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7月, 2018の投稿を表示しています

Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Accept / Objection Overruled 再結成

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 前作のヴォーカリスト デヴィットリース期は1枚で終了。バンドとしては解散となりましたが、ヴォーカルにウド・ダークシュナイダーが復帰して再結成。全盛期のパワーとはいかないまでもそれに近い感じの雰囲気の復活でなかなか良いアルバムかと。  オープニングの疾走曲Objection Overruledで聞けるウドのダミ声。残念ながら全盛期ほどキャッチーな感じではないのですがこれだけでも良い感じもします。

Accept / Eat the Heat ヴォーカル交代

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 ヴォーカルのウド・ダークシュナイダーが脱退して後任のアメリカ人 デヴィットリースが加入した1枚。名前が紛らわしいですが、どっしりとしたアメリカンハードロック的な感じになっています。今までのAcceptとは少し違う感じもします。  様々なタイプの曲を器用に歌いこなしていますが曲的なキラーチューンがない感じでしょうか。

Accept / Russian Roulette キャッチー

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 Metal Heartに続くアルバム。勢いをそのままに垢抜けた感じ。Metal HeartではB級臭さが残っていてそれが良い感じになっていましたが、スッキリキャッチーな感じになりました。そうすると逆に血管切れそうなヴォーカルが不思議な感じになってきます。  1曲目のT.V Warでは疾走系のイケイケなのですが、以前のような攻撃性というか毒っぽさが抜けてジャーマンメタルの明朗さが残った感じ。

Accept / Metal Heart クラシカルなジャーマンメタル

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 かっちりしたジャーマンメタルですがクラシカル。クラシカルと言ってもハーモニックマイナーな感じではなく曲的にクラシカル。  1曲目のMETAL HEARTはスラブ行進曲からカチッとしたリフに。ギターソロでは転調してのエリーゼのために。サビの「メッタルハ」ってのは熱い。まさにメタルアンセム。この1曲だけで買う価値あるかと。

ANTHEM / DOMESTIC BOOTY ヴォーカルの印象

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 ギターが若干20歳に若返り、音全体も若返ったというか初期のANTHEMに近い雰囲気に感じます。1曲目のVENOM STRIKEからきっちりと決めてくれる印象。  全体的に印象に残るのはヴォーカル。3曲目のGOLD&DIAMONDSでは印象に残るメロと最後のシャウトが耳に残る。  あとは前作に続きゲストキーボーディストが良い仕事を。

ANTHEM / NO SMOKE WITHOUT FIRE 重い音

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 90年、当日バンドブームでフェイクな感じのバンドが多い中で火の無いところに煙は立たずなタイトル。1曲目からお守りが詰め込まれた感じ。SHADOW WALKのリフは重くそこにメロディアスなヴォーカルが乗るのがカッコ良い。  4曲目のDO YOU UNDERSTANDもこのアルバムのキラー。ギターとベースのバトルがカッコ良い。ロックバンドはぶつかり合ってなんぼな感じがします。

ANTHEM / BOUND TO BREAK パワーメタルの完成

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 ANTHEMの3枚目。1枚ごとに上手くなる感じでこのアルバムでパワーメタルが完成。坂本英三の剛球一直線的なヴォーカルが印象的。男臭い楽曲とヴォーカルがマッチしていて捨て曲なし。  ANTHEMのアルバムは1曲目にパワーのある曲を持ってくる感じが多いですが、今回も1曲目のタイトル曲がキラー。なんというか説得力のあるヴォーカルが聞きどころ。

ANTHEM / TIGHTROPE 格段に進化

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 ファーストから格段に進化したセカンド。バンドとしてのまとまりも格段に良くなっていますし素人っぽさもなくなっています。  流れ的には1曲目のVictim in Your Eyesから2曲目のNight After Nightへの流れが最高にカッコ良い。Victim in Your Eyesはドラムの存在感がある疾走系。Night After Nightはヘヴィーなイントロにキャッチーなサビが乗った名曲。

ANTHEM / ANTHEM パワーメタル

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 ANTHEMのファースト。今聞くと荒削りというかB級っぽい感じが新鮮。楽曲的にはNWOBHMというかIRON MAIDEN的に通じるものがありますがやっぱりジャパメタ。8ビートを基調とした感じで一聴だと単調な感じもしますが、何がこんなジャパメタな感じを醸し出すのか・・・。 キラーチューンは1曲目のWILD ANTHEM。文字どおり代表曲。サビのわかりやすいメロディのハードロック。

