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Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

Marshall JCM900 セッティング

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定番アンプでしょうか  最近JCM900を使うことが増えてきまして、備忘的にセッティングを記しておきます。  今までここ10年くらいJCM2000ばかりでした。たまたま使っている幾つかのスタジオではJCM2000ばかり置いていましたので。  ただ最近使い始めたスタジオとかライブハウスではJCM2000ではなくJCM900を見る機会も多く、そうなるとJCM900も感覚をつかんでおく必要があるかなと。  と、言ってもまだ試行錯誤段階で、アンプをできるだけクリーンにしてディストーションペダルを持って行くパターンとアンプで歪ませてブースターを持って行くパターンと定まっていません。 ブースターでのセッティング  最近のセッティングがこんな感じ。  基本的にはJCM2000と同じようにミドルを出したセッティング。リードチャンネルでゲインをそれほど上げずにボリュームは大きめ。これにkoko boostのミッドブーストでプッシュします。  ただこれでもキンキンしすぎな感じがありますのでもう少しTrebleとPresenceを抑えたほうがバンドのサウンドとしてはまとまりがあるかも。  ただJCM2000よりもEQのセッティングのバランスが重要な気がします。JCM2000よりも「うるさいところを引くEQ」が重要かと。

MXR distortion+ 現行型 レビュー これ1台何かと便利

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定番です  定番のペダル。定番すぎるのでレビューも多数ありますが、備忘録的に思った点、気になる点などを記しておきます。 (普通の現行型です)  黄色でコンパクト、つまみは2つ。 目立ちますし、ちょっと大きめの楽器屋であれば大抵置いてあるくらいの定番。値段も新品でも1万円、中古だと5000円くらいで買えます。 つまみは2つ  つまみは2つ。迷うポイントはありません。  OUTPUTは文字通り出力なのですが絞るタイプ、つまり最大から絞る方向に働くようです。そのため全開にするのが基本的なセッティングかと。   音  ディストーションの名前が付いていますがそれほど歪みません。粒の荒く硬質な歪み。Fender系アンプ、JC系アンプでdistortion+単体で行くとちょっと厳しい。HR/HM系でリアピックアップでリフを弾こうとしても歪みが足りず、フロントピックアップでブルージーなリードと思っても音のツヤがイマイチ。    やっぱり良いのはMarshall系のクランチチャンネルにブースター的に挟む使い方。80年代のHR/HM系の音になります。アンプの歪をメインにしてdistortion+を音のキャラクター作りに挟んであげると。そうすると適度なコンプレッション感で弾力のある良い音になります。  セッティング方法としてはメインのアンプ側の歪をメインに決めて、distortion+のOUTPUTを全開に、DISTORTIONをゼロから徐々に上げてセッティングして行くのが良いかと。  あとは意外に低音が出る感じなのでアンプ側のイコライザーで適度に低音を絞ってあげないと少しこもった感じになります。  あまり歪ませないでストラトに合わせてブルージーな使い方も悪くないと思いますがその使い方であればTubeScreamerとかの方が良いと思いますし、やっぱりハムバッカー系に合わせてHR/HM系で使うのがしっくりきます。 改善点  少し改善して欲しいと思うところはアダプターのジャックの位置。 (インプットジャックの下)  インプットジャックの下にあるので、シールドとアダプタの位置が微妙になります。特にボードなどに組み込む場合には取り回しが面倒な感じです。アダプターのジャックは上部

