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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

FENDER USA YNGWIE MALMSTEEN STRATOCASTER レビュー 良いギターです

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ちょっと慣れが必要  数年前にFENDER USA YNGWIE MALMSTEEN STRATOCASTER を購入し、ライブでは一度実践投入しましたがそれっきりになっていましたが、久しぶりに出して弾いてみたのでレビューを。  FENDER USAのラージヘッド、Dimarzioが載ったモデル。最新のDuncunピックアップのモデルの先代です。  購入した理由は、ラージヘッドのストラドが欲しかったから。ジミヘンモデルとインギーモデルを迷った結果インギーを購入と。  そもそもアーティストモデルなのでそのファンの方向けのマニアなモデルかとも思い、普段使いにはちょっと恥ずかしいかとも思いましたが、スキャロップのフィンガーボードも意外に違和感もなかったので購入に踏み切りました。  やっぱり特徴はフィンガーボードです。基本的にフィンガーボードに手が触れません。そのくらい深く削れています。  そのためチョーキング、ヴィブラートなどは軽いです。非常に軽い。普通のギターから持ち替えた直後などは上がりすぎます。  また強く抑えるとシャープします。なので思わず力が入ってしまう・・・などは気をつけなければいけません。  よくある評判では「軽いタッチで弾ける」などとありますが、これはちょっと誤解がある場合があります。  確かに前述の通り強く抑えるとシャープするので軽く「押さえなければ」なりません。  一方運指はシビアです。弦を押さえたときには指板に指が触れない(弦しか触れない)ので瞬時のポジション移動でしっかり弦を指の中心で押さえなければ綺麗な音が出ません。  つまり「正確な運指で軽く押さえなければならない。」です。決して下手な人が速弾きができるようになるものではありません(ここは重要です)。 ちょっと難点  試奏時には気が付かなかったが実際に弾き込んでみてわかった点。ネックが非常に細くナットの幅も狭い。  そのため油断すると1弦がフレットから落ちる場合があります。 これは弾き方によるのかもしれませんが、特に気をつけなければいけない点かと。 音は良い  ハードロック系のストラトの良いところが出てくる音です。大きなアンプでドライブさせて弾くと気持ちが良い。他のストラトだとちょっと耳障りな高音部

Yngwie Malmsteen / THE SEVENTH SIGN バランスのとれた名アルバム

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これも名盤と  インギーのアルバムでこれも耳に残っているアルバム。発売当時近所のタワーレコードで買った覚えが・・・そしてYoungGuitar誌を見ながら練習した気がします。  元LOUDNESSの Mike Visceraをフロントマンにして・・・というのは話題になりました。これが  マッチしていますね。ラウドネスで歌っていた時にはあまり好きではなかったのですが、このアルバムは良い。  ギターはこれまでのミドルを出したストラトの音から大きく変わった感じがします。 少しローを出してドンシャリ気味にした音でこれまでのクラシカルな感じが減ってストレートなメタルな雰囲気が多めに感じます。直球勝負な感じです。  これまでのアルバムと比べると歪みも多めです。  アルバムの出だしはまさにネオクラシカル的ですが、それ以外はFar Beyond The Sun的な雰囲気はあまり感じないです。 「いつもの感じ」を求めている方にはちょっとコレジャナイ感があるかもですが、いつもの雰囲気にこだわらない方であれば良いかと。  これまでと変わったギターに Mike Visceraのハイトーンがマッチしているわけです。 Mike Visceraのメロディセンスが良いのか、これまでのアルバムとは違う雰囲気の耳に残るアルバムになっているかと。  特にこれまでメタリック系の音楽に耐性のない方でも入りやすい感じがします。 曲レビュー NeverDie  これはまさにキラーチューン。イントロの「いつもな感じ」のフェードインで盛り上がります。メインリフから本編が始まり一気にハイスピード8ビートに。  マイクのロングトーンのサビが印象的。この1曲で「これだ!」感が出てきます。  そしてギターソロは「いつもな感じ」。  発売当時YoungGuitarにスコアが載っていて練習した記憶があるのですが、イントロのメインリフのリズムがノリを出すのが難しかった記憶があります。 I Don't Know  これは文字通りアルバムの2曲目に入りそうな感じ。 HAIRTRIGGER  疾走感があってカッコ良い。決してキラーチューンにはならないのですが、こういう曲がアルバムとかライブでは中締め的に効いてくる。