ANGRA / Aurora Consurgens キラーチューンなし

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 前作が捨て曲なしで良いアルバムでしたが今回はキラーチューンなしでちょっと地味な感じがします。もちろんプレーは聞きどころが多いのですがスカッとする感じがしないのが残念。

ANGRA / Temple of Shadows 名盤

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 ANGRA 5枚目のアルバム。押し出しの強い曲が目白押しで捨て曲なしの名盤。これまでのAMGRAはどちらかというとCARRY ONやNOVA ERAなど実質1曲目にキラーチューンを持ってきて、後半は少し印象が薄くなる感じもありましたが、今回は後半の勢いもすごい。  6曲目のTemple of Hateは高速チューン。カイハンセンが歌っているのですが、それだけでブラジルから北欧に変わった感じ。ANGRAっぽくはないのですが新しい流れ。9曲目のWinds of Destinationはクラシカルな感じで展開美が素晴らしい。

ANGRA / Rebirth 復活作

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 セカンド、サードとうまく別の方向性を消化しながらもやっぱり求めていたのはファーストアルバムのインパクトでしょうか。メンバーも一新してファーストアルバム的な雰囲気で再スタートな4枚目。  1曲目、2曲目の流れでテンション上がる感じ。2曲目のNOVA ERAはまさにCarry Onに匹敵するような名曲かと。新しいヴォーカルも楽曲とマッチしていてカッコ良いしギターもテクニカルな中に押さえるところは押さえている感じ。間奏部分の転調がANGRAらしい雰囲気を出しています。

ANGRA / Fireworks 民族要素減る

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 セカンドでクラシカル要素が減り、今回のサードでは民族要素が減り正統派なメタルというか欧州的なメタルに。  メタルっぽいという視点では4曲目のMETAL ICARUSでしょうか。疾走系ですがジャーマンメタル+クラシカルな雰囲気でもなく普通のメタルな感じ。イントロのリフがカッコ良い。  また雰囲気良いのがGENTLE CHANGE。イントロのアコギから始まる優しい感じがよくまとまった聞きどころのある曲。

ANGRA / Holy Land クラシカルが減る

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 ANGRAのセカンド。ファーストの完成度が非常に高いので多少地味な感じもあります。印象としてはファーストの ジャーマンメタル+クラシカル、な感じが薄くなり南米的なリズムが増えている感じ。  4曲目のCarolina IVや5曲目のHoly landなど民俗音楽的な雰囲気が印象的。メタルな雰囲気とは違いますが、違和感なく溶け込んでいる感じが流石。  ANGRAらしいのは8曲目のZ.I.T.O.でしょうか。流石キコルーレイロな感じのスピードメタル。

ANGRA / Angels Cry ブラジリアンメタル

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 完成度の高いアルバム。ジャーマンメタル系にクラシカルなオマージュを入れつつ、ハイトーンヴォーカルな感じで最初に聞いた時には耳を引きました。  1曲目のイントロ的な曲に続く2曲目のCarry Onがこのアルバムのキラーチューンでしょうか。HelloweenのEagle Fly Free的な雰囲気もありつつのハイスピードな曲。イントロのキレの良いリフをこの速度とこのキレで弾くのは結構ハイテク。

Alice Cooper / HEY STOOPID 豪華なメンバー

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 変わらずにキャッチーなメタル曲で豪華なメンバー。オジー、スラッシュ、ジョーサトリアーニ、スティーブヴァイ、ヴィニームーア、ニッキーシックスと。  キャッチーなメロディ満載で耳を引くリフ、カッコ良いソロと良い要素が集まった感じで1曲目のHEY STOOPID からイケイケな雰囲気。イントロのヴォーカルのヘイヘイいっている感じもカッコ良い。

Alice Cooper / Trash キャッチーな曲

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 80年代らしい名曲感が満載のアルバム。外部ライターを入れたとのことで当時の流行り的な雰囲気や、Bon Jovi的な音が入っている感じです。  1曲目のPoisonはAlice Cooperのダミ声とデモンズチャイルドのキャッチーなロック、美しいコーラスとのミックス。意外な感じですが結構カッコ良い。  3曲目のHouse of Fireや6曲目のBed of Nailsも分かりやすいキャッチーな曲。まさに80年代な雰囲気で、Bon Joviが歌っても良いのではと思えるくらいの雰囲気。