Suhr Aldrich取り付け 上品な音になります

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ダグアルドリッジのピックアップ  以前よく使っていたギター、なんとなく思い立ちピックアップを交換しました。 交換して2年弱経ちますが、せっかくなので備忘録的にレビューを。  Suhrのダグアルドリッジモデルのピックアップ。 選定の理由は下記。  1.愛用していたSuhr Koko Boostが気に入っていたので  2.ネットの評判が良かったから  3.Duncan系は何度か購入しているので他のを試したかった 購入を迷った点は下記。  1.高い(Duncan系の2倍以上) 迷った挙句にポチって自分で取り付け。 (施工前)  いつも通り半田ごてを出してきて取り付け。    このギターはミニスイッチでコイルタップできるようになっているので、それをそのまま流用。  配線関連はいつも通りの4芯ハムバッカーなので迷いはありませんが、1点だけ苦労。 このギターはピックアップ直付タイプなのですが、元々付いていたピックアップとネジの幅が合わない。  通常通りピックアップの両端でネジ止めしようとしますが、元々付いていたピックアップよりAldrichの方が若干広い。  (これは元々付いていたものが狭いのかAldrichが広いのかわかりませんが)  結果として、ちょっと無理をしてネジを斜めにすることで元のネジ穴に入れました。 (施行後)  結果的にしっかり取り付き、2年弱経った今でも取れたり不安定になったりがないので良しとしています。 音はどうかというと・・  ネットの評判通り優秀なピックアップでした。 1.上品な音  基本的な傾向は上品な音です。上から下までバランス良く出ます。個性はありますがアクが強い音ではないです。音が暴れないのでアンプをちょっと無理目にしてもよく抑えてくれます。 2.高出力  ネットのコメントや宣伝文句を見ると高出力とあります。が、体感的にはそれほど高出力な感じはしません。音の傾向がドンシャリではなく幅広く全体的に出る音で上品にすっきりしているからあまりパワー感を感じないかもです。 3.弦の分離が良い  強めに歪ませても分離が良くコード感が出ます。特に低音弦で潰れることもないです。

【高いだけはある】Suhr Koko Boost これは手放せない

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高品質クリーンブースター  Marshall、特にJCM800とか900とかでHR/HM系ですともう少し歪みが欲しいとか粘りが欲しいとか思うときがあります。通常はそういう時にオーバードライブなどをブースターとして入れてアンプをプッシュします。  そんな時にオーバードライブの代わりに挟むのがクリーンブースター。クリーンブースターの名前の通り歪み成分はありません。単純にボリュームが上がり、アンプが元気になるというか普通のMarshallが高級アンプのような感じになります。  オーバードライブをブースターとして入れる場合との違いはノイズが乗らないこと。  ここ3年くらい手放せないのがSuhr Koko Boost。 癖になるミッドブースト  普通のクリーンブースターとしても低ノイズで良いのですが、癖になるのがMid Boost。 これのために買ったと言っても過言ではない、というか常にMid Boost踏みっぱなしに。  このミッドブーストが良い音出します。これを踏むだけでギターもアンプの一回り高級になった感じ。    つまみは2つ。Boostはブーストする音量を、MidはMid Boostのブーストを指定します。 イメージ的にはBoostで全体のアップ量を指定する感じなので、BoostをゼロにしているとMidをあげてもブーストされません。  ミッドブースト時にポイントになるのが真ん中のFreqスイッチ。   左:自然な感じのミッドブースト   真ん中:ハイよりのミッドブースト   右:ローよりのミッドブースト  なイメージで音が変わります。  これはギターによって変えます。シングルコイルであれば右にすると音に太さが出ます。ハムバッカー系で右にするとアンプのセッティングによってはブーミーになりがちなので左にするとかアンプのEQでローを絞るとか。 (ハムバッカーだとこんなセッティング) 実際に弾いてみると  ローノイズでストレスないです。  例えばストラトでHR/HMをやる時にオーバードライブペダルを入れるとそれなりにノイズが大きくなりますがこれであればストレスなく音にツヤが出ます。  特にオーバードライブとしてDOD Over

MXR distortion+とDOD Overdrive Preamp/250との比較 微妙な違いあります

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有名な2台を買ってみた  たまたま中古で安く見つけたので買ってみました。古典的なペダルであり有名なギタリストが使っていたのでギタリストとしては非常にネームバリューが高いペダル。  特にビンテージやプレミアものではなく普通の普及品です。中古ですので特に年代等は不明ですが、割と綺麗ですので最近の普及品かと思われます。  MXR distortion+はランディローズの使用で有名です。インタビューによるとdistortion+のつまみを両方フルにしてMarshall1959のブースター的に入れていたとのこと。  対してDOD Overdrive Preamp/250はYngwieの使用で有名。こちらもつまみを両方フルにしてMarshallのブースターとして入れていると。  違いはギターがレスポールかストラトか。 回路が似ているらしい  ネットで調べるとこの2台は中身の回路が似ているらしい。と、いうか使っているパーツは多少異なるがほとんど同じらしいと。  そこでどのくらい違うのか興味があり比べてみることにしました。 外観的な違い  外観的な違いを比べると、両方ともつまみは2種。ネーミングは違いますがGAINとLEVELです。つまみが少なくてわかりやすいのが迷わなくて使いやすい。    大きさは少しだけDOD Overdrive Preamp/250の方が大きいです。実際に持ってみると、DOD Overdrive Preamp/250の方が明らかに重いのがわかるくらい重量は違いがあります(もちろん両方ともコンパクトペダルの範囲なのですが違いという意味では)。  電源関係ですが、歪み系は新品電池だと明らかに音が違いますので電池へのこだわりがある方も多いかと思いますが、両方とも裏蓋はネジ止めです。電池交換は面倒です。  一方ボードの中に組み込んだり電池の残量が気になったりと何かとアダプターから電源をとる機会は多いかと思います。 アダプター系はこの2台は異なります。  MXR distortion+は9V センターマイナスの2.1mmのプラグ。よくあるBOSSなどのアダプターやパワーサプライからの電源がそのまま使えます。  対してDOD Overdrive Preamp/2