Yngwie Malmsteen / Eclipse 昔のインギーはカッコ良い

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良い曲揃っています  初めて聞いたのは25年くらい前。最初に聞いたインギーのアルバムです。  メンバーは違いますが前作のOdysseyの曲の雰囲気をそのまま継続している感じ、個人的にはとても好きです。この頃くらいまでのインギーはカッコ良かったな・・・。  基本的にはどの曲もバンドでライブをやるのに向いているような感じ。スタジオで作り上げるような雰囲気ではなくライブ向けにできていそうなストレートな曲と録音です。  曲的には北欧的な雰囲気が強いですね。ギターソロ的にはいつものハーモニックマイナーな雰囲気もありますが、ペンタトニック的に押し切る雰囲気もあったりで、基本的に練られたソロな感じです。  この練られたソロが盛り上がりやキメがあって曲にマッチしていると思います。個人的にはスウィープのリードはアドリブが難しいというか、キメ的に練った方が良さが出てくるかと思います。  今のインギーは昔の手癖的なソロばかりで、一聞でインギーだとわかるのですが、毎度毎度な感じで面白みがないというか・・・。  この頃くらいまでのギターの音はストラトの音の1つの理想形ですね。シングルコイルで歪み感とかEMG的な密度感は少ないのですが、マーシャルのキャビネットが震える感じが気持ち良いです。 名曲揃い Making Love  アルバムの出だしで良い曲。ドラムから入ってギターのリフが被さり、ミドルテンポの8ビート。この8ビートが重厚感があって良いです。 Bedroom Eyes  一見インギーらしくないファンキーな感じ、ハーモニックマイナーもないのですが良いです。 Save Our Love  スローバラードでボーカルの声質に合っていますね。この曲はギターソロが好きです。歌メロをベースにインギー節を入れてくるあたりが「来た来た!」となります。 Demon Driver  アップテンポでカッコ良いリフで始まる。耳に残るのはギターソロの出だし。3連スウィープ。これこそキメ的なスウィープが活きる練られたソロ。これギター好きな皆さん練習したんじゃないですかね。 See You in Hell  正直歌メロはおまけみたいなものかな。3連のリズムと間奏の出だしのキメのための曲。  このシ

Free The Tone SolderlessCable ペダルボードの人は必須

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これはヒット  ここ1年くらいベダルボードを作っています。これまではブースターを1つギターケースに入れてスタジオやライブに向かっていたのですが、ちょっと色々やり出してフェイザーやらフランジャーやらの音が欲しいと。  そうするとエフェクタボードを整えるのがセッティングも楽ですし理想的なわけです。  ギタリストの皆さんはエフェクタボードにこだわりがある方も多いかと思いますが、色々なボードに様々なペダルを載せます。そしてライブやバンドごとに欲しいペダルも異なりますし、色々やりくりをしだします。そしてペダルボードを持って行くにあたり、パッチケーブルの長さ問題というのは避けられないです。  パッチケーブルが短いと上手い具合にペダルが置けないですし、長すぎるとケーブルが余って汚いと。  かといって自作シールドを作るというのは半田ごて問題などあり面倒・・・と。  前置きが長くなりましたが、このあたりの問題をすべて解決するのがソルダーレスケーブルだと思います。  好きな長さにカットできて、半田ごても不要でパッチケーブルが作れます。一度作ったケーブルもネジを外すだけで長さを変えたり再利用できたりすると・・・・。   信頼性  ただ実際には不安もあったわけです。  ソルダーレスなので素人が勝手に作ったパッチケーブルの信頼性は如何なものか・・。  リハ中、ライブ中に突然切れたりノイズが乗ったりなんかはないのか・・・。  で、実際に使っている感覚としては全く問題レベルです。特にノイズもないし断線もありません、もちろん作成時に下手打って無駄にしたこともありません。  非常に簡単に作れて普通に利用出来るレベルです。 実際に使ってみて 実際に使ってみた感想を幾つか。 1.ブラグの大きさ  見ての通りプラグが小さい。 これはペダルボードの中においては重要です。通常のパッチケーブルだとプラグ部分だけで3センチ以上あったりするのでそれだけ場所をとります。  これはプラグ部分は1センチくらいなので取り回しが簡単です。 2.ケーブルの細さ  ケーブルも細い。写真の通りですが細いので取り回しも楽ですし、配線をまとめられるので見た目もスッキリ。細い分、重さも手頃です。 3.プラグの数

