投稿

11月, 2016の投稿を表示しています

Bon Jovi / Forever 期待するものとは違うけど

イメージ
 2024年 16枚目のアルバム。 前作が2020というアルバムでこのアルバムの流れがある気がします。感じたのはBonJoviというロックバンドのアルバムではなく、Jon Bon Joviのソロアルバムのような感じだと。やはりリッチーサンボラの存在感はいうものがな、楽曲のバランスやギターリフでグイグイくる感じがないなと専業ギタリストの存在の有無が大きいかなと感じます。 ただ1曲目 Legendaryなどキラーチューンと思われるものもありさすがメロディメーカーだなと。

Ozzy Osbourne / Diary of Madman ダークな1枚

イメージ
ダークな雰囲気  オジーとランディローズの2枚目。前作はアルバムとしては軽快な感じで多少ポップな感じもありましたが、今回は闇な感じ。このアルバムはファーストに比べると地味な感じもありますが、名盤であることには変わりがない。  1曲目のOver The Mountainは1曲目としてはちょっと意外な感じの始まり。16分音符のリフに間延びするオジー独特のメロディ。2曲目のFlying High Againはギターソロが名演。  ちょっとダークな感じで名曲が続き、最後のDiary of Madmanがアルバムを代表する曲。怪しげで闇な感じの雰囲気が完全に出来上がっています。前半のアルペジオの静かな雰囲気から徐々に狂気な感じが出てくるところが名演。  

Ozzy Osbourne / Blizzard of Ozz 伝説的名盤

イメージ
ランディーローズの名演  言うまでもないくらいの名盤。未だに聞きます。Black Sabbathを抜けたオジーがランディローズをギタリストに据えて自分のバンドを始めた1枚。  オジーのヘタウマなヴォーカルはブラックサバスほどの素っ頓狂な感じは減り普通に歌っています。  目玉なのはやっぱりギターでしょうか。独特の乾いた音でキレの良いバッキングとリードのトレブルの効いた音。噂によるとテープエコーをダブリングした音とか。確かにテプエコーをシミュレートしたディレイをダブリングすると独特な感じのキンキンした音になります。  あとは個人的にはベースラインが秀逸な感じがします。1曲目のイントロのベースとかお手本的にはベースラインが乗っていて下からしっかり支えている感じ。  楽曲も捨て曲なく、1曲目のI Don't Knowからノリノリ。曲頭のグリッサンドが1曲目っぽい。2曲目Crazy Trainは言うまでもないキラーチューン。イントロのカッコ良い感じからメインリフ、Aメロに入った途端にメジャーキーになるのが初めて聞いた時には理解がびっくりした。  中盤はGoodbye to Romanceはランディの美旋律が聞きどころのバラード、Deeはアコースティックギターのインスト。  後半は盛り上がり。Mr.Crawryは言うまでもなくキラーチューン。そこからテンポよくSteel Awayまで一気にアルバム1枚聞き終わる。

