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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Boston / Don't Look Back バラード

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 Bostonのセカンド。ヒットしたファーストの方向そのままに発展させた作品。基本的にはトムショルツの個人プロジェクト的な雰囲気でしょうから一貫した方向性が特に出ている感じもあります。  1曲目のDon't Look Backを聴いた瞬間期待するBostonの透明感があって重厚なサウンド。ありがちなシンセサイザーとコンピューターを使っていないで音を出しているのがこだわりでしょうか。  このアルバムのハイライトは4曲目のA MAN I’LL NEVER BEでしょうか。しっかりとした名バラード。やっぱりこの時代のアメリカン産業ロック的なバンドにはバラードを求める感じでしょうか。

Boston / Boston アメリカンプレグレハード

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 76年、アメリカンプログレッシブハード。スペーシーなギターサウンドが特徴。アルバムを再生するとアルペジオでフェードインするギターにヴォーカルが静かに歌い出し、エレキとハイトーンに変わる。全体的に透明感があって厚みがある音が特徴。  どの曲を聴いてもギターシンフォニー的な雰囲気。ギターの音を作り上げていて何重にも重ねて広がりやハーモニーを出している感じ。  まさに幻想飛行な世界観を表したアルバム。

TMN / RHYTHM RED デジロック

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 名義をTM NETWORKからTMNに変更した1枚目。これまでのデジタルサウンドからロックっぽいサウンドに変わっています。1曲目のTime to Countdownは象徴的な感じ。アップテンポにツーバス。ちょっとやりすぎな感じもしますが、当時のHR/HMな印象はこんなもんでしょうか。  またギタリストも豪華でNight Rangerのブラッドギルスが参加しています。どの曲を弾いているのかわかりませんが、2曲目の69/96のアーミングがそれっぽい感じがします。

TM NETWORK / CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜 全盛期

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 TM NETWORKの6枚目のアルバム。全盛期でしょうか。  ぐっと1曲1曲のちからがある感じがあり、シングルレベルの曲が並んでいる感じがします。  Come on Everybodyなんかはいかにもデジタルっぽい引っかかった感じのあるいんとろが印象的。Winter Comes Aroundはバラードの名曲。  個人的に好きなのはSeven Days War。大曲的な展開がカッコ良い。

TM NETWORK / humansystem メジャー感

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 前作のSelf Controlから一気に垢抜けてますますメジャー感が出てきたアルバム。今聞いても恥ずかしくない感じの雰囲気があります。  この頃のTM NETWORKって良い曲が揃っていた気がします。Be Togetherは勢いがありますし、トルコ行進曲なhuman systemはサビがTMらしい。Resistanceもドラマチックでカッコ良い。  上昇気流に乗った時代の勢いのあるアルバム。

TM NETWORK / Self Control 垢抜けた

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 TM NETWORKの方向性が固まり垢抜けた感じのアルバム。デジタルっぽいバンドサウンドに淡々としたヴォーカル、とっつきやすいメロディが乗った感じ。  タイトル曲のSeld Controlなんかはいかにもシングル曲っぽいわかりやすいサビで良い感じ。  また意外にバンドサウンドもしっかり聞けます。5曲目のAll-Right All-Nightではギターのカッティングがカッコ良い。

TM NETWORK / GORILLA FANKS?

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 TM NETWORKの3枚目のアルバム。  FANKSというキーワード(FUNK+PUNK+FANS)とのことですが、FUNKでPUNKkというとそこまでは感じませんでしたが、割とバンドスタイルの曲が目立つ感じです。  曲的にはCome on Let's Danceのようなダンサブルな曲もありますが、目立つのがConfessionのようなバラード。しっとりしていて良い感じかと。

TM NETWORK / RAINBOW RAINBOW 今聞くと

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 今聞くと恥ずかしくもあり懐かしくもあるTM NETWORKのファーストアルバム。  改めて聞くとピコピコしたサウンドは少なく、どちらかというと普通のバンドサウンドにボップなヴォーカルな印象。雰囲気感やメロディー・歌詞など今聞くとかなり古臭いというか青臭いというか恥ずかしくなる感じもありますが、それが良いのかも。  TMらしいデジタルな感じは7曲目の金曜日のライオン。

White Lion / Return to The Pride 復活作

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 2008年の復活作。もともとヴォーカルとギターのコンビが印象的なバンドですが、ヴォーカルのみの参加。ということで名前はReturn to The Prideですが、当時のPrideの印象とはそれなりに違います。  とはいうものの全体的には80年代から90年代のロックな感じでストレートな曲調。曲的にはバラードのDreamがあったり勢いのあるLive Your Lifeなど昔のアルバムに入っていてもおかしくない曲ばかり。

White Lion / Mane Attraction 変わらず

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 White Lionのラストアルバム。変わらずに良い感じのバランスで名盤になっています。  1曲目から当時のロックバント的な大曲。全体的にはダークな印象なのですがギターソロがカッコ良い。  2曲目のBroken Heartはファーストアルバムからのセルフカバー。なんというかBon JoviとVan Halenがミックスされたような感じ。ぜひこのバージョンと以前のバージョンを聴き比べて欲しい感じ。

White Lion / BIG GAME ポップ

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 セカンドに続く路線で変わらずに聞きやすい感じのサードアルバム。  変わらずにトリッキーなギターで。一見当時溢れていたタッピング多用のテクニカルギタリストの一人のようですが、よく聞くとスケールアウトした音使いが個性的で緊張感のあるギターを聞くことができます。  曲的には1曲目のGoin' Home Tonightでしょうか。リフ、ソロ共に素晴らしい。

White Lion / Pride ヒット作

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 White Lionのセカンド。ファーストと変わらずにVan Halen的なトリッキーなギターとハスキーなヴォーカルが特徴。この聞き応えのあるギターとヘタウマな感じのヴォーカルってのがなかなか味のある音を出しています。  曲もキャッチーなだけではなくしっかりリフが練られていたり図太い音のアンサンブルだったりとよくできています。特に6曲目のWaitは名曲。

White Lion / Fight to Survive 北欧とアメリカンの間

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 85年 WhiteLionのファーストアルバム。ちょっと垢抜けない感じもありますが、LAメタル的なギターに、北欧系の哀愁なメロディをハスキーなヴォーカルが歌う感じで結構聞きやすい歌ものHR。  特に3曲目のタイトル曲ではイントロのタッピングから始まりますが、ヴォーカルは切なく歌う哀愁曲。  9曲目のEl Salvadorも同様にカッコ良い。スパニッシュギターにタッピングのエレキ、そこからハイスピードな三連ハードロックに展開。