Red Dragon Cartel / Red Dragon Cartel アルバムとしてはまとまりないけど良いギター

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BADLANDSよりもOzzyか  これは最初にニュースを聞いた時には期待していました。ジェイク・E・リー時代のOzzyは結構好きだったんですよね。その後のBADLANDSもカッコ良くて。  でもそれっきり最近名前を聞かないなと思っていたジェイクが復活と。何が良いってギターを弾いている姿がカッコ良い。歴代のOzzyギタリストの中でステージングはピカイチだと思います。  実際に聞いてみて思ったのは、Ozzy時代の雰囲気に似ていると思いました。なかなかカッコ良くて独特なルート音を挟むリフなんて健在です。  BADLANDSはブルーズロック風な感じで、ギターのリフもだいぶ異なりましたが、今回はHR風なリフが多い。    オフィシャルビデオを見ると、あの白いストラト。これがカッコ良いな。  ただアルバムとしては曲によってヴォーカルが変わっているのもあって、ちょっとまとまりがない感じもします。コンピレーションアルバム的な。    ぜひ固定メンバーでまとまるのあるアルバムを望みます。 昔風の曲も Deceived いきなりOzzyのBark at the Moonを思い出すイントロ。これでテンション上がります。このリフに合わせてハイトーンのヴォーカルが絡んできますが、これもテンション高くて盛り上がります。 Wasted サビのメロディが特徴あるというかどこかで聞いたことのあるような感じですが耳に残ります。 War Machine スローな感じでブラックサバス的な雰囲気ありますね。メインリフなんてオジーが歌うと合いそうな感じ。  是非落ち着いたメンバーで継続してアルバムを出してくれることを期待します。

Megadeth / Rust in Peace 代表アルバム

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Megadethの名盤  と、言えばこれでしょうね。  キラーチューンもありつつ、アルバム全体としてのストーリーもしっかりしています。メガデスに求められるであろう複雑なリフや曲展開の中に、メロディアスな東洋的なリード。     個人的な印象かもしれませんが、このアルバムは特に歌が少ない。ちゃんと調べるとそんなこともないのかもしれませんが、曲の前半は普通に歌メロがしっかりしたロック、で後半が別の曲?と思えるくらいのインスト的展開で後半の方が長かったり。  聴き始めた10代の頃は特にそんな印象で、前半の歌モノ部分でしっかり心は掴まれるのですが、後半のインスト的展開はちょっとだるいと思っていました。前半だけで終わってくれた方がすっきりしていてカッコ良いのに・・・と。  それが大人になったことから後半部分の重要性というか後半部分の良さがわかってくるようになりました。  後半の弦の擦れるような音が良いんですよ。むしろそれがメインなのではと。 名曲 Holy Wars... これはスラッシュの名曲ですね。イントロからテクニカルでスピード感のあるギターリフ。 歌が始まり、中盤にオリエンタルな雰囲気からスローな感じに。後半はテンポアップして長いギターソロ。そして一気に盛り上がり。 Hanger18 8ビートの名曲。イントロのツインギターが抜群にカッコ良いな。 中盤以降の劇的な展開も良い。昔は前半だけで良いと思っていたのだけど、今はこの後半の方がメインと思います。  この後半のツインギターの掛け合いが必須よね。

