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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Black Sabbath / Reunion オリジナルサバス

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オリジナルメンバーでの  ライブアルバム。それに新曲が2曲。  ライブ盤はオジー期のベスト的選曲で普通に楽しめます。やっぱりブラックサバスといえばオジーの素っ頓狂なヴォーカルが全体の不気味的な雰囲気にマッチ。  新曲2曲も、現代的になった「あの頃のブラックサバス」。

Black Sabbath / Forbidden 少し影の薄いアルバム

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影が薄いか  引き続きヴォーカルはトニーマーティン。ベースはギーザーバトラーが抜けてニールマーレイ。95年の18枚目のアルバム。  95年ということでHR/HMが冬の時代に入った頃。ヘビーな音ではあるのですがどことなくこれまでのHRとは異なる方向。アルバム全体としても少しチグハグな感じもあります。  1曲目からトニー期のブラックサバスと言って期待する感じではなくロニーヴォーカルであればしっくりくるようなくどめの曲。そしてちょこっと入るラップ。なんとも不思議な感じでアルバム最後まで行ってしまう感じ。

Black Sabbath / Cross Purposes トニー再び

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正統派HRに  前作でロニーが復帰し、ねちっこいヴォーカルを聴かせるアルバムになりましたが、その後脱退、トニーマーティンが再び復帰。ロニーと比べるとすっきりとした感じで、上手いヴォーカリストを前に出した正統派HRになっています。  1曲目のI Witnessは1曲目らしいドライブ感のある曲。2曲目のCross of Thonesは様式美系のイメージ。3曲目はPsychphobiaはヘビーなリフの上にメジャーキーが乗る不思議な感じ。  アルバム全体としてはトニー期の三部作のようにアルバム全体として1つの作品になる様式美が堪能できます。

Black Sabbath / Dehumanizer ロニーの通算3枚目

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ロニーのコブシ再び  92年の16枚目のアルバム。トニーアイオミ、ギーザーバトラー、ヴィニーアピス、そしてロニージェムスディオ。  トニーアイオミの音数は少ないヘビーなリフ、ギーザーバトラーのドロドロしたベース。やっぱりブラックサバスの音はこうあるべき。そしてロニーのコブシの力み具合が最高にカッコ良い。  1曲目のComputer Godはアルバム1曲目らしい金属的で疾走感のある音。3曲目のTV Crimeはサビのヴォーカルが惹きつけられます。6曲目のTime Machineはギターのリフとヴォーカルの絡みがカッコ良いですし、9曲目のIはヘビーな感じで Iの連呼がカッコ良い。 世間一般では評価は高くないようですが、熱くなる名盤。

Black Sabbath / Tyr ドラマチックな3枚目

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トニーマーティン三部作  トニーマーティンが入って3枚目。壮大でドラマチックな楽曲を取り揃え狙いを絞ったアルバム。  怪しい雰囲気の音使いと様式美的な美しさが繊細さと大胆さがうまく融合していて静と動の狙いがよくわかる。  1曲目のANNNO MUNDIがこのアルバムの象徴。アルペジオとコーラスに合わせてメインヴォーカル。冬の静かな朝のような感じからバンドが入り盛り上がり。ギターとドラムが盛り上げていますが、トニーの強いヴォーカルもマッチしていて良いです。

Black Sabbath / Headless Cross ドラマチックなアルバム

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ドラムに  コージーパウエルが加入してパワフルな音を聴かせるアルバム。  ヴォーカルはトニーマーティン。コージーパウエルの重厚なドラミングに合わせてねっとりしたリフが絡んで、そこに上手いヴォーカルが入る。  2曲目のHeadless Crossではこのハイトーンが印象的で高貴な感じの楽曲に仕上がっているし、4曲目のWhen Death Callsでは幻想的な前半と感情が入るサビの構成。  全体的にドラマチックな展開で壮大な感じに仕上がっています。

Black Sabbath / The Eternal Idol 前作に続き

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混迷期  前作のグレンヒューズが抜けて、後釜にレイギランが加入・・・となったが収録後に脱退。新ヴォーカリストとしてトニーマーティンが加入してヴォーカルパートを取り直したとか。  トニーマーティンはロニー的というかスコーピオンズ的というか上手いヴォーカリスト。しっとり歌ったりハイトーンで伸びのある歌だったり。  楽曲も疾走感のあるカッコ良いHRになり、もう既にいわゆるサバス的な雰囲気は微塵もなくなっています。時代的にも80年代後半に入りHR/HMが流行る時代でハイトーンヴォーカルに疾走感のあるHR/HMは狙い目だったんでしょう。メンバーも大きく変わっているので古い時代の音を追い続けるのも限界があるのでしょうね。