One Control Purple Plexifier なかなか迷うポイント

イメージ
手頃なプレキシ風なドライブ  ネットで見ていてちょっと気になったので買ってみました。One Control Purple Plexifier。  ハイゲイン系のディストーションではなくアンプのクランチをちょっとブーストするようなオーバードライブが欲しかったので。  まず最初の印象としては小さい。ギターケースのポケットに入る大きさ。これで電池も内臓というのが素晴らしい。  つまみ系はヴォリューム、ディストーション、トレブル。そして筐体横にミッドを調整するネジ。 音  実際にスタジオで音を出したのですが、なかなかバランスの良い音圧のある感じ。セッティングにもよるかもなのですが、ディストーションの幅が広くクラシックなマーシャル的な感じからブラウンサウンド的な感じまで幅広い感じです。12時くらいだとそれほど歪まない印象ですが、2時くらいから結構歪んできます。ディストーションを12時くらいにしてチョーキングをすると、JCM2000あたりのクランチチャンネルをそれなりのボリュームで鳴らした時のキャビネットが叫ぶ感じが出ます。この辺りが手軽に出るのは良いかと。  実際に鳴らした感想だと、圧倒的にシングルコイルかなと思いました。ストラトの巻弦のブルブルいう感じがとても気持ちが良い。ハムバッカーだと音のエッジが減り若干ブーミーな印象になりました。  ゲインの幅が広く、ブルースブレイカーズ的な音からEVH的なブラウンサウンドに近い感じまで出ます。個人的にはブラウンサウンドであればBrownFeatherで良いのでクランチ的な使い方が良いかと思っています。 ポイント  筐体横にあるミッドを調整するネジ。これがちょっと・・・。ちょっと調整したい時に調整できません。ネジなので調節するにはドライバーが必要。ネジなのでどのくらいまで上がっているかなどがわかりません。最大まで上げて少し戻す、などのような調整方法になるかと思います。  ギターのミッドは出音に大きく関わってくるので、やはり現場で調整したくなるのですが、特にボードなどに組み込んだ場合、トリムが横にあるのでとても調整しづらいです。他のペダルと並べたりしていると調整するのはボードから外さなければなりません。  普通に3バンドEQにしてくれればと思うのですが、この小さ

Badlands / Dusk 地味な1枚

イメージ
これは隠れた1枚。  バンドが解散してお蔵入りになった後のデモを集めた幻のサードとか。  雰囲気的には地味なのですが、音が一発撮りな感じのラフな感じ。オーバーダビングもなしとか。確かにスタジオアルバムとして聞くと地味な感じというか少し寂しい感じもするのですが、その分生な感じが伝わる。もともとこのバンドは音を加工する方向のバンドでもないので余計に無骨な渋さが伝わる1枚。

Badlands / Voodoo Highway ブルーズ色が濃く

イメージ
前作よりも濃く  ブルーズ色が出ています。BadLandsの2枚目。キャッチーさは減って無骨な感じになりました。ギターの歪み具合が心地よい。メタルのように歪んでいるわけではなくエッジが効いてアンプが鳴っている音。こういう音で弾けたら気持ちが良いでしょうね。  1曲目のThe Last Timeはブルージながらメロディアスでカッコ良い。レイギランのヴォーカルに絡むバッキングギターがカッコ良い。  3曲目のShine Onはソロが耳をひく。7曲目のHeaven's Trainは疾走感があって。  メタルバンドにはないソウルというか起伏を感じる良い1枚。

Badlands / Badlands 80年代のスーパーバンド

イメージ
80年代のスーパーバンド  オジーを抜けた後のジェイクEリーガ中心のバンド。レイギランとのコンビが良い感じです。オジー時代のBark at the Moon的な低音弦のルート音を16分音符で入れてくるリフではなく、70年代HR的なリフ。ダウンピッキングの実音とアップピッキングのブラッシングを入れてリズミカルに展開する感じ。これが大口径ドラム的な音と合います。ツーバスなどではなく、ワンバス、ワンタムでドンタンのノリが出る音。レイギランの金切声がテンション上がる感じ。  1曲目のHigh Wireからノリノリでザクザク、ハイテンションが感じ。イントロのPHを入れながらのリフがカッコ良い。7曲目のHard Driverもリフが生きている曲。これ系のルート音を挟みつつのリズミカルな単音リフが秀逸。  とにかくバッキングギターがカッコ良い1枚。

ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2

イメージ
手軽なチューニング  トレモロアームのついたギターの安くて簡単なチューニングの1つ。スプリングの交換をしてみました。以前から気になっていたESPのTREMOLO TONE SPRINGS。Type-1とType-2があり、今回はType-2をつけてみました。  以前 RAW Vintageに変えたこともありました が、スプリングって値段の割に音に与える影響は大きいので、変えることで音が大きく変わります。 質感など  RAW Vintageと比べてケースがついているのが嬉しいです。わかるようにしまって置けるというか基本的にはリプレイスになるのでもともとのスプリングを入れて置けるのは良い。  スプリング自体は少し外径が太めですがしなやかな感じ。 音などRAW Vintageと比べると  まずは生音が少し大きくなりました。前に出るというか立体感のある音に。今風なロックな音でRAW Vintageと比べるとモダンな感じ。  Raw Vintageはナチュラルなリバーブ感と適度なローファイ感でやっぱりストラトに入れるとピカイチな感じがしますが、こちらはハムバッカー系のフロイドローズ系に入れてHR/HMをやるには良い感じに。芯の詰まったタイトな音ですが、嫌な硬さではないので低音のミュートしたリフなどはよく合いそうです。特に80年代のギターヒーロー系の音楽にはぴったり。  ハムバッカー系のギターにはRaw Vintageよりもこちらがおすすめ。

