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Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Yngwie Malmsteen / RISING FORCE ネオクラシカル

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ネオクラシカルの名盤  インギーの1st。今聞くとアルバムとしての音は貧相ですしジャケットも適当感があります。ただ楽曲は完成度が高いですし演奏もギターの音も素晴らしい。  8曲中歌物は2曲、残りはインスト。まさにネオクラシカルな感じが満載。本当にクラシカルかどうかはわかりませんが、「あのフレーズ」が連発で「ネオクラシカル=インギー」なイメージが完全に出来上がっています。  そのイメージが詰まった感じなのが2曲目のFar Beyond The Sun。この曲の完成度はすごい。クラシカル的なブロークンコードやストリングスキッピングもあり緊張感とキレが満載。

Led Zeppelin / In Through The Out Door ちょっと地味な作品

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スタジオ最後  最後のスタジオアルバム。ポップというか80年代を意識したような雰囲気になっていて、これまでのハードな感じはあまりないかもしれません。オリエンタルな雰囲気で壮大な感じがあるIn The Eveningとかきらびやかなキーボードが入ったCarouselambra、バラードなAll My Loveなど名曲は入っています。ギターというよりはキーボードが中心な感じがして落ち着いた感じのする1枚。

Led Zeppelin / Presence 名盤

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名盤  Led Zeppelin独特なノリ。特にドラムのジョンボーナムのタイム感、ノリがすごい。それに合わせるベースのジョンポールジョーンズも。  このアルバムは1曲目のAchilles Last Standだけでお腹いっぱいになるかも。もちろん全部良い曲なのですがこの1曲だけでアルバムを買う価値があるかと。  このしっかりとしたリズム隊に、ちょっと危なっかしい感じのギターが乗ることで緊張感が出てます。

Led Zeppelin / PHYSICAL GRAFFITI アウトテイク的な

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2枚組  なんとなく前作のアウトテイクというか同じ雰囲気がある曲が多いように思います。  雰囲気はアウトテイクっぽい感じもしますが実際の曲はどれも捨て曲なしの名盤。特にHouses of The HolyからKashmirまでの流れが最高にテンション上がります。  Houses of The Holyはジミー・ペイジ的なリフにジョンボーナムのドラムがカッコ良い。この手の曲だとドラムの重さとかタイミングとかが重要に。Trampled Under Footはイントロのリフが耳に残る。ジョンポールジョーンズのキーボードがねちっこくて効果的。  徐々に耳が慣れてきた時にKashmir。なんとも摩訶不思議なLed Zeppelin的な音。ミドルテンポながら緊迫感があって。

Led Zeppelin / House of The Holy 一周回って

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熟した感じ  5枚目のアルバムで完全に熟した感じのバンドの音に。ハードロックバンドではなく、そんな枠にはハマらない音が多数あります。1曲目のThe Song Remain The Sameからジミー・ペイジの12弦ギター。ここから2曲目のThe Rain Songへの繋ぎがカッコ良い。この間は完璧。  やっぱりLed Zeppelinはベースとドラムが欠かせない。7曲目のNo Quoterがこのアルバムのハイライト。しっかりとぶれないドラムとベース。結構良い雰囲気出しているのがキーボードの哀愁。  邦題の永遠の詩ってのがカッコ良すぎ。

Leqtique Maestoso レビュー コスパ高め

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コスパ高めの  Leqtique Mestosoが手頃に出ていたので買って見ました。  TS系のオーバードライブとして評判の高い一品。  見た目的にはほぼMXRサイズ。多少高さなどがあるかなと思えるくらい。電源は右側のインプット下。これもMXRと同じイメージ。  コントロールは左がヴォリューム、右がドライブ、真ん中がトーン。デザイン上つまみの名前は書いていませんが迷うことはありません。ブティック系にありがちな微妙なコントロールで動かしてもよくわからない的なコントロールではなく、ちょっと動かしただけですごく変わります。可変が広い感じかなとも思います。 音  最初に音を出した時の印象としては、低音しっかりしています。低音が出るのでミドルやハイの部分が相対的に低く感じます。この辺りは実際に出音を聴きながらアンプのイコライザーで音がぼやけないように調整する必要があります。  TSはミドルのみに集中した音なのでマーシャル系のブースターにするとカリカリなトレブルが削れて良い感じに弾きやすくなりますが、その分ちょっと音が薄いと思うことも。MaestosoはTSよりもミッドローに寄った感じで厚みがある音。  と言ってもよく聞くとやはりTS系な音で特徴あるミドルが残っています。現代的というかモダンなTSというか。  歪みは高め。TSと比べると明らかに幅が広く歪みます。ゼロにすれば完全なクリーンブースト。TSはゼロにしても完全なクリーンブーストにはならなず多少歪み感が乗る気がしますが、これは完全に歪みゼロになるタイプで使い勝手はありそうです。  歪みに関しては、マーシャルのブースターに使うのであれば8時から10時くらいが気持ちが良いポイント。サステインもありますので弾きやすくなります。12時を過ぎると歪み感は変わらずにTS系ではない歪みに変わってゆく感じ。音が潰れてゆきFuzz的な感じに変わってゆきます。12時過ぎるとノイズもそれなりに・・・。 セッティング マーシャルでクランチを作っておいて  ドライブ:8時から10時  トーン:12時から2時 くらいで挟むのがハードロック系にオールマイティに使える感じになりそうです。 あとは低音の出音でアンプのBASSを絞りTrebleをあげて。 ブティック系

