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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

McAuley Schenker Group / M.S.G. 紛らわしい

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いつ見ても  紛らわしい。  Micheal Schenker GroupのセカンドとしてMSGというアルバムがあるわけです。で、McAuley Schenker GroupのサードとしてM.S.G.というアルバム。どちらも略してMSGなのですがどうも間違ってしまう。  音的にはメロディアスハードな感じに進化して1st、2ndの良いところを取ってきたアルバムに。歌えるヴォーカルなのでヴォーカルを前に出してギターは裏方的にプレーしています。

McAuley Schenker Group / Save Yourself 以外にカッコ良い

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以外にカッコ良い。  元々のMSGファンの人からすると McAuley Schenkerの雰囲気はちょっと邪道な感じもするかもですが、先入観なしに聞くとこれはこれでカッコ良い。前作のPerfect Timingはポップすぎな感じもしますが、こちらはギターハードな感じで1曲目のSave Yourselfが象徴的。ディミニッシュも入ったクラシカルなギターが印象的でちょっとマイケルシェンカーらしくない感じもしますが疾走感ある曲と相まって良い感じになっています。  ヴォーカル的には3曲目のAnytimeが良い感じでしょうか。ミドルテンポのバラードでこれまたMSGらしくないのですが、ロビンマッコリーにはぴったりの音。

McAuley Schenker Group / Perfect Timing アメリカナイズ

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アメリカナイズ  Micheal Schenker Groupとしてはヴォーカルが落ち着かなかったりしましたが、二枚看板としてしっかりやってゆこうという表れでしょうか。ロビンマッコリーを入れてMcAuley Schenker Groupと。  音的にはとてもポップでアメリカンな雰囲気でそれまでのMSGを想像すると全く異なる音。わかりやすくストレートで影がない感じ。1曲目のGimme Your Loveからキャッチーな感じでイケイケ。かなり良い曲だと思いますが。

Michael Schenker / Rock Will Never Die 緊張感のあるライブ

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緊張感ある  Built to Destroyの後の音源。ヴォーカルがゲイリーバーデン。  歌がちょっと弱い感じもありますが楽曲とかみ合っていてカッコ良い。演奏の緊張感はしっかりしていて楽曲のアレンジもカッコ良い。1曲目のオープニングSEからCaptain Nemo、Rock My Nights Away、Are You Ready to Rockの流れは最高にカッコ良い。  最後はDocter Docter。Micheal Schenker Groupとしては反則かもしれない。ヴォーカルにクラウスマイネでこれがまたカッコ良い。

Michael Schenker Group / Built to Destroy 限りなき戦い

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ヴォーカルとキーボード  ヴォーカルをグラハムボネットからゲイリーバーデンに。やっぱりヴォーカルが違うと全体の雰囲気も大きく変わります。  もう1つ大きな違いはキーボード。かなり大胆に入っています。1曲目のRock My Nights Awayはイントロから80年代ポップのような音。ギターリフから入らない予想外な展開。  とは言いつつもギターもカッコ良く入っていて、7曲目のRed Skyなんかはかっこよく歌と絡んでいます。ギター的な視点でいうとCaptain Nemoでしょうか。得意のギターインスト。  ギターハードロックとポップさがうまく混ざったアルバムかと。

Michael Schenker Group / ASSULT ATTACK  黙示録

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ヴォーカル  3rdでヴォーカルがグラハムボネットに。  ヴォーカルの圧力が増して力強い雰囲気が揃ったような感じ。楽曲自体は3連のシャッフルのような印象が強くてそれまでの8ビートなストレートな感じからひねりが入った感じに。  3曲目のDancerはまさにグラハムボネットの歌をイカした1曲。ポップで爽快な感じでアルカトラズに入っていても良さそうな感じですが、ギターの存在感もしっかり。  あとは5曲目のDESERT SONGはギターのイントロと最後のソロを聴くべき。

Michael Schenker Group / MSG 神話

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コージーパウエル  ドラムにコージーパウエルが入った1枚。  とは言いつつもそれほど目立ったドラムな訳ではなく割とシンプルな感じですが、独特のハイハットのビートでコージーパウエル的な音になっています。  このビートの上で変わらずにエモーショナルなギター。個人的には1stほどのキラーチューンはないかと思うのですが、どの曲もギターに聴き入ります。  1曲目のAre You Ready to Rockは1stの1曲目同様の8ビートのロック。3曲目のOn and Onはずっしりしたドラムの上でちょっとダルそうでルーズなギターがカッコ良い。7曲目のLooking For Loveはエモーショナルな雰囲気。ギターのバッキングはほぼパワーコードだけだと思うのですが、なぜかカッコ良い。

Michael Schenker Group / Michael Schenker Group 名盤

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ロック名盤  最初から最後まで熱いロック名盤。マイケルシェンカーのギターがミドルの出た音でちょっと鼻の詰まったような音ですが、まさにマイケルシェンカーの音。構成がかっちり組み立てられていたりペンタトニックの中にたまに入るマイナースケールだったりがクラシカルな雰囲気を出します。  1曲目のARMED AND READYのイントロリフはわかりやすくてカッコ良い名リフ。8ビートのいかにもロックらしい流れの中で展開するギターソロも名演。これに続くCRY FOR THE NATIONもキラーチューン。ゆったりしたテンポで哀愁ある歌とギター。  もう1つのキラーチューンがINTO THE ARENAでしょうか。ギターインストの最高峰。途中でテンポが遅くなるところがカッコ良い。

