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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

VOX V847G 金色のワウ

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 約25年前に御茶ノ水で見つけたワウ。金色に輝く見た目で決めた記憶が。  正直ワウの音色なんて違いがわからない時分に購入したものですが、それまで使っていたCrybabyよりもレンジが広い感じがしたのを覚えています。  改めてVOX V847Gを踏んでみるとやはり踏み込んだ時のハイの出方が強い気がします。この辺りは慣れが必要かもなのですが、ギターをフルボリュームで一気に踏み込んでしまうとキンキンしてちょっと使いにくい音になるかなと。  逆にギターのボリュームやトーンを落としておいて、ワウのキンキン感を狙うのはアリかと思いますが、どちらかというとロック的な音ではないかも。  ロックな感じにはV847でない方が合う場面が多いかも。  色々調べると最近のV847にはアダプターから給電できるポートがあるようですね。 (上履き入れのようなケースが付属)

JHS Pedals BONSAI レビュー

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お買い得?なペダル  発売から気になっていたペダル。安く売っていたので買いました。  TS全部入りといっても過言でないくらいの感じ。9種類のTSが入ったと思えば3万円はお買い得な感じもします。 音は  実際に音出ししてみるとそれぞれのTSの音に近い感じです。もちろん入っている全てのTSを弾き比べたわけではないので細かいところはわかりませんが、例えば808のちょっとロー寄りに出る感じや、変わってTS9の少しトレブル寄りに出る感じなどよく出ているかと思います。ブラインドテストをやってもわからないのでは?と。  意外に良かったのはKeeleyとJHSもモデファイモデル。Keeleyのローが出るあたりとかJHSのハイゲインな感じなどもよく現れていて良いかなと。 難を言えば  JHS系のペダルは大きさがちょっと大きい。MXRサイズと比べると2回りくらい大きい感じですし厚みも1回り厚い感じ。これがボードの中でどう影響するか。 総評  TSの通常品は安く売っていますが、モデファイ系はそもそも3万オーバー。それらが含まれて3万円というのは結構お買い得かと。細かいところまで聞き込めばオリジナルのペダルとは異なる感じもあるかと思いますが、通常使いであればわかりませんし曲やアンプなどによってちょっとローが欲しい、ちょっとキラキラと抜けて欲しい、もっとゲインが欲しいなど色々対応できるのが良さげ。  何よりお試しで弾き込んでみて本当に良ければ本物のペダルを買うというのでも良いかなと。

NEEWER NW-07チューナー その後

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NEEWER NW-07チューナーその後  サブボード用にチューナーを買って1年弱。メインでないにしてもスタジオやらライブやらで使っていました。  チューニング時に少し音が漏れるとかちょっと使いにくい感じもありながらも・・・サブボードなのでと思い使っていました。  が、なんとなく思っていたのが音質的には大丈夫なのか・・・ということ。  と、いうのもNW-07を接続していると何と無くこもった感じというか抜けが悪い感じがするような気がしていましたが、サブボードなので繋いでいるペダルもギターも違う。当然アンプのセッティングややっている曲も違う。ということで気がつかないふりをして使い続けていました。 思い立って外した  ちょっと思い立ってNW-07だけ外してみました。  ペダルやギター、セッティングはそのままに。  音出ししてみたところ・・・・明らかに音がパリッとした感じに変わり音量が大きくなる(気がする)。 (今回外されたNW-07)  もしやと思いメインボードのPOLYTUNEを代わりに接続してみてもこちらの方は音は音は変わらない。  NW-07が音質劣化なのが確定しましたので残念ながらこのチューナーは現役を退くこととなりました。