Led Zeppelin / Led Zeppelin III フォークなZep

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一転してフォーク  前の2枚のアルバムはハードロックでグイグイくる感じですが、このアルバムからフォークソング的な要素が濃くなっています。ハードロック的なのは1曲目のImmigrant Songくらいでしょうか。この曲1曲だけでこのアルバムの価値があるくらいの感じ。このリフにハイトーンヴォーカルが乗るってのは素晴らしい。  他はCelebration Dayなど独特なリフのロック曲があったり、Since I've been Loving Youのようなスローブルーズだったり。全体的にはアコースティックギターの音が印象的でフォークソング的なアルバムに感じます。

Led Zeppelin / Led Zeppelin II ハードロック的な名盤

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もっともロックしている  Led Zeppelinの中でもっともハードロックしているアルバムかと思っています。ギターとドラムとベースの音の塊がグイグイ来ます。  ジミー・ペイジ的なリフで曲を引っ張る感じがハードロック。1曲目のWhole Lotta Loveのイントロなんてカッコ良すぎ。5曲目のHeartbreakerはギターソロがジミー・ペイジ流。突っかかっても弾きつつけるところにメンタルの強さを感じます。  続くLiving Loving Maidもご機嫌なハードロックナンバー。コーラスがカッコ良い。  聞きどころはMoby Dickのドラムソロでしょうか。

Led Zeppelin / Led Zeppelin 必聴

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必聴  ハードロックバンドと言われていますがよく聞くとハードロック的な曲ってそう多くはありません。高校生の頃にバリバリのハードロックと思って聞いてちょっと肩透かしな感じだった記憶があります。アコースティックだったり様々な雰囲気があるバンドです。  高校生時分にはDeep Purpleの方がハードロック的な感じでわかりやすくて好きでした。歳を重ねるとLed Zeppelinの良さがわかるように。  1曲目のGood Times Bad Timesからガツンと来ます。このバンドはドラムが肝だと思っていますが、ジョンボーナムのドラムが独特でカッコ良い。特にイントロのユニゾンのところの圧力感は相当。ギターソロはジミー・ペイジらしい速弾き。ちょっとつっかかる感じでこれも味でしょうか。  ハードロックな観点ではCommunication Breakdownなんてロバードプラントのハイトーンはカッコ良い8ビート。  アコースティックな感じだとBabe I'm gonna leave youは響きが美しい。定番ではDazed and confusedとかYou Shock Meとか。捨て曲なく最後まで。

IMPELLITTERI / WICKED MAIDEN 暑苦しい

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ロブロック復帰  個人的にはロブロック復帰が嬉しい1枚。前作のPedal To The Metalも良かったのですが、やっぱりロブロックでないと、と思ってしまいます。  曲や全体的な音は重くて暑い。すっきりとした清涼感がなくてじっとり重い感じ。ロブロックが復帰ということでAnswer to The Masterの頃のすっきり感を期待すると少し違うかなと思いますが、今風な音に今風なメタルフレーズと思えば良い感じなんでしょう。

IMPELLITTERI / Pedal to The Metal 北欧系的な

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北欧系的な雰囲気も  ヴォーカルをグラハムボネットからカーティススケルトンに交代。暑苦しい感じから透き通った感じに。ダウンチューニングにザクザクしたギターリフはあるもののヴォーカルのキャラによって大きく印象は変わります。  個人的なキラーチューンは10曲目のStay Tonight。哀愁あるエモーショナルなヴォーカル。とても上手いシンガーなんだなと思います。

IMPELLITTERI / SYSTEM X リッチーな感じ

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グラハムボネット  ロブロックが脱退してグラハムボネットの1枚。  雰囲気が大分異なります。疾走感というよりはザクザクしたリフを生かした感じ。アルカトラズとかDeep PurpleとかRainbowとかそっち系。  4曲目のShe's Nighttime LoverはHighway Star的な曲。明らかにグラハムボネットを意識した感じでしょうか。7曲目のRock&Roll Herosもそうなのですがギターよりもグラハムの血管切れそうなシャウトを聞くためのアルバムかと。

IMPELLITTERI / CRUNCH ヘヴィーな音

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ロブロックが最後  インペリテリのヴォーカルとしてはこれ以上にないくらいにマッチしていたロブロックがこのアルバムを最後に脱退。  変わらずに1曲目のBEWARE OF THE DEVILのような疾走感ある曲は健在。ロブロックの歌がさらにパワフルで抜けが良くなっている気がします。  全体的には音がヘヴィーになっています。ギターを1音下げているとのことでその効果でしょうか。