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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Y&T / Musically Incorrect 復活作

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 1995年の復活作。時代的にダークな感じの音作りになっているのでY&Tらしくないなと思ったりする部分もありますが、よく聞くと佳曲もあります。  I've Got My Ownなんかはリフ主体のアップテンポで聴きやすいですしNo Regretsは得意のバラード。哀愁のエモーショナル歌メロがカッコ良い。

Y&T / Ten 印象薄いかもですが

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 1990年、10枚目のアルバムなのでタイトルはTen。  初期の三部作(Earthshaker、Black Tiger、Mean Streak)のような哀愁メロディを前に出した代表曲があるアルバムも良いのですが、こちらは完成度って観点では良いかもと思います。  ラスト曲のSURRENDERはメジャーコードとマイナーコードを巧みに使い分ける感じでキャッチーな曲構成な名曲。哀愁メロディが乗ったY&Tの完成系かもと思います。

Y&T / Contagious LAメタルの音

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 1987年、RATTやVan HalenなどのLAメタルやBon JoviやDef Leppardのようなスタジアムロックが全盛だった時代。このアルバムもそれ系の音になっています。初期の湿度高めの哀愁というよりはリフ主体の雰囲気。  そんな中でも秀逸な哀愁メロディは健在。TempationはY&T得意の泣きのバラードですしI'll Cry For Youはパリの散歩道的なインスト。

Y&T / In Rock We Trust 方向転換

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 これまでの3枚は哀愁メロディのパワーバラード的な曲がキラーになっていましたが、このアルバムは明るいDON'T STOP RUNNING。ポップでアップテンポな曲。コーラスをメンバー全員で歌っている感じが楽しさを感じる。  特にヴォーカルのデイブの声質も良い感じで響いている感じがカッコ良い。

Y&T / Mean Streak 日本人好み

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 Y&Tになってから3枚目。1枚目、2枚目は名盤ではありますが曲のばらつきがある気がしました。キラーチューンはありつつも地味目の曲も含まれていると。このアルバムではそれが解消している気がします。  MIDNIGHT in TOKYOではシャッフルリズムに乗った哀愁。逆に哀愁がくさすぎるかもしれませんが日本人的にはこのくらいが良い感じ。

Y&T / Black Tiger 変わらず哀愁

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 Y&Tのセカンド。変わらずに湿度が高い哀愁バンド。アルバム冒頭、インスト曲のFrom The Moon。2曲目のOpen Fireのイントロのような位置付けで1曲目、2曲目の流れがカッコ良い。ゆったりとしたリードのFrom The MoonでテンポアップしてザクザクのOpen Fire。  キラーはForeverでしょうか。泣きのメロディー。イントロからグッとくるギターが素晴らしい。

Y&T / Earthshaker 哀愁ハードロック

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 1981年 Yesterday&TodayがY&Tと改名したファーストアルバム。  サンフランシスコなのにブリティッシュ的な哀愁を感じるハードロックがカッコ良い。  キラーチューンはRescue Youでしょうか。イントロのアルペジオからAメロに入るあたりがカッコ良い。アメリカのバンドなのに湿度が高い音でグッとくる感じ。  ラストのI Believe in You もギターソロがカッコ良い。

Johnny Winter / ROOTS カバーアルバム

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 2011年のアルバム。音も雰囲気も今風で聞きやすいブルーズカバーアルバム。Johnny Winterのルーツ的な曲を多彩なゲストでまとめたアルバム。  音を聞いているとゲストの音が中心なんでしょうか。Johnny Winter自身の音やフレーズが目立っているわけではなく、その点では残念。

Johnny Winter / LET ME IN 90年代の音

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 円熟したギタリストが枯れずに再び花をつけたような弾きまくりなアルバム。80年代からの流れのHR/HMブームがある気もしますがとにかくソロを弾きまくり絶叫しまくりな印象。  そんなイケイケの印象の中で耳を引くのがスローブルーズのLife in Hardとドブロな音がカッコ良いLet Me inでしょうか。

Johnny Winter / The Winter Of '88 スライドギター

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 88年、8年ぶりのメジャーレーベルからのスタジオアルバム。レーベルはポップな音楽性を求めたらしいですが、Johhny Winterは納得しなかったらしくこのアルバムの音は気に入ってないとか。  でも変わらずに勢いのあるギター。アレンジ自体はロック寄り。気に入っていないといってもプレーは前に出る弾きまくりないかにもJohnny Winterな感じ。特に3曲目のStranger Bluesはカバー曲ですがスライドギターがカッコ良い。

Johnny Winter / Guitar Slinger シカゴブルーズ

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 1984年のスタジオアルバム。シカゴブルーズのメンバーを集めて作ったブルーズアルバム。カバーアルバムになっていると。  1曲目のIT'S MY LIFE BABYからのびのびとブルーズが弾ける楽しさが伝わってくる感じ。これまでの若いロックな雰囲気とはまた違う雰囲気。  KISS TOMORROW GOODBYEなどギターも良いのですが、ヴォーカルも味がある感じでカッコ良い。

Johnny WInter / Captured Live ! 狂乱のライブ

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 John Dawson Winter IIIの後のライブ盤。スタジオよりもライブの方がノリノリでカッコ良い。前に出るロックをしています。  スピード感のあるギターでグイグイくる感じが聞きどころ。このアルバムとLive Johnny Winter andは2枚揃って名盤。

Johnny Winter / Nothin' But The Blues あえてブルーズ

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 ブルーズとかブルーズロックとか言われる系のギタリストって、根っからのブルーズがベースにあってそこから8ビート的な曲に進出した感じのギタリストと、根っからロックのギタリストがスローブルーズなどに進んでいったタイプのギタリストの両方向がある気がします。個人的にはJohnny Winterは後者のロックギタリストだと思っています。あえて意識するためにタイトルにブルーズと入れているのかなと。  このアルバムもロックからアプローチしたブルーズが満載。ロックを聴いている人には聴きやすい。