FIREGLOW PSS-01とFREE THE TONE PT-3Dの違い

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 両方とも8ポートの供給で容量的には似ています。スペック的な話は調べればわかるのですが実際の使用感などを少し書いてみようかと思います。 電源入力ポートの位置  電源入力のアダプターのポートがPT-3Dは側面、PSS-01は出力ポートの並びにあります。ボードのレイアウト的な話でどちらが良いか悪いかはそれ次第な感じになるかと思いますが、個人的いは側面の方が取り回しがしやすいのではと思いました。 ノイズ  最も気になるのはノイズ。これはカタログスペックではわからず実際に大音量で使って見るまでわからない部分ですが、ライブ、スタジオなどの大音量で出すと多少違いが出てきます。  若干ですがPSS-01の方がノイズが多いかなと感じました。これは各エフェクターをつなぐポートの位置などによっても変わってくるかもしれませんし、完全に同じ環境で比べているわけではありませんのでこれだけで断定できないかもしれませんがPSS-01は大音量で音を出すと高周波のノイズが少し感じました。もちろん曲間の無音時などに感じる程度で弾いているときに感じるものではないのですが気になる方は気になるかと。 その他  スペック的に最も大きい違いがPSS-01の電圧切り替え。個人的にはこの切り替えを目的で買ったのですが、長時間使うと電圧が不安定になることがありました。  これは個体差、たまたまハズレに当たっただけかもしれませんが、ポートBで12Vでkoko boostを稼働させていると弾いている時に音量が小さくなりkoko boostからノイズが出てくることがありました。9V専用の別の電源ポートに変えると問題がなくなりましたのでこの時にはこの12Vが原因のような気がします。正確に検証したわけでもなくまたまたまた個体差なのかもしれませんが多少不安の残る感じです。 総評  スペック的には明らかにPSS-01が良い。値段は約1万円。  ノイズ、安定性の面ではPT-3D。値段は約2万円  どちらが良いかの判断はその人によって変わってくるかと思います。ノイズなども気にならない方は気にならないレベルなので差分の1万円をどう見るか。1万円あれば別のペダルが追加で買えちゃいますので。  個人的には安定性の面で使い続けるならPT-3Dですね。

FIREGLOW PSS-01 レビュー

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安価なオールアイソレーテッド電源  実売1万円を切る値段でオールアイソレーテッドなパワーサプライ。8ポート分の電源を供給できてそのうち2ポートは12Vと18Vに変更できる。供給電力も問題ない量ということで気になっていましたが、安く売っていたので買ってきてみました。   (実売価格以上に高級感のある箱) ノイズはどうか  実際に気になる点はノイズ。  オールアイソレーテッドということでデジアナノイズはないはずですが・・・まあ許容範囲でしょうか。アナログのオーバードライブとデジタルディレイをぶら下げてみましたが、デジタルディレイの有無でノイズが変わることはありませんでした。  全体的なノイズの量も今まで使っていたFree The ToneのPT-3Dと同じ程度かと。ただ多少高周波のノイズがある気がします。  ただどのポートにそのエフェクターを繋ぐかでノイズ量も変わるかもと思います。MXRのPhase90をオーバードライブの前に繋いでみましたが、Phase90を真ん中あたりのポートに繋いで電源供給した場合にノイズが大きくなりました。この辺りはポートの組み合わせを試してみる必要があるかと思います。 18V電源はどうか  これを買った最も大きな理由は18V電源が使えること。FlangerにMXR EVH117 Flangerを使っていますがこれが電源18V。今までは専用の18Vアダプターを使っていましたがなんとかコンパクトにしたいと思い・・・。  で試してみました。  が、ダメでした。  Flangerを踏むとブーンというノイズ・・・。ギターのボリュームを絞った時の透明感のある音が出ません。ポートの入れ替えなどを試してみましたが解消せず。  Suhrのkoko Boostなど他の18V対応ペダルを試してみましたがこちらは気になるノイズはなし。  最も期待していたFlangerの専用アダプタ撤廃は叶いませんでしたがkoko boostを12Vで稼働させてミッドブーストさせると良い音になったのでこれはこれで良かったと思いたい。 ちょっと残念な点  付属のDCケーブルがSLタイプのもの。  正直これはちょっとと思います。コンパクトにまとめたいのにストレートのDCケーブ