Black Sabbath / 13 オジー再び

イメージ
オジーの  ヘタウマなヴォーカル再び。ヴォーカルがオジーだからなのか、それとも一周回って元に戻ったのか、ブラックサバスの音とわかる感じ。  リフが相変わらずの不気味進行でその上に年齢か音域は狭くなりつつもヘタウマなヴォーカルがのる。  1曲目から全体を通して期待通りのドゥーミーなヘビーリフ。グルービーなベースが良い感じに。楽曲的にあの頃のキラーチューンに匹敵するものがあるわけではないのですが、アルバムとして聞くと良いアルバム。

Heaven & Hell / Neon Knights Live at Waken 2009

イメージ
The Devil You Know  発売後のライブ。ヴォーカルはロニーなのでロニー期の曲。選曲的にはバランスよく過去のロニー期のアルバムから。ロニー期のライブとしてはLive Evilがありますが、約30年経っていても衰えがない。

Heaven & Hell / The Devil You Know ねちっこいヴォーカル

イメージ
なんとロニー  ロニー期のブラックサバス再び。バンド名はあの名盤Heaven and Hell。音はあの頃の虹っぽさはなく、ヘビーでダークな感じ。個人的には虹っぽさを期待したので少し期待外れな感はありましたが、改めて聞くとドゥーミーな感じがツボにハマる。  テンポは遅く低音で音数が少ないリフ、どっしりしたリズム隊。それに粘っこいヴォーカルが乗ります。テンポが遅いおかげで余計ねちっこく感じるところがブラックサバス的。

Black Sabbath / Reunion オリジナルサバス

イメージ
オリジナルメンバーでの  ライブアルバム。それに新曲が2曲。  ライブ盤はオジー期のベスト的選曲で普通に楽しめます。やっぱりブラックサバスといえばオジーの素っ頓狂なヴォーカルが全体の不気味的な雰囲気にマッチ。  新曲2曲も、現代的になった「あの頃のブラックサバス」。

Black Sabbath / Forbidden 少し影の薄いアルバム

イメージ
影が薄いか  引き続きヴォーカルはトニーマーティン。ベースはギーザーバトラーが抜けてニールマーレイ。95年の18枚目のアルバム。  95年ということでHR/HMが冬の時代に入った頃。ヘビーな音ではあるのですがどことなくこれまでのHRとは異なる方向。アルバム全体としても少しチグハグな感じもあります。  1曲目からトニー期のブラックサバスと言って期待する感じではなくロニーヴォーカルであればしっくりくるようなくどめの曲。そしてちょこっと入るラップ。なんとも不思議な感じでアルバム最後まで行ってしまう感じ。

Black Sabbath / Cross Purposes トニー再び

イメージ
正統派HRに  前作でロニーが復帰し、ねちっこいヴォーカルを聴かせるアルバムになりましたが、その後脱退、トニーマーティンが再び復帰。ロニーと比べるとすっきりとした感じで、上手いヴォーカリストを前に出した正統派HRになっています。  1曲目のI Witnessは1曲目らしいドライブ感のある曲。2曲目のCross of Thonesは様式美系のイメージ。3曲目はPsychphobiaはヘビーなリフの上にメジャーキーが乗る不思議な感じ。  アルバム全体としてはトニー期の三部作のようにアルバム全体として1つの作品になる様式美が堪能できます。