スキマの有効活用その2 結構重要なパーツ

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もう1種類買ってみた  先日ペダルボードのスキマを有効活用するL型コネクタを買って試してみました。 (前回記事: スキマの有効活用 )  うちのペダルボードには有効活用したいスキマがもう1つありまして、また先日買ったプラグが可もなく不可もなくでしたのでもう1つ買ってみようと。 そこで折角なので違う製品を試してみようかと別のものを注文。  注文したのはTECH RA-29というもの。 比べると  早速ボードに入れてみました。 (こんな感じ)  先日のものはボードの入り口に、今回のはボードの出口に。  まずは本体の質感としては、プラスチックなので軽いのですが剛性感がないです。そして安っぽい感じです。でも意外に「カチッ」と入ります。  この「カチッ」とする感じは個人的には重要ですね。繋いだ時の安心感みたいな。  前回のものと比べるとこんな感じでしょうか。 (値段が半分くらいなので比べてしまうのも如何なものかとも思いますが・・・)    剛性感・質感:前回    カチッと感:今回 次どちらを買うかとすると前回の方か・・・。

FENDER USA YNGWIE MALMSTEEN STRATOCASTER レビュー 良いギターです

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ちょっと慣れが必要  数年前にFENDER USA YNGWIE MALMSTEEN STRATOCASTER を購入し、ライブでは一度実践投入しましたがそれっきりになっていましたが、久しぶりに出して弾いてみたのでレビューを。  FENDER USAのラージヘッド、Dimarzioが載ったモデル。最新のDuncunピックアップのモデルの先代です。  購入した理由は、ラージヘッドのストラドが欲しかったから。ジミヘンモデルとインギーモデルを迷った結果インギーを購入と。  そもそもアーティストモデルなのでそのファンの方向けのマニアなモデルかとも思い、普段使いにはちょっと恥ずかしいかとも思いましたが、スキャロップのフィンガーボードも意外に違和感もなかったので購入に踏み切りました。  やっぱり特徴はフィンガーボードです。基本的にフィンガーボードに手が触れません。そのくらい深く削れています。  そのためチョーキング、ヴィブラートなどは軽いです。非常に軽い。普通のギターから持ち替えた直後などは上がりすぎます。  また強く抑えるとシャープします。なので思わず力が入ってしまう・・・などは気をつけなければいけません。  よくある評判では「軽いタッチで弾ける」などとありますが、これはちょっと誤解がある場合があります。  確かに前述の通り強く抑えるとシャープするので軽く「押さえなければ」なりません。  一方運指はシビアです。弦を押さえたときには指板に指が触れない(弦しか触れない)ので瞬時のポジション移動でしっかり弦を指の中心で押さえなければ綺麗な音が出ません。  つまり「正確な運指で軽く押さえなければならない。」です。決して下手な人が速弾きができるようになるものではありません(ここは重要です)。 ちょっと難点  試奏時には気が付かなかったが実際に弾き込んでみてわかった点。ネックが非常に細くナットの幅も狭い。  そのため油断すると1弦がフレットから落ちる場合があります。 これは弾き方によるのかもしれませんが、特に気をつけなければいけない点かと。 音は良い  ハードロック系のストラトの良いところが出てくる音です。大きなアンプでドライブさせて弾くと気持ちが良い。他のストラトだとちょっと耳障りな高音部

