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Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

Glenn Hughes / Resonate ロックなアルバム

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ロックしているアルバム  最初にひと回し聞いた印象がロックなアルバムだなと。ヘヴィーな感じでカッコ良い。  変わらないのはグレンヒューズのヴォーカル。衰えがない感じが素晴らしい。ゴリゴリのハードロックでシャウトもありますしメローなヴォーカルもあります。  今回結構目立つのはオルガン。ジョンロードのように弾いていて余計にハードロック感が出ています。代わりにギターはあまり前に出ていない感じ。  耳に残ったのは7曲目のHow Long。間奏のオルガンのソロがジョンロードを意識したようなフレージング。リズムを重視したユニゾンのサビ。ドラムがハードロックらしくスパスパ鳴ってのユニゾンがカッコ良い。そして最後のシャウト。 9曲目のLandminesではイントロのギターがカッコ良い。フロントのシングルコイルでしょうか。

Def Leppard / Def Leppard らしい感じ

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らしい感じ  少し渋くなったけど「らしい感じ」が詰まったアルバム。  聞いた途端に全盛期の頃のアルバムを思い出しました。全盛期の頃の曲を今の解釈でやり直したような。昔の曲の焼き直し的な印象を持つ方もいると思いますが、Def Leppardに求めるのはこういうものかと。ソリッドな音に重厚なコーラスワーク、ミドルテンポでポップなメロディ。悪く言えばマンネリか、良く言えば狙ったところが当たる、ギターでいうとTubeScreamerのような感じでしょうか。  1曲目のLet's Goから2曲目のDangerousへの流れが特に良いです。

Dio / Master of The Moon 様式美

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Dioのスタジオラスト  ダグアルドリッジが抜けてグレイグゴールディに。弾きまくっている感じです。  ロニーの声は衰えないですし1曲目から入魂です。  キラーチューンがないのは残念なのですが妖艶な感じの様式美。ファンが求めるDioな音があると思います。  1曲目のOne More For The Roadは疾走系の曲。アルバム1曲目はこのような曲であってほしい。ギターとヴォーカルの雄叫びというか入魂具合がテンション上がります。そして続く2曲目のMaster of The Moonはミドルテンポのロニーが得意な曲。初期のアルバムのように1曲目が疾走系で2曲目にミドルのタイトルチューンを持ってくる流れがDio。

Dio / Magica 重さの中に美しさ

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モダンヘヴィネスから  路線変更と言われていますが、十分にモダンヘヴィネスな感じ。  ただ前作は煮詰められたドロドロの何かのような感じでしたが、今作はドロドロの中に美しさがある気がします。  特に4曲目のFever Dreamsなんかは様式美的な感じのDioの昔からのファンが好きそうなイメージ。  ただコンセプトアルバム然としていてキラーチューンがないのは残念。

Dio / Angry Machines モダンヘヴィネス2枚目

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とっつきにくいかも  Black SabbathのDehumanizerから続くモダンヘヴィネス。DioではStrange Highwaysに続く2枚目。個人的にはDehumanizerは好きなアルバムです。T.V CrimeとかTime MachineとかIとか名曲が揃った名盤だと思うのですが、このアルバムは特に退屈な感じ・・・と、一見思ってしまいますが、よく聞くとねっとりしたDioのヴォーカルが堪能できる1枚。  Loudnessの仏陀ロックの頃とよく似た雰囲気を感じます。  ラスト曲のThis is Your Lifeが沁み入る。アルバムとしては基本的にはミドルからスローなテンポで重心低めにくる感じで煮詰められた何かのような感じなのですが、この流れがあるおかげで最後のすっきり感が最高。

Dio / STRANGE HIGHWAYS さらにヘビーに

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前作よりも  さらにヘヴィーに。  よく聞くとDio風な感じもするのですがこのアルバム以降の数枚はよくわからない感じになっています。モダンヘヴィネスとでもいうのでしょうか。ちょっと退屈。  Dioの良さはミドルテンポでねっとりルーズに歌う感じではあるのですが、ここまでくるとちょっとと思います。  とは言いつつも3曲目のStrange Hightwaysなんかは壮大な感じ。前半の叙情的なヴォーカルからヘヴィーなギターが入り、Black Sabbath的に展開してゆく良い曲。

Dio / Lock Up The Wolves ヘビーな出来

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虹的ではなく  ヘビーな仕上がり。  メンバー総交代でちょっとまとまりがない感じもしますが、虹的な感じではなくヘヴィネスを追求した感じでしょうか。  Dioのヴォーカルは疾走感よりもミドルからスローテンポのねちっこい感じが良いと思うのですが、このアルバムはその方向を狙ったものかと。前作はかっちりした音でメトロノームのようにしっかり進む印象がありましたが、こちらはルーズな感じ。個人的にはDioはこの方向かと。6曲目のLook up The Wolvesなんてこの路線。ミドルテンポで重心が低く、のちのBlack SabbathのDehumanizer的な感じ。