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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Harem Scarem / Overload 哀愁ロック

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あいs  2005年のアルバム。  全体的にダークな感じがするアルバム。  1曲目のDaggerのイントロからヘヴィーなリフ。2曲目のAfterGlowはHarem Scaremらしいキャッチーな感じ。この両面がHarem Scaremでしょうか。  すぐに覚えられそうなポップなメロディとキラキラ感のあるコーラスな仕上がり。  それぞれの曲は少し単調なような気もしますが、コンパクトにまとまっていてアルバム全体としても最後まで一気に聞きやすいアルバム。

Harem Scarem / Higher メロディアスに

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磨きがかかった  メロディアスハードロック。2003年のHarem Scaremの8枚目。  基本的には前作と同様の方向性かと。  1曲目のReachからキラキラした伸びやかなサビ。5曲目のHigherは美しいメロディで丁寧な感じのするまとまりなどメロディを中心とした曲が揃っています。  ただ全体的にミドルテンポやバラードが多いのでハードロック好きの方や技巧派集団なHarem Scaremが好きな方は少し物足りないでしょうか。その分HR/HMが好きな方にも聞きやすいかも。

Harem Scarem / Weight Of The World 戻ってきた

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戻ってきた  Harem Scaremの2002年の7枚目。今思うと90年台後半から2000年台前半は特にHR/HMには冬の時期だったような気もしますが、あえてハードロック路線に戻ってきた感じ。  1曲目のWeight Of The Worldから古いファンは歓喜なのではないでしょうか。哀愁ある始まりからヘヴィーなリフ、キャッチーなメロディとアゲアゲ感。  2曲目のKilling Me、3曲目のOutside Your Windowもギターリフが印象的で全体的にギターが前に出てきた印象があります。  5曲目のThis Ain't Overのようなバラードも健在。

Harem Scarem / Rubber コレジャナイ?

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名前が変わり  Harem ScaremからRubberというバンド名に変わりました。日本ではHarem Scaremのまま。バンド名も変わり音の傾向も変わりました。  1曲目からギターが軽い歪の音に変わり、サビのメロディも脱力系というか華々しさや高揚感ではありません。メタルの様式美から出てパワーポップになり従来とか違ったファン層を掴みにいっているのでしょうね。  メタル的な哀愁やアゲアゲ感はないのですが、ポップな美メロは健在なのでそれはそれで楽しめるアルバム。

Harem Scarem / BIG BANG THEORY ポップ路線

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再びポップ  前作では少し東洋の宗教的な重さがあったのですが今回はすっきりとポップに振った感じです。So Blindなんてポップな歌メロ。  ただMood Swingsにあったような厚いコーラスなどゴージャスな感じのスタジオで作り上げた感の音とは少し違う感じがします。もっとライブ感があってシンプルな感じ。  シンプルといっても3曲目のReloadのような楽曲のアレンジセンスは満載。静かに始まって途中からアップテンポになるなど聞いていて引き込まれる名曲。

Harem Scarem / Karma Cleansing 印象が違う

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Believeの  本国版。タイトルもジャケットも収録曲、曲順も異なります。  3rdに続くダークな印象。  1曲目からKarma Cleansing。ダルい感じのうねるリフが印象的で複雑で荘厳な感じが宗教的。タイトルからして宗教的ですし。  あえてこれを1曲目にしているは本当の狙いはこういう曲だったのかなと思います。

Harem Scarem / Believe 日本のみ

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カナダでは  Karma Cleansingというタイトルで出されています。  3rdではダークな感じでしたが今回の4thでは以前のHarm Scaremに戻った印象があります。2曲目のDie Off Hardなんかがその例でしょうか。厚いリフと豪華なコーラス、キャッチーなメロディでHarem Scaremを聞きたい人はこういうのを求めているんでしょうね。