Free The Tone SolderlessCable ペダルボードの人は必須

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これはヒット  ここ1年くらいベダルボードを作っています。これまではブースターを1つギターケースに入れてスタジオやライブに向かっていたのですが、ちょっと色々やり出してフェイザーやらフランジャーやらの音が欲しいと。  そうするとエフェクタボードを整えるのがセッティングも楽ですし理想的なわけです。  ギタリストの皆さんはエフェクタボードにこだわりがある方も多いかと思いますが、色々なボードに様々なペダルを載せます。そしてライブやバンドごとに欲しいペダルも異なりますし、色々やりくりをしだします。そしてペダルボードを持って行くにあたり、パッチケーブルの長さ問題というのは避けられないです。  パッチケーブルが短いと上手い具合にペダルが置けないですし、長すぎるとケーブルが余って汚いと。  かといって自作シールドを作るというのは半田ごて問題などあり面倒・・・と。  前置きが長くなりましたが、このあたりの問題をすべて解決するのがソルダーレスケーブルだと思います。  好きな長さにカットできて、半田ごても不要でパッチケーブルが作れます。一度作ったケーブルもネジを外すだけで長さを変えたり再利用できたりすると・・・・。   信頼性  ただ実際には不安もあったわけです。  ソルダーレスなので素人が勝手に作ったパッチケーブルの信頼性は如何なものか・・。  リハ中、ライブ中に突然切れたりノイズが乗ったりなんかはないのか・・・。  で、実際に使っている感覚としては全く問題レベルです。特にノイズもないし断線もありません、もちろん作成時に下手打って無駄にしたこともありません。  非常に簡単に作れて普通に利用出来るレベルです。 実際に使ってみて 実際に使ってみた感想を幾つか。 1.ブラグの大きさ  見ての通りプラグが小さい。 これはペダルボードの中においては重要です。通常のパッチケーブルだとプラグ部分だけで3センチ以上あったりするのでそれだけ場所をとります。  これはプラグ部分は1センチくらいなので取り回しが簡単です。 2.ケーブルの細さ  ケーブルも細い。写真の通りですが細いので取り回しも楽ですし、配線をまとめられるので見た目もスッキリ。細い分、重さも手頃です。 3.プラグの数

Bogner Ecstasy Red購入レビュー

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最近メインの歪   Bogner Ecstasy Red Pedalを買って1年ちょっとですが、購入以降メインペダルとして活躍しています。  そこで改めてペダルのレビューを書いておこうと思います。 外観  箱含め外観はこんな感じ。非常に高級感があってワクワクします。  ただ思っていたよりちょっと大きい。高さも結構ありますし、大きさゆえに角も目立ちます。  MXRサイズと2個分くらいの感じでしょうか。  しっかりしたペダルボードにきっちり組み込む場合には問題ないかと思いますが、ギターのソフトケースのポケットにちょこっと入れて・・・という場合には少し気を使う感じです。    ただ大きさの割に軽いです。その面では持ち運びは楽です。 音  音の幅は広いです。歪みの量もかなりのハイゲインまで上がります。 BOOSTスイッチでGAINとVolumeを変えられるのは便利ですね。ライブなどで曲ごとにローゲイントハイゲインで踏み替えるなんてのは便利です。  ミニスイッチがいくつも 付いていますが、pre eqとstructureはどれも使えます。単純に好みの問題かと思います。  modeはちょっと微妙な感じです。Marshall JCM2000だとTightが一番良いかな。Fullだとローが出すぎてまとまりのない音というか、アンプによっては抜けの悪い音になります。  これは何度か試してみてもJCM2000だとどのセッティングにしても低音がブーミーに聞こえます。  が、variacはちょっとわかりません。基本OFFだと思いますが、どのような時にONにするのか1年使ってもわかっていません。    あとは良くも悪くもプリアンプっぽい雰囲気があります。古き良きオーバードライブペダルだと適度なコンプレッション感があったりとかで、それを求める部分もありますが、このペダルはコンプレッション感が強くないです。  古き良きコンプレッション感を求める人はDistortion+とかの古典的ペダルを利用するのが良いかと。 ポイントはイコライザー  このペダルは イコライザーの効きがすごく良いのでいろんな場面に対応できると思います。個人的にはGAINよりもイコライザーの効きや出方の方が出音への変化が大きいとお思っ