Koko Boost Reloaded やっぱり気持ちが良いペダル

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Reloaded  Suhrのブースターペダル Koko Boostですが、このミッドブーストが気持ちがよく常に愛用しています。  Marshallを軽くクランチにしてミッドブーストするとアンプが元気になって音にツヤが出る感じ。ミッドブースト踏みっぱなしでここ数年欠かせないアイテムになっていますが、最近ボードの小型化を考えたりすると不満点が出てきます。  1点はサイズが少し大きいこと  もう2点はInput/Outputがペダルの上部にあること  ボードの小型化には各ペダルの小型化が避けられないですし、ジャックが上部にあるとパッチケーブルの取り回しがしずらい。  ということで安く出ていたKoko Boost Relodaedを買って見た。 違い  違いはアウトプットが6dBアップしていることとMidQつまみが付いていること。  そしてスイッチが1つで長押しすることで通常のブーストとミッドブーストが切り替わること。 実際使って見て  オリジナルのKoko Boostを愛用しているので間違いはないのですが、気になっていたのはスイッチが1つであることの操作性。  長押しで切り替わるのですが踏んでいる状態だとLEDが見えない。通常のブーストとミッドブーストでLEDの色が変わるのでどちらかが分かるのですが、踏んでいると足に隠れてLEDが見えないので音の切り替わりで判断するしかないと。小型化したので仕方がないとはいえこれは多少気を使います。  通常通り短く踏むとオンオフなのですが、ミッドブースト時にオフにすると次回オンにした時にもミッドブーストになります。  バッキングはアンプ直や他のオーバードライブ、ソロだけミッドブーストする方のようにオンオフ操作がメインの方など曲間で通常ブースト・ミッドブーストを切り替えない人にはこれで十分。  曲間で切り替えたい人はオリジナルのKoko Boostの方が操作性は高いかも。  新しいつまみ MidQも良い感じで効きます。  左に回すとブースト幅が広い感じで通常ブーストに近い雰囲気、右に回すほどにミッドブーストっぽい感じが強くなり音が前に出てくる感じになります。  これはせっかくなので右に回し目にしてミッドを強調して前に出した方が良

NEEWER NW-07チューナー ライブで使う

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数ヶ月前に買った激安チューナー  数ヶ月前にサブボード用に買った激安チューナー NEEWER NW-07。  メインのボードを持ち出すばかりでサブボードを持ち出す機会がなかったため大きな音で鳴らしたことがありませんでしたが、今回ぶっつけ本番で持ち出しました。 実際に音を出してみて  実際に大きなアンプで音を出してみて・・・  出音は普通。  チューナーの精度もちょっと大雑把な感じもしますがまあ大丈夫。 結構大きな問題かも  問題はスイッチ。  スイッチを踏むとチューナーが作動します。このスイッチを踏んでも音がぱちっと切り替わらずにボリュームを変化させるように変わります。   チューナーをオンにすると徐々にボリュームが落ちる。   チューナーをオフにすると徐々にボリュームが上がる。  もちろんその間1秒とかのレベルですが、これはちょっと気になる人がいるかもです。  そして何より大きな問題は、チューナーをオンにしても完全にミュート状態にならないこと。オンにするとチューナーが起動して音量が徐々に下がりますが、完全にゼロにはならない。チューニングしているときの音が(小さいですが)アンプから出てしまいます。  家で試しに使った時にもそれは気がついていましたが、実際に大きなアンプでさらにPAを通すとそれなりに気を使わなければならないレベルかと。  チューニングする時にはアンプのスタンバイをオフにするとか・・・。 まあこれは完全に家用か・・・。  

