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Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

RIOT / Rock City 疾走感

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疾走感  RIOTといえば疾走感でしょうか。  いかにもロック的なアップテンポに日本人ウケするメロディな感じ、そこに起承転結がある感じのわかりやすい構成。  80年前後って似た音のバンドが多いのでしょうか、NWOBHM的な感じもします。    このアルバムのキラーチューンはWarrior。今聞くと多少古臭い感じもしますが、疾走感・哀愁メロディ・分かりやすい構成と、RIOTをイメージづけた1曲って感じでしょうか。  今風に言うとメロスピの走りな感じも。  サビのメロディが印象的でロックアンセム的な中にレスポールの重心低めな音が絡んできます。

Jimi Hendrix / People,Hell&Angels 新作

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40年後の新作  何枚か晩年録音していた音源がリリースされていますが、これもその1枚。  完全な新曲というわけでもないのですが、アレンジや音が異なるので新作といっても良いくらいのもの。  このアルバムは他のアルバムと比べてもとにかく音が生々しい。技術の進歩なんでしょうか。ギターのフレットに擦れる音まで聞こえてきそうな。  Easy Bluesではジミヘン的なブルーズで繊細なギターの音が聞けるしギター以外のインタープレイもすごい感じ。  Let Me Move Youではファンクなギター。

Jimi Hendrix / Valley of Neptune 未発表スタジオ音源

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未発表スタジオ音源  68年から69年に録音されたデモ的な音源を集めたアルバム。と、言っても未発表曲はValley of Neptuneで他は別バージョンのデモ的な音源。  Valley of Neptuneはソウルフルな音でElectric Ladylandの頃を彷彿させるような音。この頃のジミヘンの志向を感じる曲。  既存曲のデモ音源もなかなか面白い。  1曲目のStone FreeはあのStone Freeとは違う。Are You Experienced?のStone Freeを想像して聞くとちょっとずっこけるというかつまづく感じが。リズムやアレンジが全く異なりソリッドでよりタメが効いたファンクな感じ。  これは慣れるとクセになる。

Tribute to Jimi Hendrix: Power of Soul 面白いトリビュート

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聞いていて面白いトリビュート  豪華なメンバーのトリビュート。オリジナルを各自の個性でアレンジしている感じが聞いていて楽しい。  面白いのは6曲目 Earth Wind & FireのVoodoo Child ( Slight Return)。さわやかなコーラスにホーンが入っていかにもEWFな雰囲気。Voodooな感じは全くなく別の曲になっていますが思いもよらないカバー感があって楽しい。  14曲目のChaka khanのLittle Wingも良い感じに別の曲感があり。高音の伸びるヴォーカルが楽しめる。エモーショナルで少し悲しげな感じが良いアレンジ。

Jimi Hendrix / Live at Woodstock ジミヘンといえば

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ジミヘンといえば  このライブでしょうか。  特にDisc2のStar Spangled Bannerでのフィードバックをコントロールしつつの演奏が聴きどころ。それまでのダレたけだるい雰囲気がグッとシャープな雰囲気に変わってゆくのがわかります。  そこからPurple Hazeにつながるあたりが最高の出来。  全体的には持ち時間を考えないライブな感じでしょうか。弾きまくりのジャムセッション的になっていてVoodoo Child(Slight Return)なんて13分もの時間。  Spanish Castle Magicもテンション高く聞き応えあり。

Jimi Hendrix / BBC Sessions Radio Oneと重複しますが

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聴きどころの多いスタジオライブ  安定のBBC Sessionsシリーズ。Led ZeppelinやCREAMなどの他のシリーズも良い感じのアルバムが多いです。  そんなJimi HendrixのBBCですが、以前からあったアルバムRadio Oneの完全版のような感じ。音も良く曲数も多くてお買い得。  演奏的にはライブ感があって良い。Disc2のManic Depressionでは明らかなミスがあったのでしょうか笑い声が。  ラジオの都合でしょうか全体的にはスタジオ盤的な構成だったり音量的にも落ち着いた感じになっています。Voodoo Child(Slight Return)ではもうちょっとライブ感があると楽しいかなと思ったり。  ただベストアルバム的にまとまっているので良いアルバムかと。

Jimi Hendrix / South Saturn Delta アウトテイク

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これもなかなか  アウトテイクとか未発表というのは多数ありますが、これはFirst Ray of The New Rising Sunに続く良いアルバム。  このアルバムでは2曲目のLittle Wingが名曲。インストのでもですが、これがAngelに発展してゆく雰囲気があってデモテイクと言えども名曲感がプンプン。  5曲目のPower of Soulのスタジオ盤のデモというのもカッコ良い。Band of Gypsyのライブ音源とはまた違って聴きどころも多い。