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Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

LOUDNESS / GHETTO MACHINE 仏陀ロック

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仏陀ロック  最初に聞いた時にはラウドネスだとは思えませんでした。  前作のHEAVY METAL HIPPIESの路線をさらにヘヴィーにした感じ。肝はリズム隊の重さでしょうか。ギターはミドルに集中していてチューブスクリーマーを入れたような音。特にフロントのシングルコイルのような音がします。3期までのギターとの違いはブリッジミュートをしない単音リフ。これが耳に残りますしそれまでのラウドネスの音と違うと思う点でしょうか。  1曲目のGHETTO MACHINEから1回で聞いて耳に残るキラーチューンではないのですが、聴きこむと染み付く曲。

LOUDNESS / HEAVY METAL HIPPIES 低音のうねり

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うねる感じ  第1期ラウドネスにあった疾走感とか軽快感とかはありません。ヘヴィーでうねる独特な世界観を出した1枚。ギターやヴォーカルは前作のLOUDNESSに近いと思いますが、大きな違いはベースでしょうか。ヘヴィーだけどグイグイくる休符を上手く使ったベースがなくなりとにかくうねりを最優先したベース。1曲目のHowling Rainから怪しさがあるブラックサバス的な感じ。初回は?と思うかもですが何度か聴くうちにとりつかれる感じが出てきます。

LOUDNESS / LOUDNESS これは名盤

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第3期ラウドネス  当時のメンバーチェンジのニュースを聞いた時にはビックリでした。第2期のヴォーカル マイクヴェゼーラはまあ抜けるのもさもありなんという感じでしたが、ベースも抜けて後に入ったのがXのTaijiだと。  当時の仲間内ではベースが大丈夫なのか・・・など話題になっていましたが実際に聞いて見てビックリ。グイグイくるベースでこれがカッコ良い。リズム隊だけでご飯が食べられる。8曲目のEveryone Liesのスラップベースなんてそれまでのラウドネスにはなかった感じ。Extreme的なファンクメタルと呼ばれる人たちとも違っていてカッコ良い。  完全に新しい血が入ったリズム隊にヴォーカルとギターも新しい感じ。ギターは1曲目のPray for The Deadからドンシャリな音でこれまたメタルっぽい。当時のパンテラ的な雰囲気を感じます。   曲も練られていて、4曲目のBlack Widowのイントロなんて、1回し目はドラムがユニゾンで2回し目はビートに変わるあたりが秀逸。

LOUDNESS / ON THE PROWL 半分リメイクのアルバム

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半分リメイクといえど  聞き応えのあるアルバム。前作で加入したマイクヴェゼーラのアクのないハイトーンを活かすような曲。ギターもトレブリーで攻撃的な音で前乗り。グイグイきます。  後半のTake it or Leave it、Girl、Sleepless Nightなど前乗りのドライブ感の強い曲をリメイクしているあたりがヴォーカルのハイトーンの合わさってカッコ良い。Thunder in The East以降のギターは、トレブリーな音色もあってとにかく正確でテクニカルなプレー。このアルバムくらいがピークでしょうか。次のアルバムからは良い意味でルーズな弾き方に変わったように思います。特に9曲目 In The Mirrorのソロのタッピングはその最高峰でしょうか。

LOUDNESS / SOLDIER OF FORTUNE これは賛否が分かれるか

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ヴォーカル交代  このアルバムの1番の話題はヴォーカルが変更でしょうか。俗にいうと第二期ラウドネスというもので、ヴォーカルが二井原からマイクヴェゼーラに交代。暑苦しい感じのヴォーカルからスッキリ癖のないハイトーンに変わることで印象がだいぶ変わります。  ヴォーカルの声質に合わせてか楽器の音もトレブリーで攻撃的、速く、スリリングに攻めてくる感じに変わっています。このスリリングな感じが好きな人とダメな人とに分かれる作品。1曲目のSOLDIER OF FORTUNEから疾走系のスリリングな展開。特にギターソロの両手タッピングはサーカスの曲芸を見ているよう。トリッキーな曲芸で話題を集めようと無理やり入れたような感じがあまり好きではありませんが、このテクニカルな感じは目をひく。この曲はイントロのリフがギター1人。この手のリズムできっちりタイム感を持って弾くってのが結構難しい。

LOUDNESS / HURRICANE EYES ハードでホットな

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ハードでホットな名盤  前作のSHADOWS OF WARはクールでガラスのような印象があったのですが、今回はホットな印象。1つ1つの音がファットな感じがして厚みがある気がします。それはヴォーカルも同じで9曲目のHungry Hunterなんてコブシが回ってカッコ良い。  キラーチューンは1曲目のS.D.Iでしょうか。Bメロの両手タッピングのスケールがカッコ良い。

LOUDNESS / SHADOWS OF WAR 少し影が薄いか

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クールな感じ  Thunder in The Eastやこの次のHURRICANE EYESが硬質ながらもホットでウォームな印象があるのに対して、こちらはクールでガラスのような印象。1曲目のSHADOWS OF WARのイントロからカリカリのギターの音が印象的。2曲目のLet it Goも割と高い音階のリフでこちらも良い硬質な感じ。とは言いつつもヴォーカルは暑苦しい感じで歌うのでちょうど良いか。