Bogner Ecstasy Red Pedal JC-120で使う

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Ecstasy Red Pedal再び  Bogner Ecstasy Red Pedalを購入してから2年。購入してからMarshall JCM2000としか合わせたことがありませんでした。  結果としてMarshallであればアンプをクランチにしてTS系オーバードライブなどで抜けの悪くなる低音や耳に痛い高音などを適度にカットしたほうが弾きやすくて良い音なるのでお蔵入りになっていました。  オーバードライブでミッドを出した音の方がサステインも長くなりますしテクニカルなプレーをする際にも音を前に出してくれます。  アンプライクなのは良いのですがもうちょっと出て欲しい感じのところに届かなかったというか、Ecstasy Red Pedalをプリアンプ的に使うとするなら、Ecstasy Redの歪を低めにして別途オーバードライブなどがあった方が良いのかなと。 JC対策として  止ん事無き理由でJC-120しかないというライブをすることになり、JC対策ということで引っ張り出してみました。  JCなんて使うのは何年振りだろうか。  20数年前は使うことも多かったのですが、JC特有の音が耳について遠ざかっていました。  今回20年振りくらいにJCにつなぐと思っていたよりも意外に太い音。イコライザーは全部を5に設定してしても低音が出ている。クリーンはちょうど良いのですが、オーバードライブを踏むとちょっと抜けの悪い音。  特にブラッシングの音が抜けない。  そこでEcstasyペダルを持って行ってプリアンプ的に使ってみました。 Ecstasyのセッティング  JCはイコライザーは全て5。Distortionのつまみをカチッとなるだけ回す。  これにペダルのイコライザーはLowを絞ってHighとMiddleを上げめ。  もともとJCはどう弾いても特有の乾いた硬い音の「JCの音」。低音が出るのでちょっと間違うとこもった感じの丸い音になりがち。クリーントーンは素晴らしいのですが歪の音となるとちょっと敬遠していたのも事実。  ちょっと間違うと丸くて抜けの悪い音になりがちなJCの歪サウンドですがEcstasy Redを間に入れることで明るい音が合わさって抜けのバッキング音になりました。  ソロはGain

JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModとLaqtique Maestosoの比較

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キャラのことなるオーバードライブ  最近愛用している2台のオーバードライブ。  直列につないで曲によって変えたりしているわけですが、弾き比べると結構キャラが異なるのでメモ的に書いておこうかと。  基本的なつまみは同じ。  左がヴォリューム、右がドライブ。真ん中がトーン。  それに加えてJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modは右側面に低音を付加するつまみ、左側面にクリッピングを変えるつまみがあります。 音の違い  歪は圧倒的にLaqtique Maestosoが多いです。密度の濃い感じに凝縮された歪感です。  対してJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modはローゲイン。Maestosoに比べると密度も薄く隙間を楽しむ感じ。  音質も大きく違います。  Maestosoは低音より。低音の出方が凄まじく、一人で弾く時には気持ちが良いのですが、バンドで合わせる場合はアンプで適度に低音をカットしておかないと抜けない音になるかも。  対してSoulfoodは高音より。低音がバッサリカットされています。特にドライブを下げ目にセッティングした時なんて音が細く感じる時があるかもです。その分音の抜けは良い感じ。 どちらが良いか  どちらもコスパは良い感じ。  オーバードライブの代表格TubeScreamerとも違う感じなのでちょっと人と違う感を出すには良い感じ。    オーバードライブの目的は歪をプラスすることもありますが、トーンシェイプが最も大きな目的だと思っています。そういう意味ではLaqtique MaestosoはBass Boosterとして、JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModはTreble Boosterとして結構使えると思っています。