Black Sabbath / Seventh Star 微妙な時期の作品

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Black Sabbathというには  微妙な作品。前作から引き続きメンバー的にも落ち着かずに過渡期のアルバム。メンバーがトニーアイオミ以外やめてしまって実質ソロアルバムのようになってしまい、Black Sabbathというのは微妙な感じ。  ヴォーカリストにはグレンヒューズが入っていて上手い歌を聴かせます。それまでのDeepPuepleやHughes/Thrallのようなシャウトが入ったアゲアゲな感じの歌ではなくしっとりねっとり歌うようなヴォーカル。これがカッコ良い。  楽曲的にはサバス的な雰囲気はなく、多少フックが足りないかもですがグレンヒューズの歌を生かすようなストレートなハードロックに。

Black Sabbath / Born Again 迷走期間

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賛否あります  ヴォーカルにイアンギランが入った1枚。イアンギランがマッチしているという人もいますし、その逆のコメントの人も。  無機質で硬質なイアンギランのヴォーカル。それがオジーとも違う素っ頓狂な感じで狂人っぷりを発揮しています。  ただ楽曲と少しあっていないような気もします。6曲目のDigital Bitchなんかはロニー期のような楽曲にDeep Purple的な硬質なヴォーカルなのてマッチしていないかなと。  2枚目を出してくれていればもっと一体感が出てきたかも。

Black Sabbath / Live Evil ロニー期のライブアルバム

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ロニー期のライブアルバム  ロニー期はこのライブアルバム当時2枚(Heaven and HellとMob Rules)しかアルバムを出していないため、この2枚からのベスト的な選曲になっています。と、言っても捨て曲はないのですが。  1曲目からオープニングSE的にE5150が入っているのがロニー期のサバスを象徴する感じで盛り上がります。  その後Neon Knightからスタートし独特のねっとりしたヴォーカルが前に出ます。特につすべきは初期ブラックサバスの名曲を演っていること。ブラックサバスのライブ的には外せないかと思いますが、オジーとの違いが面白い。個人的には初期の曲はやはりオジーの狂人的な雰囲気の方があっていますね。

Black Sabbath / Mob Rules 虹から悪魔的に

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虹的から悪魔的に  変わったロニー期ブラックサバスの2枚目。Heaven and Hellは良くも悪くも虹的な感じでスピード感があったり軽快な感じがあったりした名盤なのですが、こちらは重心低くどっしりした感じになっています。  悪魔的と言ってもオジー期の初期とも異なります。オジーはなんとなく狂人的な感じのホラーを感じますが、ロニーは宗教的というか黒魔術系な感じ。  1曲目のTurn up The NightはHeaven and Hellからの継続のような音圧高い8ビート。ヴォーカルのコブシの回し方が秀逸。  2曲目のVoodooはドゥーミーなミドルテンポ。リフがカッコ良い。3曲目のThe Sign The Southern Crossもミドルテンポの名曲。  E5150はインストながらこのアルバムを象徴する曲かと。  捨て曲なくベヴィーさ様式美的な美しさが混在する名盤かと。

Black Sabbath / Heaven and Hell 虹な感じ

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虹な感じ  オジーが抜けてロニージェームスディオが加入したBlack Sabbath。これまでの悪魔的なイメージの音から様式美的なメタルサウンドになった名盤。  1曲目のNeon Knight、イントロの8ビートからテンション上がる。そこにヴォーカルが入ると一気に引き込まれますね。ねっとりとしたDioの歌い方がヘビーな8ビートに合います。2曲目のChildren of The SeaなんかはDio期のサバスの名曲。静かできらびやかなイントロから音圧が高くなる移行がカッコ良い。  6曲目のDie Youngなんかはストレートなハードロックでサビのヴォーカルがカッコ良い。

Black Sabbath / Never Say Die! オジー最後のポップなサバス

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もっともポップな感じ  78年の8thアルバム。オジー在籍の最後のアルバム。全体の曲調的にはオジーのソロアルバムのようにポップな要素があったりストレートな感じもあったりで雰囲気はこれまでと大きく変わります。  1曲目のNever Say Die!からポップ。ストレートなロックンロールにメジャーキー。初期から考えると想像できない構成。軽快なバッキングにオジーの声というのもなかなか合う感じがします。これはオジーの1st Brizard of Ozzにも通じるものがあるかと。  6曲目のAir Danceなんかもこれまでにはない雰囲気。イントロが素晴らしい。

