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Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

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 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Whitesnake / Good To Be Bad 復活後のフルアルバム

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密度の高い音  基本路線は前作のライブアルバムの通り80年代からの派手目のメタル。この路線を今風に作り上げたのが今作かと。  ダグアルドリッジの密度の高いギターリフに低音のヴォーカルが乗って圧力の高い音が出てきます。この辺りはちょっと抜けが悪いかもと思いつつもこれはこれで今風なWhitesnakeなのかなと。  1曲目のBest Yearsからドラマチックでテンション上がります。4曲目のAll I want All I needではかすれた感じのデビカバが良い感じ。  6曲目のAll for Loveがこのアルバムのキラーチューンでしょうか。ポップな感じもありつつWhitesnakeらしさが出た名曲かと。ギターソロもカッコ良い。

Whitesnake / Live : In The Shadow of The Blues ベストアルバム的ライブ

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ベストアルバム的  Whitesnakeの2006年のライブ盤。ダグアルドリッジとレブビーチをギターに従え、サーペンスアルバス的な音を求めた感じでしょうか。  収録曲としては1曲目のBadBoysでイメージされるようにサーペンスアルバス、次のSlip of The Tongueあたりを中心としながらWaiking in The Shadow of The Bluesなどの古い名曲なども入れつつ、ライブ的にはDeep Purpleなども入った、80年代メタル期のWhitesnake的ベスト盤。  ギターはダグアルドリッジがメインなのでしょうか。レスポールで弾きまくっている音。さすがに巧い。ただジョンサイクスのギターをかなり意識しているのかと。  ヴォーカルはちょっと残念な感じ。年齢的なものもあるかもですが苦しそうで。  後半4曲はダグアルドリッジと共作の新曲も収められています。これもジョンサイクス的な16分音符のルート音を挟みながらのリフが。  Whitesnakeの再出発的な意味ではマストバイなアルバム。

Whitesnake / Restress Heart デビカバのヴォーカルが楽しめる

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ヴォーカルが聞ける  1997年のアルバム。発売当時サーペンスアルバス時に途中で抜けたエイドリアンバンデンバーグがギターということで話題になりました。  とてもブルージーで重心低く暗い雰囲気に仕上がっています。そのため直前の2枚とは印象が大きく違います。当時Whitesnakeといえば前2枚の派手なメタル的な印象が強く、聞いた当時ちょっと戸惑いました。当時はちょっと退屈だったというのが正直なところ。  1曲目のDon't fade awayからバラード! アルバム1曲目からバラードってのが意外なのですが、良い曲です。渋いヴォーカルが映えます。デビカバといえば低音のヴォーカルが良いと。  3曲目のRestress Heartは英国風なギターリフから始まる渋目のロック。エイドリアンバンデンバーグが良い感じにヴォーカルに絡むのがカッコ良い。  全体的に湿った感じでヴォーカルを立てる感じが良いアルバム。ただちょっと楽曲のフックがないので印象には残りにくいかも。

Whitesnake Slip of The Tongue 賛否がある作品

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賛否が分かれる  サーペンスアルバスが大ヒットして新たなメタルファンを取り込んだ感じになりました。これはこれで旧来からのブルージーな路線のファンからは賛否があったかと思います。これがさらに加速した作品。時代的にもヘアメタルと言われる通り、派手なファッションにハイトーンなヴォーカル、テクニカルなギターを合わせたバンドが流行っていたのでその流れに乗った順当な結果ではあると思いますが。  特徴なのがちょっと無理気味に絞り出すデビカバのハイトーン。のちのRestress Heart発売くらいの雑誌のインタビューでデビカバが語っていたのを覚えていますが、この頃のハイトーンはデビカバ自身もやりたくないとか・・・。やっぱりデビカバは低音の唸るヴォカルが雰囲気あって良いです。  またギターにも特徴あります。ジョンサイクスがクビになり加入したのがSteve Vai。初期WSのギターは男臭くちょっと年上の渋めなイメージがあり、このギターにしっとりしてツヤのあるヴォーカルがカッコよかった。前作のジョンサイクスは若々しいけど男臭いギター。変わってStave Vaiは年齢も性別も不詳な感じのギター。このギターだと低音のヴォーカルは合わない感じもするのでハイトーンになったのも仕方がなかったのかなとも思いますが・・。 アルバムとしては楽曲も良い曲多いですし、全体の雰囲気もまとまっていて良いアルバムかと思います。