Megadeth / Countdown to Extinction ザクザクしたギター

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個人的にはこの頃  92年発売の5th。発売すぐに近所のタワーレコードで買った気がします。発売当時YoungGuitar誌に奏法解説とスコアが載っていたような。  個人的にはこのアルバムと前作のRust in Peaceがメガデスの中では最も好きです。  印象としてはミドルテンポでストレートな曲が多い印象。ギターのザクザクしたリフに良いメロディの歌が乗り、そこに多少東洋的な音使いのソロが被さり・・・これで1つの完成系かなと。  実は購入当時、高校生でよくわかっていなかったこともあり音があまり好きではありませんでした。最初に聴いた印象としてはザクザクしたリフが整いすぎて機械演奏っぽいというか人っぽく感じないというか・・・・歌も良いし曲も良い、でもギターがカッチりしすぎている・・・という感じ。今思うと若さゆえにわかってないのがわかりますが、発売当時はそう思っていました。  でも大人になり様々なロックを聴くようになるとこのアルバムの良さとか凄さがわかるようになり、今ではこの頃のMegadethを最もよく聞きます。 曲的にもそろっています SKIN O' MY TEETH ドラムから始まり、メインギターリフ。キレの良いザクザクしたリフが印象的。Aメロの歌が個人的には大好きです。 SYMPHONY OF DESTRUCTION これはメガデスらしい重い雰囲気の曲。1曲目、2曲目と合わせてキラーチューンですね。ギター、歌、曲、と全てマッチした雰囲気で耳に残ります。 Countdown to Extinction タイトル曲でこれもこのアルバムの代表曲でしょうね。ミドルテンポでちょっとだるいかなと思って聞いていると、サビ、ギターソロの盛り上がりが良い。サビのメロディとバックのリフがマッチ。それに演歌調のソロ。  ムステインとマーティーさんの良さが合わさった名曲と思います。  今日はメガデス聞こう。

Bogner Ecstasy Red購入レビュー

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最近メインの歪   Bogner Ecstasy Red Pedalを買って1年ちょっとですが、購入以降メインペダルとして活躍しています。  そこで改めてペダルのレビューを書いておこうと思います。 外観  箱含め外観はこんな感じ。非常に高級感があってワクワクします。  ただ思っていたよりちょっと大きい。高さも結構ありますし、大きさゆえに角も目立ちます。  MXRサイズと2個分くらいの感じでしょうか。  しっかりしたペダルボードにきっちり組み込む場合には問題ないかと思いますが、ギターのソフトケースのポケットにちょこっと入れて・・・という場合には少し気を使う感じです。    ただ大きさの割に軽いです。その面では持ち運びは楽です。 音  音の幅は広いです。歪みの量もかなりのハイゲインまで上がります。 BOOSTスイッチでGAINとVolumeを変えられるのは便利ですね。ライブなどで曲ごとにローゲイントハイゲインで踏み替えるなんてのは便利です。  ミニスイッチがいくつも 付いていますが、pre eqとstructureはどれも使えます。単純に好みの問題かと思います。  modeはちょっと微妙な感じです。Marshall JCM2000だとTightが一番良いかな。Fullだとローが出すぎてまとまりのない音というか、アンプによっては抜けの悪い音になります。  これは何度か試してみてもJCM2000だとどのセッティングにしても低音がブーミーに聞こえます。  が、variacはちょっとわかりません。基本OFFだと思いますが、どのような時にONにするのか1年使ってもわかっていません。    あとは良くも悪くもプリアンプっぽい雰囲気があります。古き良きオーバードライブペダルだと適度なコンプレッション感があったりとかで、それを求める部分もありますが、このペダルはコンプレッション感が強くないです。  古き良きコンプレッション感を求める人はDistortion+とかの古典的ペダルを利用するのが良いかと。 ポイントはイコライザー  このペダルは イコライザーの効きがすごく良いのでいろんな場面に対応できると思います。個人的にはGAINよりもイコライザーの効きや出方の方が出音への変化が大きいとお思っ

