投稿

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Yngwie Malmsteen / Alchemy クラシカル回帰

イメージ
ネオクラシカル  前作が楽曲のバラエティに富んだハードロックアルバムでしたが、今回はネオクラシカルになってる気がします。空気を読まずにギターを弾きまくりって表現があっているのかも。1曲目のBLITZKRIEGから詰め込みまくりですごい。ギターという楽器とは思えないような速さとテクニックで圧倒的な感じ。これはこれですごいことです。  あとは象徴的なのが5曲目のWield My Swordでしょうか。疾走系でインギー的な全てが入っています。

Yngwie Malmsteen / Facing The Animal バラエティに富んだ

イメージ
雰囲気は  Seventh Signに使いかもですね。幅広い楽曲でメロディアスな歌メロ。聞きやすいアルバムになっているかなと。ドラムがコージーパウエルってのが良いかもですね。いつもなら単調な音になっていたドラムパターンが俄然存在感が出ています。そんな中で手癖が少なく楽曲に合わせたギターになっているのが聞きやすいポイントかと。  1曲目のBRAVEHEARTから緊張感ある曲。ドラマチックでカッコ良いです。アルバムの聞きどころとしては6曲目のLike an Angel (For April)でしょうか。普通のバラードなのですが、美メロが載っているのとギターソロがカッコ良い。印象的なラインで溜めのあるプレーが耳に残ります。

Yngwie Malmsteen / INSPIRATION カバーアルバムだけど名盤

イメージ
全曲カバー  発売当時に買って聞きましたが、このアルバムは未だに聞くアルバム。全曲カバーですがインギー節が入って原曲よりもカッコ良くなっているかと。  1曲目のCarry on Wayward SonはKANSASのカバー。オリジナルは少しもっさりした感じがありますが、こちらはギターが前に出て締まった感じ。イントロのギターリフでテンション上がります。続くDeep PurpleカバーのPictures of HomeはMachine Headに入っている名曲。これのためにアルバムを買っても良いと思えるくらい。3曲目のGates of Babylonも同様にギターが前面に出て締まった感じでスピード感があってカッコ良い。この3曲の流れで十分に価値があります。  最後のSpanish Castle Magicはまあ遊び的な感じでしょうか。

Yngwie Malmsteen / MAGNUM OPUS この頃から変わりましたか

イメージ
マイクヴェセーラ2枚目  前作のSeventh Signに続きマイクヴェセーラヴォーカルの2枚目。ハイトーンな感じでインギー風のネオクラシカルとはマッチしていると思います。Seventh Signはゲイン高めの音に変わりましたが楽曲的には粒ぞろいでギタープレーも曲に合わせて練られた感じがしてよかったのですが、次のこのアルバムくらいからはマンネリ気味に。ゲイン高めのドンシャリサウンドで手癖の速弾き。  1曲目は疾走系。イントロがEclipseに似た感じもありカッコ良い感じ。10曲目のFire in The Skyもカッコ良いのリフでできていますが、こちらもソロが単調な感じ。明らかに誰が弾いているのかわかる、個性があるということもできますが。

Yngwie Malmsteen / Fire and Ice 一般に知名度が

イメージ
超大作  初期のいかにもネオクラシカルな感じから中期のポップな感じも入れながら、の最後くらいに当たるアルバム。前作のEclipseはポップさとHR/HM感、そしてネオクラシカルがミックスされた良いアルバムで、次のSeventh Signはメタリックに寄せた名盤だと思いますが、その間に入るアルバムでちょっと地味な感じもします。ただ発売当時日本のチャートにも上がってきてびっくりした記憶があります。ロックに興味がない方の耳にも入ったようにも思います。  全体的にもミドルテンポな哀愁系が多い感じでちょっと退屈な感じもありますが、3曲目のTeaserなんかはインギーらしからぬポップ感があって良いかと思います。

Yngwie Malmsteen / TRIAL BY FIRE LINE IN LENINGRAD 勢いのあるライブ

イメージ
初期の集大成  Odessayを出した後、ジョーリンターナーがヴォーカルの時期のライブ盤。初期のYngwieのまとめ的なアルバムになっているように思います。曲的にもそうですしギターの音もこれ以前とこれ以降で変わる気がします。この頃まではストラトのシングルコイルの音がストレートに出ていて歪みは少なくアンプのキャビネットを揺らした音。フレーズもネオクラシカルでまとめている感じ。Far Beyond The Sunは勢いがあってノリに乗ったいかにもライブな感じ。  バンドとしてもまとまっているものの、Yngwieの自由なプレーに必死に合わせているのがわかります。ギターソロからTrilogy Suite OP5に入る時などはインギーが突然始めたのでしょうか。他の楽器陣がギリギリで合わせたのがわかる気がします。

Yngwie Malmsteen / Odyssey 歌物名盤

イメージ
ジョーリンターナー  4枚目でヴォーカルはジョーリンターナ〜に。今回の立役者はヴォーカルかと。これまでのネオクラシカルなインスト的雰囲気から完全な歌物バンドになりました。80年代のアメリカ的な音とメロディでキャッチーな曲がそろっています。この辺りはジョーリンターナーのメロディセンスがそうさせているのかと。  1曲目のRising Forceからヴォーカルとギターがうまく絡み合ってカッコ良い。サビ最後の「Rising Force〜」と歌った後にネオクラシカルでの上昇フレーズの組み合わせが最高の決めフレーズ。