Black Sabbath / Dehumanizer ロニーの通算3枚目

イメージ
ロニーのコブシ再び  92年の16枚目のアルバム。トニーアイオミ、ギーザーバトラー、ヴィニーアピス、そしてロニージェムスディオ。  トニーアイオミの音数は少ないヘビーなリフ、ギーザーバトラーのドロドロしたベース。やっぱりブラックサバスの音はこうあるべき。そしてロニーのコブシの力み具合が最高にカッコ良い。  1曲目のComputer Godはアルバム1曲目らしい金属的で疾走感のある音。3曲目のTV Crimeはサビのヴォーカルが惹きつけられます。6曲目のTime Machineはギターのリフとヴォーカルの絡みがカッコ良いですし、9曲目のIはヘビーな感じで Iの連呼がカッコ良い。 世間一般では評価は高くないようですが、熱くなる名盤。

Black Sabbath / Tyr ドラマチックな3枚目

イメージ
トニーマーティン三部作  トニーマーティンが入って3枚目。壮大でドラマチックな楽曲を取り揃え狙いを絞ったアルバム。  怪しい雰囲気の音使いと様式美的な美しさが繊細さと大胆さがうまく融合していて静と動の狙いがよくわかる。  1曲目のANNNO MUNDIがこのアルバムの象徴。アルペジオとコーラスに合わせてメインヴォーカル。冬の静かな朝のような感じからバンドが入り盛り上がり。ギターとドラムが盛り上げていますが、トニーの強いヴォーカルもマッチしていて良いです。

Black Sabbath / Headless Cross ドラマチックなアルバム

イメージ
ドラムに  コージーパウエルが加入してパワフルな音を聴かせるアルバム。  ヴォーカルはトニーマーティン。コージーパウエルの重厚なドラミングに合わせてねっとりしたリフが絡んで、そこに上手いヴォーカルが入る。  2曲目のHeadless Crossではこのハイトーンが印象的で高貴な感じの楽曲に仕上がっているし、4曲目のWhen Death Callsでは幻想的な前半と感情が入るサビの構成。  全体的にドラマチックな展開で壮大な感じに仕上がっています。

Black Sabbath / The Eternal Idol 前作に続き

イメージ
混迷期  前作のグレンヒューズが抜けて、後釜にレイギランが加入・・・となったが収録後に脱退。新ヴォーカリストとしてトニーマーティンが加入してヴォーカルパートを取り直したとか。  トニーマーティンはロニー的というかスコーピオンズ的というか上手いヴォーカリスト。しっとり歌ったりハイトーンで伸びのある歌だったり。  楽曲も疾走感のあるカッコ良いHRになり、もう既にいわゆるサバス的な雰囲気は微塵もなくなっています。時代的にも80年代後半に入りHR/HMが流行る時代でハイトーンヴォーカルに疾走感のあるHR/HMは狙い目だったんでしょう。メンバーも大きく変わっているので古い時代の音を追い続けるのも限界があるのでしょうね。

Black Sabbath / Seventh Star 微妙な時期の作品

イメージ
Black Sabbathというには  微妙な作品。前作から引き続きメンバー的にも落ち着かずに過渡期のアルバム。メンバーがトニーアイオミ以外やめてしまって実質ソロアルバムのようになってしまい、Black Sabbathというのは微妙な感じ。  ヴォーカリストにはグレンヒューズが入っていて上手い歌を聴かせます。それまでのDeepPuepleやHughes/Thrallのようなシャウトが入ったアゲアゲな感じの歌ではなくしっとりねっとり歌うようなヴォーカル。これがカッコ良い。  楽曲的にはサバス的な雰囲気はなく、多少フックが足りないかもですがグレンヒューズの歌を生かすようなストレートなハードロックに。

Black Sabbath / Born Again 迷走期間

イメージ
賛否あります  ヴォーカルにイアンギランが入った1枚。イアンギランがマッチしているという人もいますし、その逆のコメントの人も。  無機質で硬質なイアンギランのヴォーカル。それがオジーとも違う素っ頓狂な感じで狂人っぷりを発揮しています。  ただ楽曲と少しあっていないような気もします。6曲目のDigital Bitchなんかはロニー期のような楽曲にDeep Purple的な硬質なヴォーカルなのてマッチしていないかなと。  2枚目を出してくれていればもっと一体感が出てきたかも。