WHITESNAKE / Saints and Sinners 隠れた名盤

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本来のWhitesnake  このアルバムを聞いたのは当然Whitesnake白蛇の紋章を聞いた後ですが・・・。 実際に聞くとこちらの方が本物のような気がします。  もちろん白蛇の紋章の方が売れたしキャッチーなのですが、1曲1曲を聴くと芯があるのはこちらの方かと。  ただ曲の芯はあるのですが、アルバムとして聞くと纏まりはなく、つまらないアルバムかなと思ってしまったりもします。曲は良いんだけどパッションがないというか・・・。 曲としては  1曲目のYoung Blood。ライブ映えしそうな良い曲と思います。イントロのギターリフは単純で、その上に乗ってくるヴォーカルも単純なラインでストレート感あります。  2曲目はシャッフルリズムのロックなイントロにファンクなヴォーカルが入ります。アドリブ感があって楽しいです。  この流れで曲的にはまとまったアルバムかと。 キラーチューンはこの2曲  このアルバムのキラーチューンとしてはやはりこの2曲ですね。 Here I Go Again  今時の白蛇の紋章しか聞いていない方には是非聴いていただきたい。基本的な雰囲気は同じなのですが、間奏のギターがこちらの方が雰囲気あると思います。  白蛇の紋章は良くも悪くもギターアルバムなので間奏がギターソロとしてフューチャーされていますが、この曲は明確なソロよりは雰囲気モノとして合わさった方がマッチしているかと。 Crying in The Rain  曲の雰囲気は白蛇の紋章と同じ。個人的には演奏は白蛇の紋章の方がゴージャスな感じがして好きです。  でも名曲です。なんというかSaints and Sinnersのバージョンも抑えた感じが良いんですね。ブチ切れるのを我慢した感じが。

Whitesnake 白蛇の紋章 言わずもがなな名盤

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これは名盤  初めて聞いたのは20数年前。いろいろありまして最近聞いています。 1曲目のCrying in the Rainのイントロからテンション上がる。それまでのWhitesnakeとは音も雰囲気も明らかに別バンドと思える雰囲気。  前作のSlide it inもアメリカ風の良いアルバムですが、それ以上に当時の派手なメタルな感じをそのまま表現したアルバム。  また次作のSlip of The Tongueとも異なる。  やっぱりJohn Sykesの存在感が大きい。セルフカバーも2曲ありますが、どの曲も個性があって良い雰囲気にまとまっています。  個人的にはJohn Sykesの幅の広いビブラートがエモーショナルな感じが出てて聞く価値があります。テクニカルな面の魅力もありますが、やっぱりゆったりとしたビブラート。  レスポートカスタムを構えてのファットなリードというのは、それだけでご飯が食べられるくらい良い音です。 各曲レビュー Crying in The Rain  これは曲的な視点でいうとオリジナルのSaints and Sinnersも良いのですが、ギター的な視点でいうとJohn Sykesのプレーが良い。  メタルな感じの押し出し感とギターのピッキングハーモニクス。ビブラートの聞いたギターソロ。 BadBoys  これは分かりやすいロックソング。 Still of  The Night  これがこのアルバムの代表曲ですね。LedZepellin風だと言われていましたが、曲全体の広がりとか雰囲気はオリジナルだと思いますよ。 Here I Go Again  これも1曲目と同じくセルフカバー。個人的にはこのバージョンも好きですし、オリジナルも。  曲自体の良さはSaints & Sinners、ドラマチックな展開はこのバージョン、ロックな雰囲気であれば1987Versionですね。 Is This Love  20数年前はあまり好きではなかったんですよね。ちょっと退屈な感じで。 でも最近は代表曲も思えるくらい好きです。  イントロのベースのフレーズとそれに乗るヴォーカルの雰囲気が他にはない。 Children of The Nig