NEEWER NW-07 ミニクロマチックギターチューナーペダル

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激安チューナー  サブボード用に安くてミニサイズのペダルチューナーを探していました。  メインボードにはTC ElectronicのPolytune2を使っていますが、バンドによってサブボードを作る必要があり、そのボードを使うたびにメインボードからPolytune2を外して持ってゆくのはちょっと面倒。  と、いうことで安いペダルチューナーを。 予想外にしっかり  Amazonで探したところ、最安値が約1600円。  NEEWERという知らないメーカー。NW-07というのがモデル名でしょうか。  ちょっと不安になるも安いなら失敗しても痛くない・・・・と。    届いたのは意外にしっかりした箱。中の梱包もしっかりしています。    本体はどうかというと・・・  こちらもしっかりしていて緩みとかガタつきとかはありません。スイッチを踏んだ感じも特に横に動いたりとか不安感はありません。  ただちょっとデザインがダサい。  上部にネジがあります。通常だと底面にネジがあって裏側から開ける感じになる場合が多いのですが、これは上面から開けるのでしょうか。  また画面も一段高くなって本体から出っ張る感じになっています。合わせてアダプタ接続部分も出っ張っています。  裏面ですがゴム足的に一面覆われています。  これはステージなど硬い床に置いた時に滑らずに安定しそう。 実際の音出し  トゥルーバイパスとのことで、これ自体の音質の変化はないようです。ただ若干ハイ落ちするかなというのが正直な感想。  スイッチを踏むとチューナーがオンになりミュートされるよくある仕組み。スイッチノイズなどは気にならないレベル。  チューニング精度は0.5セント。Polytune2は0.1セントなのでこの辺りは確かに大雑把感があります。  写真の通り6段階くらいしかなく細かな違いはわからないかもです。  ただこのチューナーでしっかり合わせて弾くと特にズレや違和感を感じることもなく、ぴったり合わせればチューニングの精度が悪いということはなさそうです。  音を出した時の反応も普通です。 買ってよかったか  正直メインのチューナーとしてはもっ

TS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)の比較

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ローゲインドライブ  スタジオにTS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)を持って行き大きめの音で試してみました。  セッティングはJCM2000のクランチチャンネルで軽くクランチを作ってペダルでブースト。ペダルのドライブ自体は低めにセッティング。  ギターはハムバッカーストラト。  比べると明らかですが音の傾向は大きく違います。  TS miniは明らかに上と下の音が削らミドルに寄るので丸い感じの音になりサステインも十分。兎に角弾きやすくなる。押し出し感の強い音というか存在感のある音。  オーバードライブって歪みが目的ではなくトーンシェイプが目的だと思っていますが、その目的に最もあったペダルかと。  JHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はTSよりもレンジが広い。上が残る感じ。と、いっても耳が痛い感じのトレブルではなく適度にザクザク感の出る音。TSほどミドルに寄る感じは少ないので押し出し感は少ないのですが適度のトレブルで抜けの良いTSとは違う存在感を出します。 どちらを使うか  TS miniも良いのですがHR/HM系だと少し歪みが足りないのは正直なところ、そんな時にはSuhrのkoko Boostを前段で踏む。そうすると程良く歪みが増えて高級アンプのような音になります。  対してJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はゲインをあげれば適度に歪んでくれますので幅広い感じで使えます。  オーバードライブのポイントは歪みではなくトーンシェイプだと思いますので、クリーンなギター主体のブルージーな時にはTSを、ポップスなどで小音量だけど存在感が欲しい時にはJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)で、と。    HR/HMの場合は両方ありかな。  ディストーションペダルのように抜けが悪くなることもなく、どちらも音の傾向は違いつつも存在感ある音になりますので。