Alice Cooper / Raise Your Fist and Yell LAメタル的な

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 87年、LAメタルっぽい感じの音になったアルバム。1曲目のFREEDOMのサビがカッコ良い。当時のLAメタルってサビで曲のタイトルを連呼(コーラス含め)が多かった気がしますが、まさにそんな雰囲気で。  3曲目のGive The Radio Backもギターがカッコ良かったりPrince of Darknessはリフが耳を引くし、9曲目のGailは荘厳な美しさがあってヴォーカルが切なく歌い上げる感じがベテランな感じ。  聞きどころも多く良いアルバム。

ZENO / Listen to the Light 変わらずに美しい

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 ZENOの3枚目。変わらずに美しく収納された楽曲。ほぼ個人プロジェクトのような感じになっているようですが、ギターは素晴らしい。Meet Me At The Rainbowなんて粘り気のあるトーンで迫ってくる感じですし、Follow The Windはハードロック的にぐいぐいくる感じ。  個人的にはBoston的というか即興でその一瞬を捕捉するのではなく、コツコツと地道にスタジオでたし算をしていった音のように思います。

ZENO / Zenology メロディアスハード好きにはたまらない

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 Zeno Roth率いるZENOのセカンド。セカンドといってもバンド自体はファーストの後に解散、87年から94年の間にコツコツと撮りためた曲を集めて1枚のアルバムに。  1曲目のHeat of EmotionはFair Warningでもおなじみの曲。当たり前ですが路線は同じ。透き通るようなクリアな音でスッキリと美しいメロディが綺麗に収納されている感じ。  アウトテイク集なので録音時期もヴォーカルがバラバラでちょっとアルバムとしてはまとまりのない感じもしますが、個々の楽曲としてはクオリティ高い。

SAXON / DESTINY 歌物

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 完全に歌物にふったアルバム。  1曲目のRide Like The Wind、クリストファークロスのカバーから。カバーですが結構カッコ良い。キラーは3曲目 I can't Wait Anymore。SAXONとは思えないAOR的な曲ですが良いメロディ。 初期のSAXONをイメージしなければ結構良いアルバムかと。

SAXON / ROCK THE NATIONS 低迷期

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 Crusader、Innocence Is No Excuse、ROCK THE NATIONSの3枚はSAXONの低迷期でしょうか。アメリカ的な雰囲気を入れてジャケットも明らかにアメリカ市場的な雰囲気で出して、古くからのファンはイマイチな感じでしょうか。  とは言いつつもSAXONらしさを取り戻しつつある1枚。1曲目のROCK THE NATIONSや2曲目のBattle Cryはリフも面白くSAXON純度が高い感じがします。イメージ的にはバイカーズメタルではなく戦争映画メタルな感じですが。

SAXON / Innocence Is No Excuse アメリカンパワーロック

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 アメリカンパワーロック的なアルバム。ジャケットからしてこの当時のLA METAL的な雰囲気が伝わります。  全体的にポップで聞きやすい雰囲気にまとまっていますが、前作よりもロックな感じになっています。1曲目のRockin' Againってのが前作からの出直し的な感じでしょうか。  個人的にはBroken Herosがカッコ良い。ミドルテンポもバラードですがヴォーカルのヘタウマな感じが悲哀を感じます。どこかの映画のラストシーンのような雰囲気。

SLY / $£¥ 日本のスーパーバンド

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 1994年分かりやすい日本のスーパーバンド。正統派なヘヴィーロックな感じ。路線としてはLOUDNESSの三期の低位な感じとも思います  オープニングのCRY OF WARではヴォーカルがぐいぐい来ます。2曲目のKINGDOME COMEでも同じくヴォーカルがカッコ良い。LOUDNESSよりもカッコ良いのでは、とも思います。ドラムも同様。重く前に出る感じが耳を引く。

BABYMETAL / METAL RESISTSNCE 変わらずに声とのアンマッチ

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 BABYMETALのセカンド。  変わらずにバックの演奏と声がマッチしていない感じが面白いです。歌メロも普通のアイドルソングのような感じで若い女性ヴォーカル、それを無理にメタルっぽくした楽曲。あまりメタルを聞かない人がイメージする「メタル」、とにかくドコドコ・ピロピロしている感じを詰め込んだ感じ。そのくらい無理に詰め込んだ感じが良いのでしょうね。中途半端にカッコ良いものを狙うのではなくダサカッコ良いてきな。