スキマの有効活用 こういうのが必要

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スキマの有効活用  最近ギターのペダルボードが一杯になってきました。  スノコタイプなら良いのですが、よくあるボックスタイプのエフェクタボードだとボードの端にエフェクターを置くと、ギターやアンプと接続するシールドを抜き差し出来ません。そこでシールドを抜き差しできるよにスキマを開けて置くと、そこがデッドスペースになります。  このデッドスペースのおかげでペダルの個数が制限されたり、置き方がヘンテコになって不要なパッチケーブルを引きまわさなければならなかったりと。    そこで少し悩んでいました。  ジャンクションボックス的なものを買うのも良いのですが、それ自体がそれなりに場所をとったり、何よりそこそこ重かったり。 L型コネクタ  そこでお試しでL型コネクタを買いました。  買ってきたのはオーディオテクニカのATL428CLというもの。  とりあえずボードの入り口側(ギター側)にセット。これでこの隙間でシールドの抜き差しができるようになりました。 (こんな感じで隙間にセット)  実際に取り付けた感想としては、まあこれはこれでアリかなと。 ちょっとプラグが「カチッ」とはまらない感じがしますが、特に動かしてもノイズもないですし、抜き差しの時には両手でしっかりつければ大丈夫かなと。  ジャンクションボックスはバッファー内蔵だったりいろんな製品が売られています。ただ気に入ったバッファーがすでに持っているなど、余計な機能はいらずに単純に軽くで安価なものが欲しいというニーズの方にはL型コネクタで十分ではと。

TonePros Locking Studs 取り付けてみた

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割とメジャーなレスポールパーツ交換  もう数年前になりますが、Gibson LesPaul Deluxeの各パーツが結構ガタがきていたので交換できるところは交換したことがあります。その際に交換したパーツの1つ。 TonePros Locking Studsというものでレスポールのテールピースのアンカーを取り替えるもので、テールピースをのせる部分がネジ止め式になっていて、テールピースが固定できます。  売り文句としてはテールピースを固定できるので   ・音が締まる   ・サステインが長くなる  だそうです。 取り付けは簡単  古いスタッドを取り外し。外したスタッドの代わりに新しいものを取り付け。 そこにテールピースを乗せてネジ式に締め付けるだけ。ものの数分です。  ちょっとポイントとしては一度テールピースを固定してしまうとテールピース自体の高さが調節できなくなるので、先にテールピースの高さを調節してから締め付ける必要があります。 取り付けた結果  肝心の音のレビューですが、変わったような気がします。「変わったような」というのがミソです。  特に低音弦側の音が締まった感じがしてボティの振動が大きくなったような気がします。結果としてサステインが伸びて良い音になれば良いのですが、正直劇的な変化とまでは・・・・「変わった気がする」レベルです。  それよりも買えて良かったと思った点は「テールピースが固定されること」です。 テールピースはご存知の通り、通常であれば固定されておらず弦を張ったときのテンションで保っています。  したがって弦を張り替える際などはポロンと外れてボディに落ちる場合も。 これが精神衛生上良くない。  これがなくなるだけでもメンテナンスのしやすさがだいぶ変わってくるように思います。  レスポールでもS tandard系の Tune-O-Maticの場合はあまり気にならないのですが、Junior系のブリッジとテールピースが一体型のものは弦のテンションでちょっと前のめりな感じになります。  (こんな風に前のめりに)  素人目に見てもこれはよろしくないと思いますので、そういうギターの場合には特におすすめ。

SEYMOUR DUNCAN JAZZ SH-2とJB SH-4の載せ替えとレビュー

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LesPaul Customのピックアップ載せ替え  数年前に81年製のGibson LesPaul Customのピックアップを載せ替えました。 その備忘録的にレビューを書きます。  載せ替えたピックアップは定番のDUNCANのSH-2をフロントに、SH-4をリアに。 いつものように安い通販で購入して自分で半田付け。約1時間で完成です。    載せ替え作業で多少手間取った点は、この年代のCustomはサーキットがアルミの箱のようなもので包まれています。単純にネジ止めです。箱を開けるときにはネジを外すだけなので簡単なのですが、取り付けようとすると難しい・・・  イメージとしてはアルミの箱の内側にナット部分があるので、ネジを止めるときにはネジ穴が見えない。それなりに長さのあるボルトを見えないナットをめがけて締めてゆく。  なかなかナットにはまらずにひとりで数10分アルミの箱と格闘しました。 肝心の音 SH-2 Jazz  フロントにつけました。 あまり出力が強い印象はありませんでした。低めのセッティングなのもありますが、歪系の音よりはクリーンな音でピックのアタックを楽しむ感じがします。    軽くコンプレッサーでもかけてクリーンサウンドで単音のリードをとかがよく合うかと。 SH-4 JB  これは今回のメインでした。 レスポールのピックアップの載せ替えといえばJBというくらいメジャーなものなので今更レビューというものでもないのですが。    載せ替えた印象としては、パワー感があり、少しトレブリーな感じ。 歪ませた音がよく合う感じでアタックの「ガッッ!」という音が目立つ。まさにあまりエフェクターなどかけないソリッドな感じの歪みでガツガツ弾くためのピックアップな感じです。  軽くドライブさせて、HR/HMのバッキングで低音弦のリフなんか弾くと音が前に出て良い感じにバンドに入ってくる音だと思います。 ピックアップの交換は定番が良いのでは  ギターのピックアップって悩みポイントの一つだと思います。 しかしながらなかなか試奏もできないし、思い切って買ってみるしかないものの1つで、ハズレでもなかなか戻すこともできません。  そんな中で定番のピックアップを選択す