Harem Scarem / Voice of Reason ダークなアルバム

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ダークな印象  1stではハードポップ、2ndでは様式美的なハードロックに少しづつ変化し、サードではダークな感じ。印象としては再結成後のEuropeのような感じでしょうか。キラキラ感がなくなった気がします。  1曲目のVoice of Reasonからダウンチューニングで重苦しい。しゃっきりした感じではなく、レニークラビッツ的なだらっとした雰囲気を出している曲。1stのような晴れた日のドライブに聞きたくなる系の曲ではない。   でも美メロとコーラスはしっかりしているので第一印象さえクリアすれば素晴らしいアルバムかと。  

Harem Scarem / Mood Swings 完成度の高いセカンド

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完成度の高い  Harem Scaremのセカンド。  1stはキーボードが割と前面に出ていて余計にポップな印象でしたが、今回はギターが前面に出ていてハードになっている印象。  ギターは意外にテクニカルな感じがあって、ドロップチューニングを使ってヘヴィーなリフを聞いていたりしています。  1曲目のSaviors Never CryはドロップD。ヘヴィーなイントロ。ギターソロへの展開はカッコ良い。  4曲目のChange Comes Aroundは前半の疾走感ある感じと後半のバラード調な美しさが両面ある曲。コーラスがカッコ良いのはバンドとしての特徴かと。  以外に変拍子なども多く、聞いている方は飽きずに最後まで聞ける名盤。

Harem Scarem / Harem Scarem 美メロのHR

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メロディセンス  カナダのバンド ハーレムスキャレーム。とにかく爽やかで透明感のある音、メジャーでポップなメロディが印象的。骨太な感じではなく繊細な何かを積み重ねた感じ。Gotthard的なポップさとは違います。  1曲目のHard to Loveから完成度が高く、Harem Scaremをイメージする曲。こkの手のバンドはやっぱりバラードを聴きたくなりますが、Honestlyが名バラード。  Slowly Slipping AwayはAメロとBメロの展開がカッコ良い。

E.Z.O / Fire Fire 名盤

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EZOのラストアルバム  名盤と思います。  EZOになり危なっかしさは薄くなりましたが、正統派なメタルとして楽曲も進化しました。今聞いても古くなしですし十分にカッコ良い。  1曲目のLove Junkieから痺れます。サビのブレイクでヴォーカルがタイトルコールをするのがカッコ良い。  このアルバムは無音とか隙間を重視しているように聞こえます。日本的というか日本人的感性というか、音圧の中ですっと隙間が空いて一瞬風が抜け、そこに鳥の鳴き声が染み入るような。  通常であれば音の隙間があるとルートとか何かを入れたがる感じもありますがそれをぐっと我慢してその隙間に顔を出す何かにフォーカスさせるような気がします。

E.Z.O / E・Z・O アメリカ進出

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FLATBACKERから  名前をE.Z.Oに変えてアメリカ進出。キッスのジーンシモンズプロデュースで作った1枚。  それぞれの楽曲よりもアルバムトータルとしてできている感じで1曲1曲がまとまっていてFLATBACKER時代の触るな危険的なものは薄くなり万人に聞きやすくなっている気がします。  そう思う大きな要因は歌詞が英語だからでしょうか。「いい加減にしなさいよー」的な独特な歌詞や過激な表現が日本人的には感じづらくなったのでよりそう思うようになったのかもと思います。  楽曲も良い曲が多く、1曲目のHOUSE OF 1,000 PLEASURESなんて未来に残る名曲かと。

FLATBAKCER / 餌 印象の強いギター

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奇妙な音階  FLATBACKERのセカンド。ファーストよりもメタルらしくなった感じでしょうか。ファーストは他にはない独特な世界観と音を出していますが、それはそのままによりストレートなメタルになっている気がします。良い意味でまとまっているというか。  ファーストでも耳に残ったのがギターの音使い。独特な半音階というかスケールアウトの音を使った特徴のある音でしたが今回もそれが聞けます。  Guerrilla Gangから奇妙なリフ。これがカッコ良い。