Black Sabbath / Technical Ecstasy プログレッシブな1枚

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オジー期後期の名盤  76年の7th。ブラックサバスらしからぬ雰囲気。1曲目のBack Street Kidsから従来のブラックサバスな雰囲気は薄い。重厚なリフにオジーの素っ頓狂なヴォーカルが乗る。これはサバスらしいのですが、曲がスピード感ある曲で展開が激しい。プログレッシブな感じ。  2曲目のRock'n Roll Doctorなんてアメリカンハードロックのようなカラッとした感じ。  Iron ManとかMaster of Realityなどを求める人にはちょっと違うかもしれませんがハードロックアルバムとして聞くと名盤かと。

MXR EVH Phase90 踏みっぱなしでも気持ちが良いペダル

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踏みっぱなしでも気持ちが良いペダル  2年ほど前に購入して使用頻度の高いペダル。  PhaserといえばVan Halenの1stアルバム。これを聴くとPhaserは飛び道具ではなくかけっぱなしでもいけるエフェクターだと思えます。  いつものMXRサイズにつまみはSPEEDの1つのみ。これで揺れのスピードを調整するだけの清い設定。これを歪みペダルとか歪みチャンネルのアンプの前につなぐと気分はEVH。  通常のオレンジのPhase90と違うのが左上にScriptスイッチがある点。これを押すとスクリプトロゴ時代の音になるとか。スクリプトロゴの実物は聞いたことがありませんが、感じとしてはマイルドになる感じ。  スクリプトをオンにしてSPEEDつまみを9時から10時くらいにしておくと、ロックなバッキングでもリードでもいけそうな、踏みっぱなしセッティングになるかなと思います。  シグネイチャーモデルってファン以外にはちょっと恥ずかしかったりもするのですが、思った以上に汎用性が高く使えるPhaserペダル。

Black Sabbath / Sabotage 狂気な感じ

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狂気な感じ  Black Sabbathの6枚目のアルバム。オジー期の後期とでも言えば良いでしょうか。初期のドロドロしたダークな感じとはまた違った怖さがあります。初期は不気味な幽霊的な怖さでしたが、このあたりからは狂人的な怖さが。  1曲目のHole in The Skyがハイテンションで歌っていてなんというか薬的な異常さを感じます。5曲目のSymptom of The Universeはオジーがソロになった後のライブ盤でも入っている名曲。

Black Sabbath / Sabbath Bloody Sabbath 方向性が変わったアルバム

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雰囲気変わる  前作で少し方向性が変わった感じがしましたが、それが決定的になったアルバム。シンセサイザーやオーケストラが入ります。  とは言ってもブラックサバスの骨組み部分は変わらずに少し遊んでみました的な感じ。Master of Realityのようなトリップしてしまうような感じはないのですが、軽快な中にも不気味さを入れています。  楽曲的には1曲目のタイトル曲。印象に残るリフ、重心低い楽器に甲高いヴォーカルが映える。

Black Sabbath / Vol4 3rdと迷う名盤

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これは迷う  バンドが上り調子だったのがわかります。3rdとどちらが名盤かと聞かれれば迷うかも。1st、2nd含めても迷うかも。  この頃からバンドの音が少し変わってきます。初期の不気味な感じから少しロックバンド的な派手さが入ってくるような。これまでに比べると全体的に音数も多い。間を楽しむというよりはアレンジとか複雑さを楽しむような。  聴く人によってはちょっと散漫な印象もあるかもですが、名盤。

Black Sabbath / Master of Reality 初期の集大成

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集大成的  集大成的にBlack Sabbathらしさが集まったアルバム。1stでコンセプトが確立して、2ndで少しキャッチーな面やグループ感が強調され、今回の3枚目で完成になります。一般受けするような誰でも聞いたことのある曲は2ndなのですが、名曲っぷりは変わらずよりグループ感が強まって最後まで飽きないアルバム。  なぜかおっさんの咳?で始まるSweet LeafやChildren of The Grave、Load of This Worldなど聴きどころある名曲揃い。

Black Sabbath / Paranoid 名盤

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歴史的名盤  Black Sabbathのセカンド。これは捨て曲のない名盤。  全体的に曇った音というか、悪くいえば抜けの悪い音なのですがそれが怪し雰囲気を出して重心の低い音をまとめています。ここにオジーの素っ頓狂なヴォーカルが乗るというのが初期Black Sabbathの醍醐味。全体的にベースがカッコ良い。  1曲目のWarPigsはオジーのライブでもよくやっている1曲。スローな感じで隙間のあるギター。それを埋めるベースがカッコ良い。一段展開して入るヴォーカルが入るあたりから緊張感が高まる。後半のさらなる展開がカッコ良い。緊張感がぐいぐい高まる。  2曲目のParanoidはシンプルな名盤。8ビートのカッコ良さが詰まっています。  3曲目のPlanet Caravanは怪しい雰囲気のスローな曲でPanteraがカバーしていました。  4曲目はキラーチューン。Iron man。スローな曲で後半の展開が痺れる。