SONIC TURBO BLENDER 飛び道具的にはありかな

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ストラトの手軽な改造  トーンノブを1つ潰して、フロントピックアップを直列で接続するボリュームをつけるイメージ。  リアとフロントをミックスして「太い音」になると。ボリュームノブ的にフロントピックアップのブレンド具合を調整できるのが自由度が高く良い感じ。  これまでストラトは使いやすくて登場機会も多く重宝していたのですが、メタル寄りのロックの場合にはちょっと足りない感じがしていました。  メタル系だとリアピックアップでエッジのある音を出したい反面、シングルコイルだとキンキンしすぎて・・。    もちろんリハなどは1つのバンドだけの場合には、そのバンドにあったギターを持って行けば良いのですがメタルバンドとポップスバンドのリハが同日だったり、セッション系でキャラの異なる音が欲しい・・・が、打ち上げなどもあり荷物はあまり持って行きたくない場合など、これ1本持って行けば。 取り付け簡単  スイッチ、ボリュームなどハンダ付けされたキットになっているので、あとは好みのストラトに取り付けて、各ピックアップとスイッチをハンダ付けするだけ。    取り付けた見た目はほぼ分かりません。よく見るとポッドが厚みがあるのでノブた多少浮き上がっている感じがあります。  ただ数mmですし正面から見た感じは分かりません。 肝心の音  リアとフロントをミックスしてゆくので普通にリアを使っている感じで、キンキン感はなくなります。  リアとフロントがミックスされた音はこれまでのストラトの音とは明らかに違います。「太い音」が出ます。  ただストラトのピックアップはどの位置も特徴のある音を出すので、良くも悪くも独特な音になります。  音は「太く」なりますが、ハムバッカーの音とは明らかに異なる。フロントのシングルコイル特有の煌びやかで太い音なので、ハムバッカーの密度の高い音ではない。 これはこれで良い音と思いますし、使える場面も多いかなと。 レビューとしては  総評としてはこの音のストラトが1本あると何かと使えると思います(高いストラトは改造したくないですが)。  でも幅広い音に対応するものではなく、あくまでストラトの拡張・ストラトのバリエーションの1つかと。つまりハムバッカーの音が欲しい人はハムバッ

Erine Ball Regular SLINKYとghs FAST-FRET これ良いかも

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弦張り替え 最近、アーニボールの黄色のセットを使っています。 25 年くらい前からアーニーボールを使い始め、それからしばらく使っていました(当時は1セット500円しなかったような気がします)。 アーニーボールは音は良いのですが、すぐに錆びるのがよろしくない。 で、 10 年くらい前にふとエリクサーを試したところ、これが錆びない!! それから数年エリクサーを使っていたのですが、最近またアーニーボールに戻しました。 アーニーボールもコバルトやらコーテッドやら何種が試したのですが、普通のが一番しっくりきました。 アーニーボールは張りたての華やかな音が好きで使っていますが、個人的には音よりも手触りが重要なポイント。 最近いくつかのブランドを試しては張り替えてを繰り返しましたが、押さえたときの弾力とかしなやかさが手になじむ感じ。 錆止め コーティング弦から普通の弦に戻したときに問題になるのがサビ。 で、最近はこれを使っています。 弾き終わった後にクロスで簡単に汚れを拭き取り、これを弦に塗っておくとそれだけで錆びない! 1 ヶ月くらい経っても弦が黒くならない! スプレータイプではなく、直接弦に塗るタイプなので飛び散らなくて良いし、これは買って良かったものでした。 特にこれ系は一度買うと数年は持つので(もったいなくて数年は使うので)ハズレを引かないのが重要。