スキマの有効活用 こういうのが必要

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スキマの有効活用  最近ギターのペダルボードが一杯になってきました。  スノコタイプなら良いのですが、よくあるボックスタイプのエフェクタボードだとボードの端にエフェクターを置くと、ギターやアンプと接続するシールドを抜き差し出来ません。そこでシールドを抜き差しできるよにスキマを開けて置くと、そこがデッドスペースになります。  このデッドスペースのおかげでペダルの個数が制限されたり、置き方がヘンテコになって不要なパッチケーブルを引きまわさなければならなかったりと。    そこで少し悩んでいました。  ジャンクションボックス的なものを買うのも良いのですが、それ自体がそれなりに場所をとったり、何よりそこそこ重かったり。 L型コネクタ  そこでお試しでL型コネクタを買いました。  買ってきたのはオーディオテクニカのATL428CLというもの。  とりあえずボードの入り口側(ギター側)にセット。これでこの隙間でシールドの抜き差しができるようになりました。 (こんな感じで隙間にセット)  実際に取り付けた感想としては、まあこれはこれでアリかなと。 ちょっとプラグが「カチッ」とはまらない感じがしますが、特に動かしてもノイズもないですし、抜き差しの時には両手でしっかりつければ大丈夫かなと。  ジャンクションボックスはバッファー内蔵だったりいろんな製品が売られています。ただ気に入ったバッファーがすでに持っているなど、余計な機能はいらずに単純に軽くで安価なものが欲しいというニーズの方にはL型コネクタで十分ではと。

SWEET & LYNCH / ONLY TO RISE ギターをもっと

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期待して購入  Michael SweetとGeorge LynchがSWEET&LYNCHというバンドを結成、ONLY TO RISEというアルバムを出すということで購入事前から嫌が応にも期待がマックスでした。  George Lynchは特徴のあるボーカルと一緒にバンドをやることで映えるギタリストだと思いますし、Stryperも好きなのでこの2人の名前が上がった時には期待・期待・期待。やっぱり80年代の古き良き時代を想像してしまいました。  購入して実際聞いてみると・・・ Michael Sweetの声は期待通り。特徴のある伸びのある美声で昔のストライパーのアルバムを思い出す。全体的にボーカルの印象が前面に出ている感じがあります。  特にメジャーキーとマイナーキーが混ざった独特のメロディー。ストライパー好きな人はこれが欲しいんでしょうね。  対してギターはあまり弾いている印象がありません。昔のDokken風なリフがあったりもしますが、リフ・ソロともにGeorgeLynch節なところは少ないかな。  結果的にストライパ−8割、ドッケン2割くらいな感じでしょうか。    個人的にはギターを前面に出して存在感を出して欲しかったのですが、歌物に徹したというか、サポートでギターを弾いたくらいの感じで少し残念でした。  ただアルバムとしてはキラーチューンはありませんが、まとまりはよく少し聞き込もうかなと思えるアルバムです。 ギターをもっと The Wish  壮大な感じのイントロから始まり、まさにストライパーかと思わせるような歌が始まります。 Dying Rose  イントロがGeorgeLynchな感じの特徴のある音使いです。歌はハードな感じで少しストライパーっぽい感じが押さえてられています。個人的にはギターソロをもっと長くして欲しかったな。 Love Stays  スローなパラード的な曲。間奏前のつなぎの展開が、よくあるけど好きな感じ。 Me Without You  イントロのモジュレーションがかかったようなクリーンサウンドが怪しい雰囲気で特徴的なのですが、このギターにメジャーキーのメロディなんてよく乗せられたなと思います。  間奏のギターソロは完全に巨匠

筋肉少女帯 / 猫のテブクロ 本気で聞いた方が

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ネタではなく本気で聞くべき  一見コミックバンドのようだけど、しっかりした世界観と演奏を持っているのが素晴らしい。  結構雰囲気が暗いですよね。 一見馬鹿馬鹿しい歌詞なのですが、不安定な音階や不協和音と合わさったりすると、不安んな感じになりますが、それが良いんですよね。  このアルバムから橘高文彦が加入してギターが割と前に出てくるような感じですが、ロックだけではなくプログレっぽいとかジャズっぽい雰囲気が残っていて、過渡期な雰囲気がとても良い感じです。  そのプログレ・ジャズっぽい曲と文学的な歌詞がとてもマッチ。  なんというか不安定な気分にさせる1枚ですがそれが狙いでよくできたアルバム。 レビュー   これでいいのだ、日本印度化計画 これはストレートで好きです。単純にネタ的な雰囲気があって好きです。 定番の曲です。 月の夜のボード 個人的にはこのリズムがとても好きです。このアルバムの代表曲と言っても良いと思います。 最後の遠足 これは不安定な気分にさせます。 あえてスリリング、不安な気分になりたい時にマッチ。 月とテブクロ  アルバムの世界観の集大成ですね。独特の世界観が。