Whitesnake / 1987 Versions ミニアルバムですが面白い

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日本独自  発売のミニアルバムのようですが、発売当時に話題になった気がします。  話題になったのはサーペンスアルバスにセルフカバーになっているHere I Go Againの別バージョン。Saints & Sinnersのオリジナル及びサーペンスのセルフカバーではしっとりとしたイントロから始まっていますが、こちらはロック調な始まり。  このイントロは賛否があったように思います。ラジオとかで1番だけ再生されるイメージを想定したバージョンのように思いますが、これはこれで軽快な感じがして良いです。  個人的にヒットなのがYou're Gonna Break My Heart Again。WSの曲ってHeartとかAgainとかの単語が曲のタイトルに入っていることが多いのでまぎわらしいのですが、これはジョンサイクスな曲。ジョンサイクスなリフにデビカバの低音のヴォーカルがカッコよくハマる曲。サーペンスに入っていても良かったのになと思ってしまいます。  

Whitesnake / Whitesnake ヒット作

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言うまでもなく  最大のヒット作。  前作のSlide it inでイギリス風からアメリカ風に移行する感じがありましたが、それが完全にアメリカ市場に。  初期WSは小さいバーでウィスキーでも飲みながら聴く感じでしたが、このアルバムからは完全にスタジアムで聴く感じに。音が派手で広がり感のある音。ギターもディレイなどを効果的に使って壮大な感じになっています。  ギターも当時のメタルらしく5弦、6弦のルート音を挟みながらのリフが多くJCM800系の音でゴリゴリいう感じ。そこにハイトーンなヴォーカルとテクニカルなギターソロが乗る感じ。  楽曲も揃っていて捨て曲はありませんしアルバムとしても構成もよく、最後まで一気に聞けるアルバム。  1曲目のCrying in The RainはSaints & Sinnersからのセルフカバー。豪華なドラムとギターで派手に仕上がっています。2曲目のBadBoysはジョンサイクスが好きな感じなんでしょううね。このスタイルのリフはジョンサイクスのソロアルバムなどでもよく聞きます。ギターソロのツインリードがカッコ良い。  3曲目Still of The Night。Led Zeppelinのようだと色々言われていたのですが間奏のクールダウンする雰囲気からギターソロ、最後の後奏に至る盛り上がりが最高にカッコ良い。アルバムとしては3曲目までで一気に盛り上げ。  4曲目はHere I Go Againは1曲目と同じくセルフカバー。これはソロがエイドリアンヴァンデンバーグ。メロディアスなソロがカッコ良い。  5曲目Give me All Your Loveは珍しくシャッフルリズム。  6曲目のIs This Love、これはデビカバの良さが一番出ているかと思います。低音で音圧のある歌いかた。ハイトーンを絞り出すよりもしっとりした歌の方がマッチしているかと。アルバムの中盤は少し中休み的に。  7曲目Children of The Night、8曲目Straight for The Heartはノリノリで盛り上げて一気に最後まで。  ラストのDon't Turn Awayでは少し寂しげに終わってゆきます。  これは一般常識的に聞いておくべきアルバム。

Whitesnake / Slide it in 復活作

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復活作  と個人的には思っています。  前作では楽曲が良かったものの、メンバーや方向性が定まらなかった印象がありましたが、今回は明確にアメリカのヘアメタル的なポジションを狙っているように思います。 メンバーはこれ以降も定まりませんが・・・。  音としては塊感のある圧力のある音。ブルージーな感じの音の隙間を楽しむ的な面もありますが、一体で出るところは出るのを意識した音。初期WSのブルージー感とアメリカ的なゴージャス感が上手みミックスされた良い感じの音。  楽曲的にはミドルテンポで重心低め。目立たないですがメルギャレーが良い感じです。  GamblerとかGuilty of LoveとかLove ain't No Strangerとか名曲が揃っています。

Whitesnake / Saints & Sinners 曲は良い

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曲は良い。  82年のアルバム。楽曲はとても良いです。キャッチーでフックのある曲が並び耳に残ります。ただ演奏は普通です。もちろん上手いのですが普通にこなしているというかバンドとしての一体感とかノリノリな感じはアルバムの音からは聞こえませんでした。  楽曲としてはなんといっても5曲目のCrying in The Rainと6曲目のHere I Go Againでしょうか。のちにセルフカバーで大ヒットなのですが、その原曲。セルフカバーのように手数は多くなく地味な感じなのですが、音の隙間を感じられる良い感じの侘び寂びがあります。この楽曲が全2アルバムの頃にあると大ヒットだったかなと思ったりもします。