Richie Sambora / UNDISCOVERED SOUL 都会のブルーズマン

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ビルの谷間のブルーズ  97年のセカンドソロ。These Daysの後でCrushの前なタイミング。  Bon Joviのキーマンだけあって、Bon Joviのアルバム含め STRANGER IN THIS TOWN、Keep The Faith、These Days、UNDISCOVERED SOULと同じ流れに乗っている気がします。Cowboy的なブルーズではなく都会のビルの中でのブルーズ。  アルバムの音は色々入っていますが、基本的にはギター1本と歌だけで行ける感じ。これだけ歌が上手ければこの路線も楽しいだろうと。  2曲目のHARD TIMES COME EASYは昔、どこかの月9ドラマで使われていましたか。

Richie Sambora / STRANGER IN THIS TOWN 暖かい音

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暖かいアルバム  全体的に音が暖かい。ゆったり聴けるアルバム。  Richie Samboraの1stソロアルバム。91年なのでKeep The Faithを出す前くらいでしょうか。Bon JoviのアルバムでNew JerseyとKeep The Faithの間には大きな音や雰囲気の違いがありますが、Keep The Faithのブルージーな雰囲気に繋がる1枚。  2曲目のChurch of Desireから歌のうまさと渋さが堪能できる。太い声とシングルコイルの音がマッチしていて良い雰囲気。続くSTRANGTER IN THIS TOWNも渋い1曲。速弾きやスピードのあるスリリングな曲も良いのですが、この手のじっくりくる感じで1音を聞かせるというのが良い。溜めたプレーをすれば良いわけではなく1音の音色がなんともいえず響くわけです。  キラーチューンは7曲目のRosie。Bon Jovi的な1曲。

TS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)の比較

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ローゲインドライブ  スタジオにTS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)を持って行き大きめの音で試してみました。  セッティングはJCM2000のクランチチャンネルで軽くクランチを作ってペダルでブースト。ペダルのドライブ自体は低めにセッティング。  ギターはハムバッカーストラト。  比べると明らかですが音の傾向は大きく違います。  TS miniは明らかに上と下の音が削らミドルに寄るので丸い感じの音になりサステインも十分。兎に角弾きやすくなる。押し出し感の強い音というか存在感のある音。  オーバードライブって歪みが目的ではなくトーンシェイプが目的だと思っていますが、その目的に最もあったペダルかと。  JHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はTSよりもレンジが広い。上が残る感じ。と、いっても耳が痛い感じのトレブルではなく適度にザクザク感の出る音。TSほどミドルに寄る感じは少ないので押し出し感は少ないのですが適度のトレブルで抜けの良いTSとは違う存在感を出します。 どちらを使うか  TS miniも良いのですがHR/HM系だと少し歪みが足りないのは正直なところ、そんな時にはSuhrのkoko Boostを前段で踏む。そうすると程良く歪みが増えて高級アンプのような音になります。  対してJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はゲインをあげれば適度に歪んでくれますので幅広い感じで使えます。  オーバードライブのポイントは歪みではなくトーンシェイプだと思いますので、クリーンなギター主体のブルージーな時にはTSを、ポップスなどで小音量だけど存在感が欲しい時にはJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)で、と。    HR/HMの場合は両方ありかな。  ディストーションペダルのように抜けが悪くなることもなく、どちらも音の傾向は違いつつも存在感ある音になりますので。

TWISTED SISTER / STAY HUNGRY 強烈なビジュアル

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インパクトあるビジュアル  LAメタルなのですがヴォーカルのヴィジュアルが、なんというかオバQというかオカメというかなんというか。  でも音は正統派でカッコ良い。ポップでギターがザクザクしていてLAメタルな音。2曲目のWe're not Gonna Take itは代表曲。ノリが良くて良い意味でIQの低い感じが楽しい感じ。80年代のヘビメタを体現した感じですが一緒に歌いたくなる感じ。  6曲目のI Wanna Rockもロックアンセム的な感じ。

Tigers of Pan Tang / Spellbound ジョンサイクスの名演

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ジョンサイクス  81年のTygers of Pan Tangのセカンド。2人目のギタリストとして加入したジョンサイクスのキャラクターが際立っています。ラフですが勢いのある音でジョンサイクスのギターがどことなくGary Mooreに似ています。  1曲目のGANGLANDなんてまさにNWOBHMをイメージさせるような疾走系。勢いのあるヴォーカルとゲイリームーア的なギターがカッコ良い。個人的に好きなのはMirror。この曲の「ミラ〜ミラ〜」って歌っている部分が、Loudnessを連想してしまいます。  あとはDon't Stop Byも名曲。哀愁たっぷりの曲でマイケルシェンカーっぽいギター。