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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

RACER X / Second Heat レーサーXの本命

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 2人目のギタリストとしてブルースブイエが加わりポールギルバートとの高速ツインリードが売りになり、ドラムがスコットトラヴィスが加入してパワフルに。  これぞレーサーXというテクニカルで気持ちの良いストレートな音になったと思います。  1曲目のSacrificeを聞くとファーストとの違いがよくわかります。ファーストは音も悪く垢抜けない感じもありましたが、高速ツインリードとパワフルなドラミングを前に出した感じでキャラが立っているのがわかります。  あとは7曲目のMoter Man。当時流行りのスウィープアルペジオが耳を引く。

RACER X / Street Lethal ポールギルバートデビュー作

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 ポールギルバートの高速プレーのみの1枚。アルバムの名義もRACER X with Paul Gilbertとなっています。  楽曲的にはラウドネスにありそうなジャパメタ風の凝ったリフがあったり、とにかく高速な緩急のないリードプレーだったり、当時のLAなメタリックな感じが満載。これはこれで楽しめる感じ。  1曲目のFrenzyはギターのフェードインから始まり高速プレー。このアルバムを象徴しています。

Ronnie Montrose / Open Fire インストアルバム

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 Montroseの4枚のアルバムの後に出したロニーモントローズのソロアルバム。  全編インスト。  ギタリストのソロアルバムにありがちなテクニカルなプレーやギター中心の楽曲ではなく、イージーリスニングのようなどこかのBGMでなっているような雰囲気。  ギター中心ではなく、あくまで楽曲の中の1プレーヤーの位置づけですがギターの聞きどころもあります。4曲目のTown Without Pityでは哀愁プレーが聞けますし5曲目のLeo Risingではクラシカルなプレーが入っています。

Montrose / Jump on It 完成度の高い1枚

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 Montroseというとサミーヘイガーが在籍したバンドとして有名な気がしますが、やっぱり中心はバンド名の通りロニーモントローズだと実感します。Montroseの4枚の中でもっとも完成度の高い1枚かなと。  全体的にはアメリカンハードロックというもののハードロック感が強いのは1曲目のLet's Goや5曲目のJump on Itくらいで、他はピアノで入る叙情的なMusic Manのようなメロディや雰囲気を重視した楽曲。

ERNiE BALL PARADIGM SLINKY 1ヶ月経過

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 ERNiE BALL PARADIGM SLINKYをレスポールカスタムに張って1ヶ月過ぎました。  流石に新品の頃のパリッとした音は無くなってきましたが、普通のアーニーボールと比べて劣化の進みは段違いな感じです。  ただ手触りの抵抗感が少し気になってきました。これも普通のアーニーボールよりも良いのですが。新品の頃はさらっとした手触りでスライドやポジション移動でも指先に抵抗感はなく、すっと移動ができるのですが、劣化してくると指先にくっつく感じで移動に抵抗感が出てきます。  もちろんこれも普通のアーニーボールよりは耐久性が高いです。  あとは少し6弦が黒くなってきました。  サビの出始めな気がしますがこれがどう変化してゆくか・・・。

Montrose / WARNER BROTHERS PRESENTS 乾いたアメリカンハードロック

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 前作でヴォーカル サミーヘイガーが脱退し当然ながら一見別の感じになったアルバム。これまではどちらかというとサミーヘイガーのヴォーカルにスポットが当たることも多かったのですが、よく聞くと乾いたギターのドライブ感が重要でロニーモントローズが中心であると言えます。  楽曲的にはアメリカンの土着な音楽とポップスやバラードをうまく融合させた感じ。

Montrose / Paper Money 雰囲気変わる

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 73年のファーストアルバムから1年、セカンドアルバムを出すもファーストの雰囲気とは少し変わって、ドライブ感やシャウト感が少し少なくなってじっくり歌い込むような感じの曲が多いようも思われます。  2曲目のConnectionはローリングストーンズのカバーだったりもしますが、キラーチューンは5曲目のI Got The Fire。この曲はキレがあってサミー期のモントローズはこうでなきゃ。

Montrose / Montrose 80年代アメリカンロックのお手本

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 ロニーモントローズを中心にサミーヘイガー、ビルチャーチ、デニーカーマッシのバンドのファーストアルバム。  その頃どちらかというとハードロックはイギリス勢が優勢で全体的に曇り空のようなどんよりとした雰囲気な曲が多いのですが、このアルバムはギターのドライブ感と突き抜けるヴォーカルでスカッと快晴な雰囲気のハードロック。その後のアメリカンハードロックのお手本的な感じ。  1曲目のRock The Nationからザクザクのドライブ感のあるギターに熱唱ヴォーカル。2曲目のBad Motor Scooterでさらにスピードアップして、Space Station #5で宇宙まで。この3曲の流れがカッコ良い。特にSpace Staion #5の間奏後のちょっと抑えた感じのところが最高。

Judas Priest / Unleashed in the East 聞き応えあるライブ

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 79年の日本公演のライブ音源。  1曲目のExciterから捨て曲なしのライブアルバム。ロブハルフォードの喉の調子が悪く録り直したとのことですが、気になる違和感などもなく自然に聞ける楽曲と演奏。  総じてスタジオ盤よりも断然カッコ良い感じ。

Judas Priest / Redeemer of Souls メタルアルバム

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 17枚目のスタジオアルバム。前作の映画音楽的な雰囲気から一点ロックなアルバムに戻りました。  ロブハルフォードはこのアルバムではスクリームは少なく中音域で淡々と歌う感じ。代わって前に出ているのがギター。新しく入ったリッチーフォークナーのテクニカルなギターがうまくマッチしていて、バンドとしてのツインギターな旨味が出ている感じがします。単純なツインリードではなく出たり引っ込んだりの手加減が歴史のあるバンドの余裕。

Judas Priest / Nostradamus 正統派様式美

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 復活2作目。2枚組みでちょっと長い感じもありますが、全体的には正統派様式美な感じ。純粋なロックというよりは映画のサントラ的な雰囲気にまとまっていて効果音的なつなぎも多い感じ。結果的に好き嫌いが別れるか。  キラーチューン的にはタイトル曲のNostradamusでしょうか。劇的な展開に攻撃的な感じが入って、厳かな雰囲気の中に全体の輪郭がはっきり。そこにメタルゴッドらしいスクリームが入る。この曲は後世にも残る名曲。

Judas Priest / ANGEL OF RETRIBUTION メタルゴッド復活

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 メタルゴッドが復活して過去のScreaming for Vengeanceの頃の雰囲気と、前2枚のTim Ripper Owensの頃のパワー感とヘヴィー感のある音が合わさった雰囲気。  1曲目のJudas Risingはいかにも復活的な壮大な曲で、サビのツーバスが様式美的で良い。次のDeal With The DevilはElectric Eyeのようなアップテンポ。この2曲だけで復活の手応えは十分。  また7曲目のAngelではJudasらしいバラードでまた聞きごたえがあり。

Judas Priest / Demolition カッコ良い。

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 JugulatorとDemolition。特に人気のない、というかなかったことになっているくらいのアルバムですが、結構カッコ良いと思います。  TimのハイトーンとScott Travisのツーバスのドコドコな感じがマッチしていますし潰したようなディストーションサウンドも纏わりつくような感じで耳に残ります。  特に1曲目のMachine Manなんてサイバーな感じでカッコ良いと思うのですが・・・。ギターのリフも往年のジューダスらしいリフですし。