバムは80年代のギターロックにより近くなった雰囲気。3曲目のShut up & Kiss meなんかなまさにそんな感じのの楽しさが出た曲。ツインギターを活かしてReb Beachのイントロリフと Joel Hoekstraのリード。間奏では逆にReb Beachのソロで締めでは十八番のタッピングフレーズ。  ヴォーカルはここ数枚のアルバム同じく張りはない感じですが、逆に頑張らない感じが自由なギターや全体的なロックな雰囲気に合っているので良い感じ。

Lou Reed / Sally Can't Dance 佳作だが

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  1974年のアルバム。前作のBerlinの影に隠れてしまった感もあるアルバム。共通なのは淡々として暗い。それが持ち味ではありますがダメな人はダメかも。  代表曲としてはKill Your Sonsでしょうか。淡々とした歌にヘヴィーなギター、曲の中心に長いギターリフ。そして暗い。ルーリードをイメージする要素がここに詰まった感じ。

Billy Joel / The Stranger 名盤

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  どこを切り取ってもシングル曲的ないうまでもない名盤。どこをとってもキラーなのですがあえて1曲あげると3曲目 Just The Way You areでしょうか。夜にでも聴きたいロマンチックな流れで美しさと優しさが溢れる感じ。Eric ClaptonのWonderful Tonightと同じ系統。  すごいのがマニア受けするフックとか仕掛けがあるわけではなくあくまでストレートでBilly Joelを知らない人が聞いても、普段あまり音楽を聞かない人が聞いても良い曲と感じるのではと思える点。

Bad Company / Desolation Angels カントリー的な雰囲気

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  Bad Companyの5thアルバム。ヨーロッパ的な音から一転、アメリカ的に変わった1枚。カントリー風な南部の感じがありつつもリズムはタイト。一部でテクノな雰囲気のビートが入っていたり。  このアルバムを象徴するのが1曲目のROCK 'N' ROLL FANTACY。ストレートなロックで安定した歌とタイトなリズム、テクノな音が聴ける曲。1st1、2ndが好きな方にとってはBad Companyでテクノはどうなの?的な感じもありますが気にならずに溶け込んでいる流石の曲。

延長パッチケーブル ありそうでなかった

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  ここ数年BOSSのWL-20を使ってきました。簡単で便利なのですが難点はギターのボディに直挿しタイプだと見た目がよろしくないこと。  ワイヤレス送信機の部分だけ出っ張ってしまうのはかっこ良くない。なのでパッチケーブルで延長させてストラップにくくりつける方式に。  30cmくらいのオスメスの延長用パッチが見つからずにオーディオケーブルの延長用プラグを使用して通常のオスオスパッチケーブルを無理矢理延長。   ギター ---- オスオスパッチケーブル ---- 延長用プラグ ---- BOSS WL-20  最近改めて探したところ丁度良さそうなオスメスのパッチケーブルが発売されているので早速、レスポール用のSLタイプとストラト用のSSタイプを購入。   ギター ---- オスメスパッチケーブル ---- BOSS WL-20 余計な部品が無くなるのはメンテナンス的にも荷物的にも効果は大きい。 今までありそうでなかった便利グッズ。

Scorpions / Rock Believer デビュー50年でも変わらず

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  Scorpions 19枚目のアルバム。メンバー70歳を過ぎても変わらずにロックな音を出しているのがレジェンドな感じ。音的には80年代から90年代にかけてのアルバムの音、Crazy WorldやFace The Heatあたりのアルバムから雰囲気変わらず。初期のUli Jon Rothがいた頃の怪しさがある音からは変わっていますが、それ以降は同じ路線でどのアルバムを聴いても安心感満載。  曲としてはタイトル曲が代表曲でしょうか。サビのコーラスがスコーピオンズらしいハモリ。ギターとベースのユニゾンリズムもどことなくスコーピオンズ過去曲のリズムを感じる雰囲気でまさに50年の集大成な感じ。

Sheryl Crow / Tuesday Night Music Club ルーツにある落ち着いた音

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  1993年 Sheryl Crowのファーストアルバム。ルーツ的な雰囲気を感じるアルバムでどこかで聴いたような曲のように感じるのが逆に安心感ありなアルバム。アコースティックな弾き語りだったりカントリー調のロックだったり。ヴォーカルのテクニックというよりは柔らかな語りかけ調の歌が心地よく感じる1枚。こんな歌を聞くことができるのが9曲目のAll I Wanna Doでしょうか。歌や楽器、音など目新しい感じではないのですがうまくバランスが取れた1曲。