Black Sabbath / Live Evil ロニー期のライブアルバム

イメージ
ロニー期のライブアルバム  ロニー期はこのライブアルバム当時2枚(Heaven and HellとMob Rules)しかアルバムを出していないため、この2枚からのベスト的な選曲になっています。と、言っても捨て曲はないのですが。  1曲目からオープニングSE的にE5150が入っているのがロニー期のサバスを象徴する感じで盛り上がります。  その後Neon Knightからスタートし独特のねっとりしたヴォーカルが前に出ます。特につすべきは初期ブラックサバスの名曲を演っていること。ブラックサバスのライブ的には外せないかと思いますが、オジーとの違いが面白い。個人的には初期の曲はやはりオジーの狂人的な雰囲気の方があっていますね。

Black Sabbath / Mob Rules 虹から悪魔的に

イメージ
虹的から悪魔的に  変わったロニー期ブラックサバスの2枚目。Heaven and Hellは良くも悪くも虹的な感じでスピード感があったり軽快な感じがあったりした名盤なのですが、こちらは重心低くどっしりした感じになっています。  悪魔的と言ってもオジー期の初期とも異なります。オジーはなんとなく狂人的な感じのホラーを感じますが、ロニーは宗教的というか黒魔術系な感じ。  1曲目のTurn up The NightはHeaven and Hellからの継続のような音圧高い8ビート。ヴォーカルのコブシの回し方が秀逸。  2曲目のVoodooはドゥーミーなミドルテンポ。リフがカッコ良い。3曲目のThe Sign The Southern Crossもミドルテンポの名曲。  E5150はインストながらこのアルバムを象徴する曲かと。  捨て曲なくベヴィーさ様式美的な美しさが混在する名盤かと。

Black Sabbath / Heaven and Hell 虹な感じ

イメージ
虹な感じ  オジーが抜けてロニージェームスディオが加入したBlack Sabbath。これまでの悪魔的なイメージの音から様式美的なメタルサウンドになった名盤。  1曲目のNeon Knight、イントロの8ビートからテンション上がる。そこにヴォーカルが入ると一気に引き込まれますね。ねっとりとしたDioの歌い方がヘビーな8ビートに合います。2曲目のChildren of The SeaなんかはDio期のサバスの名曲。静かできらびやかなイントロから音圧が高くなる移行がカッコ良い。  6曲目のDie Youngなんかはストレートなハードロックでサビのヴォーカルがカッコ良い。

Black Sabbath / Never Say Die! オジー最後のポップなサバス

イメージ
もっともポップな感じ  78年の8thアルバム。オジー在籍の最後のアルバム。全体の曲調的にはオジーのソロアルバムのようにポップな要素があったりストレートな感じもあったりで雰囲気はこれまでと大きく変わります。  1曲目のNever Say Die!からポップ。ストレートなロックンロールにメジャーキー。初期から考えると想像できない構成。軽快なバッキングにオジーの声というのもなかなか合う感じがします。これはオジーの1st Brizard of Ozzにも通じるものがあるかと。  6曲目のAir Danceなんかもこれまでにはない雰囲気。イントロが素晴らしい。

Black Sabbath / Technical Ecstasy プログレッシブな1枚

イメージ
オジー期後期の名盤  76年の7th。ブラックサバスらしからぬ雰囲気。1曲目のBack Street Kidsから従来のブラックサバスな雰囲気は薄い。重厚なリフにオジーの素っ頓狂なヴォーカルが乗る。これはサバスらしいのですが、曲がスピード感ある曲で展開が激しい。プログレッシブな感じ。  2曲目のRock'n Roll Doctorなんてアメリカンハードロックのようなカラッとした感じ。  Iron ManとかMaster of Realityなどを求める人にはちょっと違うかもしれませんがハードロックアルバムとして聞くと名盤かと。