LOUNDESS / Thunder in The East 名盤

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アメリカ進出の1枚  ザクザクした鋼鉄なラウドネスな時期の名盤。音がソリッドで詰まった音。ギターが筋肉質でノビノビしています。この時期のアメリカのギターヒーローってこんな感じの音でした。Racer XとかExtremeとか。  歌詞も英語だったり楽曲的にもサビにタイトルを連呼したりするパターンが多くなっていてアメリカを意識した感じ。  1曲目のCrazy Nightからテンション上がります。ミドルテンポでギターのリフがザクザクと。パワー感があって1曲目にぴったり。2曲目のLike Hellはアップテンポなキラーチューン。タッピングのソロがカッコ良い。  

LOUDNESS / DISILLUSION~撃剣霊化~ テクニカル系ギター

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テクニカル系ギター  ラウドネスの4枚目。このアルバムからギターの音やスタイルが大きく変わった気がします。エッジの効いた音で80年代のHR/HM的なギターリフ。ソロではテクニカルなキメフレーズ随所に入り、ギターヒーロー的な印象が固まった感じかと。  曲自体は8ビートな感じが多くなったりで凝ったリズムというよりは疾走感やドライブ感を出す曲が増えている気がします。  1曲目のCrazy Doctorから8ビートのノリノリ、エッジの効いたギターリフ、間奏の出だしのギターだけのキメ。この頃のラウドネスを象徴する曲。  そのほかの曲も捨て曲なくEsperやらDream Fantasyやら名曲が続くと。ラストのアレスの嘆きもしっとりしていてラストを締めるには良い曲。

LOUDNESS / THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章~ 初期の完成形

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初期の名盤  ラウドネスの3枚目。  初期のプログレッシブロックな感じが入ったアルバムの完成形。リズムが凝った構成にギターの音も歪みが少なくエッジの丸い音。ヴォーカルも無理に上に引っ張る感じの歌い方。この辺りが初期の音。  初期の音を残しつつも次のアルバム以降のテクニカル路線に少しづつ変わってゆく感じ。2曲目のIn The Mirrorなんかは今でもラウドネスの代表曲。タイトル曲のTHE LAW OF DEVIL'S LANDなんかも名曲かと。

JHS Pedals Soul Food “Meat & 3" Mod 気持ちの良いローゲイン

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ローゲインオーバードライブ  Electro-HarmonixのSoul FoodというローゲインオーバードライブをJHS Pedalsがモデファイした製品。Soul Food自体はKLON Centaurのクローンペダルで有名なもの。  ローゲインオーバドライブで使えるものが欲しいと思っていたのですが、手頃な値段であったので買ってきました。   Soul Foodとの違い  左の側面に小さいスイッチがついていて、クリッピングを選択できます。下で元々のSoul Foodのクリッピング、真ん中でオープンクリッピング、上にするとKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。  反対側の側面にはベースを追加するMeatノブ。回してゆくと低音が膨よかになるとか。 音を出してみると  ローゲインオーバードライブで適度にミドルに集中する音。Driveつまみをあげるとそれなりに歪みますが、このペダルは12時以下で使うのが良いかと。  このペダルを使ってクランチ気味のチューブアンプをブーストすると気持ちが良い。歪んでいないのですが、サステインがあって伸びやかにひきやすくなります。  TS系との違いは煌びやかな成分が残っていて、キラキラした輝きのある音になります。このキラキラ感は癖になります。5弦、6弦中心の低音リフの中に1、2弦のアクセントを入れたくなる感じ。  音の中心もTS系のミドルよりは少し上。合わせるギターによっては少し細い音に感じる場合もあるかもです。特にDriveをゼロにすると音が細く、Driveを上げてゆくと低音、中音のハリが出てきます。そのためDriveは9時から11時くらいがオススメな感じです。 モデファイのポイント  折角のモデファイ、一番のポイントはクリッピングの切り替えでしょうか。オリジナルのKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。やはりこれが一番キラキラ感と立体感があります。ブラインドテストをするとわからないくらいの微妙な違いなのかもしれませんが、比べると違いはわかります。    もう1つのMeatノブですが、これはどのポイントが良いのがわかりませんでした。こちらも微妙な変化でなんとも言えない感じです。 総評  ローゲインで弾きやすい感じ

LOUDNESS / DEVIL SOLDIER~戦慄の奇跡~ ダークな感じ

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音的には  ファーストの延長になりますが、雰囲気はダークな感じ。  聴きどころはドラムでしょうか。曲も一部になっているドラムのフレーズ。1曲目のLonely Playerのイントロからハードロック的なキメが。4曲目のGirlも同じ感じ。このフレーズでないとこの曲が始まらない感じが良い。  楽曲的には最後のDevil SoldierがファーストのTo Be Demonの流れの大曲。プログレな展開が面白い。この手の曲ではベースのフレージングが重要ですが、しっかり曲の中心を作る感じが聴きどころ。

LOUDNESS / THE BIRTHDAY EVE~誕生前夜~ プログレっぽい名盤

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プログレ  81年のラウドネスの1st。  メタルというよりはプログレな感じ。1曲が長かったり途中の展開や変拍子など、今聞くと発展途上な感じもある中にしっかりとルーツになっている音も聞こえて楽しい。  ギターも今ほど歪みも多くなくエッジが丸みを帯びた音で前に出る感じ。オーバードライブでミドルをブーストした感じでしょうか。ヴォーカルもドラムもちょっと背伸びをした感じがカッコ良い。ベースの音もプリプリしている感じが独特。  1曲目のLoudnessから意外な出だし。1曲目は8ビートのアップテンポな曲がありがちなのですがシャッフルな出だし。この流れでアップテンポな2曲目のSexy Womanへの流れ。ギターソロの詰め込み方がカッコ良い。