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Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

Danger Danger / Danger Danger メロディアスロックの名盤

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 メロディアスな80年代ハードロックが好きな人にはたまらない名盤。ボンジョヴィというかチープトリックというかこの辺りの音に違い感じがします。  曲的には1曲目のNaughty Naughtyのアメリカンハードロックの定番のような進行や、8曲目のバラード One step From Paradiseなどバリエーション豊かなアルバム。何より6曲目のロックアンセム Rock Americaが嬉しい。

Zakk Wylde / Book of Shadows アコースティック

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Zakk Wyldeといえばレスポールでペンタトニックなイメージですがこのアルバムはアコースティック。サザンロック、カントリーな感じなルーツの音楽に合わせてきている感じです。最初に聞いたときにはエレクトリックな感じがなくて物足りなかったのですが、聞いてゆくとじんわりとしみ込んでくる感じ。  大人の渋さが出たアルバムかな。

Black Label Society / 1919☆Eternal クリアに変化

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 Black Label Societyのサード。ファーストセカンドはダークでヘヴィーで混沌としていた印象ですが、今回は少しクリアになった感じがします。なんというか土着的な感じから一般的なメタル的に変わったというか。  3曲目のDemise of SanityなんかはわかりやすいリフとキャッチーなメロディでOzzyが歌ってもよかったかなと思えるくらい感じの曲。  4曲目はアメリカンカントリー的なバラードだったり引き続きピアノ曲があったりと聞きどころがあるアルバム。

Black Label Society / Stronger Than Death よりヘヴィーに

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 音的にはスローでヘヴィー。ロックの軽快さというよりはブードゥー的な怪しさが入った感じになっています。ギター的にも独特なディストーションサウンド。こういうのを聞くとコーラスペダルが良いなと思ったり。  1曲目のALL FOR YOUから1曲目らしからぬヘヴィーな曲。またアコースティックな曲やピアノの曲も入っていてダークな中の清涼剤的な感じになっています。

Black Label Society / Sonic Brew 暴れん坊なおっさん

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 Pride&Gloryを想像するとまた違う感じがしますが、共通なのは暴力的なおっさんの音。今回はサザンロック的な音は少なくなりとにかくヘヴィーな音。深い歪でダウンチューニングと。  Ozzyと比べるとシンプルでどちからというとBlack Sabbath的な雰囲気も感じますが野太いギターとヴォーカルが暑苦しいくらいにまとわりつく。そんな中にアコースティックな音だったりペンタトニックな速弾きだったりが入ってアクセントがついている感じ。

Pride & Glory / Pride & Glory サザンロック

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 Zakk Wyldeのソロプロジェクト。それまでのOzzyでの音と比べると大きく異なりますがこのサザンロック的な雰囲気がルーツでしょうか。ZZ TOPとかその辺りに近い雰囲気もありながら初期のBlack Sabbath的な感じも。少ない楽器の音で単音に近いリフでグイグイくる感じがカッコ良い。  1曲目のLosin' Your Mindはバンジョーのイントロから始まりその時点でOzzy的な音を想像していた人はびっくりでしょうか。アルバム全体としても派手ではないのですがシンプルな感じで聴き込むとかっこよさが出てくるアルバム。

Bad Company / Run With the Pack 名盤

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 モータウンのような黒人音楽の雰囲気が強いBad Companyのサードアルバム。1曲目のLive For The Musicからどっしりとしたミディアムテンポな感じでブルージーなハードロックな雰囲気。初期のWhitesnakeはこの辺りを狙っていたのかなと思う感じもありますがデヴィットカヴァデールが尊敬するヴォーカリストとしてポールロジャースをあげているのは偶然ではないのかも。そんなヴォーカルを楽しめるのがLove Me Somebody。バラードの名曲。あとはタイトル曲の後半のドラマチックな展開が聞きどころでしょうか。

唐朝 / 唐朝 チャイニーズメタル

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 チャイニーズメタル 唐朝。中国では唐朝、英語ではTang Dynastyと呼ぶらしいですが、なかなかカッコ良い。メタルというかプログレというか凝った構成の曲に少し中国的なメロディーも乗ってきます。聞くべきはハイトーンなヴォーカル。声が裏返るような歌メロが中国っぽいですが全体としては昔のロブハルフォードのような雰囲気も感じます。

Accept / Objection Overruled 再結成

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 前作のヴォーカリスト デヴィットリース期は1枚で終了。バンドとしては解散となりましたが、ヴォーカルにウド・ダークシュナイダーが復帰して再結成。全盛期のパワーとはいかないまでもそれに近い感じの雰囲気の復活でなかなか良いアルバムかと。  オープニングの疾走曲Objection Overruledで聞けるウドのダミ声。残念ながら全盛期ほどキャッチーな感じではないのですがこれだけでも良い感じもします。

Accept / Eat the Heat ヴォーカル交代

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 ヴォーカルのウド・ダークシュナイダーが脱退して後任のアメリカ人 デヴィットリースが加入した1枚。名前が紛らわしいですが、どっしりとしたアメリカンハードロック的な感じになっています。今までのAcceptとは少し違う感じもします。  様々なタイプの曲を器用に歌いこなしていますが曲的なキラーチューンがない感じでしょうか。

Accept / Russian Roulette キャッチー

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 Metal Heartに続くアルバム。勢いをそのままに垢抜けた感じ。Metal HeartではB級臭さが残っていてそれが良い感じになっていましたが、スッキリキャッチーな感じになりました。そうすると逆に血管切れそうなヴォーカルが不思議な感じになってきます。  1曲目のT.V Warでは疾走系のイケイケなのですが、以前のような攻撃性というか毒っぽさが抜けてジャーマンメタルの明朗さが残った感じ。

Accept / Metal Heart クラシカルなジャーマンメタル

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 かっちりしたジャーマンメタルですがクラシカル。クラシカルと言ってもハーモニックマイナーな感じではなく曲的にクラシカル。  1曲目のMETAL HEARTはスラブ行進曲からカチッとしたリフに。ギターソロでは転調してのエリーゼのために。サビの「メッタルハ」ってのは熱い。まさにメタルアンセム。この1曲だけで買う価値あるかと。

ANTHEM / DOMESTIC BOOTY ヴォーカルの印象

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 ギターが若干20歳に若返り、音全体も若返ったというか初期のANTHEMに近い雰囲気に感じます。1曲目のVENOM STRIKEからきっちりと決めてくれる印象。  全体的に印象に残るのはヴォーカル。3曲目のGOLD&DIAMONDSでは印象に残るメロと最後のシャウトが耳に残る。  あとは前作に続きゲストキーボーディストが良い仕事を。