Whitesnake / Come An' Get it 前作に続く名盤か

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前作に続き名盤でしょうか  前作のReady An' Willingは楽曲、演奏ともに最高潮の名盤だったと思いますが、こちらは少し落ち着いた感じがします。名盤には変わりがないのですが音が大人しいというか。  なんというか曲の作りや全体の音がこれまでの欧州的なブルーズのじめっとした感じが薄くなったというか。前作はじめっとして圧力があって、な感じだったのですが今回はこの辺りが変わった気がします。雨が上がってカラッとし始めたというか。  1曲目のCome An' Get itはなんとなく全体的に抑え気味な演奏、2曲目のHot Stuffで一気に熱くなります。イアンペイスとジョンロードのDeep Purple組が熱い。  持ち上がったところで3曲目のDon't Break My Heart Again。ちょっとダークな感じの入りですが、ヴォーカルがエモーショナルに唸りあげるのが良い。  この出だしの3曲が聴きどころでしょうか。

Whitesnake / Live...In The Heart Of The City 最盛期の名演

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素晴らしいメンバー  デビカバにミッキームーディ、バーニーマースデン、ニールマーレイとイアンペイス、ジョンロードとDeepPurple3人もいる最強布陣。  演奏もテンション高く、余裕もあり良い。そこに艶のあるセクシーな声が乗ると。  Come on 、Sweet Talkerのノリノリの軽快な感じから始まり、Walking In The Shadow of Blues、Love hunter、Ain't No Love in The Heart of The Cityと渋い感じのヴォーカルを聴かせます。Walking in The Shadow of Bluesはイントロのベースが入っただけでご飯が食べられるくらい。Love Hunterは10分以上の名演。Ain't No Love in The Heart of The Cityは泣かせるヴォーカル。随所でスライドギターも秀逸で良い雰囲気に盛り上げています。  言うことない名ライブ盤。

Whitesnake / Ready An' Willing 初期WSの完成

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初期WSの完成  LoveHunterでの方向性がこのReady An' Willingで完成したように思います。WS全てを通してもベストのような気がします。イギリスのハードロックといえばこれ、というような感じで欧州風の暗いじめっとした感じ。  1曲目のFool For Your Lovingからテンション上がります。5度の音を使った割と定番的なリフにベースラインが良い感じに引き立っています。この曲はのちのアルバムでもセルフカバーをしていますが、このアルバムバージョンが至高かと。  2曲目のSweet Talkerはアップテンポでジョンロードのソロ。  5曲目のBlindman。これはデビカバの真骨頂。ブルージーなバラードで息遣いが聞こえるようなヴォーカル。  各メンバーのバラバラな感じがちょうどよくまとまった感じの1枚。それぞれの惑星が偶然一列に並んだ時のスナップショットを取ったような。

Whitesnake / Live at Hammersmith ツヤのある音

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ツヤのある音  初期WSのライブ盤。6曲と曲数が少ないのが残念。大人のバンドのツヤのある音です。  バーニーバースデン、ミッキームーディーのギターが良い感じにツヤがあって、ニールマーレイのベースもしっかりバンドを支えている感じです。  1曲目のCome onとか3曲目のLie Downのようなロックンロール的な曲ではノリノリですし、4曲目のAin't No Love in The Heart of eThe Cityでは感動の盛り上がり。

Whitesnake / Lovehunter 初期WSの名盤

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初期の名盤  79年のセカンドアルバム。初期WSの名盤と思います。  ちゃんと聞くとそれほどオリジナリティがあるわけではなく、楽曲もいろんなバンドの特徴を寄せ集めたような感じもします。でもそれが初期のWSらしくて良い気がします。  DeepPurpleのStormbringerのような少しファンキーで軽快な感じもしますがエモーショナルな歌も載っていたりと夜に聴きたいアルバム。HR/HMなバンドというよりはバーのハウスバンドのような雰囲気なのが良い。  個人的には2曲目のWalking In The Shadow of Bluesなヴォーカルが大好きです。エモーショナルで息継ぎの音も聞こえるような感じから徐々に盛り上がり、最後は熱くなるってのがカッコ良い。  7曲目のLoveHunterもオルガンの音が心地よく、縦ノリがカッコ良い。