Leqtique Maestoso レビュー コスパ高め

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コスパ高めの  Leqtique Mestosoが手頃に出ていたので買って見ました。  TS系のオーバードライブとして評判の高い一品。  見た目的にはほぼMXRサイズ。多少高さなどがあるかなと思えるくらい。電源は右側のインプット下。これもMXRと同じイメージ。  コントロールは左がヴォリューム、右がドライブ、真ん中がトーン。デザイン上つまみの名前は書いていませんが迷うことはありません。ブティック系にありがちな微妙なコントロールで動かしてもよくわからない的なコントロールではなく、ちょっと動かしただけですごく変わります。可変が広い感じかなとも思います。 音  最初に音を出した時の印象としては、低音しっかりしています。低音が出るのでミドルやハイの部分が相対的に低く感じます。この辺りは実際に出音を聴きながらアンプのイコライザーで音がぼやけないように調整する必要があります。  TSはミドルのみに集中した音なのでマーシャル系のブースターにするとカリカリなトレブルが削れて良い感じに弾きやすくなりますが、その分ちょっと音が薄いと思うことも。MaestosoはTSよりもミッドローに寄った感じで厚みがある音。  と言ってもよく聞くとやはりTS系な音で特徴あるミドルが残っています。現代的というかモダンなTSというか。  歪みは高め。TSと比べると明らかに幅が広く歪みます。ゼロにすれば完全なクリーンブースト。TSはゼロにしても完全なクリーンブーストにはならなず多少歪み感が乗る気がしますが、これは完全に歪みゼロになるタイプで使い勝手はありそうです。  歪みに関しては、マーシャルのブースターに使うのであれば8時から10時くらいが気持ちが良いポイント。サステインもありますので弾きやすくなります。12時を過ぎると歪み感は変わらずにTS系ではない歪みに変わってゆく感じ。音が潰れてゆきFuzz的な感じに変わってゆきます。12時過ぎるとノイズもそれなりに・・・。 セッティング マーシャルでクランチを作っておいて  ドライブ:8時から10時  トーン:12時から2時 くらいで挟むのがハードロック系にオールマイティに使える感じになりそうです。 あとは低音の出音でアンプのBASSを絞りTrebleをあげて。 ブティック系

JHS Pedals Soul Food “Meat & 3" Mod 気持ちの良いローゲイン

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ローゲインオーバードライブ  Electro-HarmonixのSoul FoodというローゲインオーバードライブをJHS Pedalsがモデファイした製品。Soul Food自体はKLON Centaurのクローンペダルで有名なもの。  ローゲインオーバドライブで使えるものが欲しいと思っていたのですが、手頃な値段であったので買ってきました。   Soul Foodとの違い  左の側面に小さいスイッチがついていて、クリッピングを選択できます。下で元々のSoul Foodのクリッピング、真ん中でオープンクリッピング、上にするとKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。  反対側の側面にはベースを追加するMeatノブ。回してゆくと低音が膨よかになるとか。 音を出してみると  ローゲインオーバードライブで適度にミドルに集中する音。Driveつまみをあげるとそれなりに歪みますが、このペダルは12時以下で使うのが良いかと。  このペダルを使ってクランチ気味のチューブアンプをブーストすると気持ちが良い。歪んでいないのですが、サステインがあって伸びやかにひきやすくなります。  TS系との違いは煌びやかな成分が残っていて、キラキラした輝きのある音になります。このキラキラ感は癖になります。5弦、6弦中心の低音リフの中に1、2弦のアクセントを入れたくなる感じ。  音の中心もTS系のミドルよりは少し上。合わせるギターによっては少し細い音に感じる場合もあるかもです。特にDriveをゼロにすると音が細く、Driveを上げてゆくと低音、中音のハリが出てきます。そのためDriveは9時から11時くらいがオススメな感じです。 モデファイのポイント  折角のモデファイ、一番のポイントはクリッピングの切り替えでしょうか。オリジナルのKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。やはりこれが一番キラキラ感と立体感があります。ブラインドテストをするとわからないくらいの微妙な違いなのかもしれませんが、比べると違いはわかります。    もう1つのMeatノブですが、これはどのポイントが良いのがわかりませんでした。こちらも微妙な変化でなんとも言えない感じです。 総評  ローゲインで弾きやすい感じ

Warwick RockBoard Jam レビュー

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適度な大きさのボード  シンプルの出音のバンドだったり簡単なスタジオだったりで持ち出すことも多いです。その度に大きなエフェクターボードを持ってゆくのも辛いし、その度にボードから必要なペダルを取り外して持ってゆくのも面倒・・・と思いサブボードの作成を検討していました。  フル装備のボードにはスイッチャーにブースター、オーバードライブ、フェイザー、フランジャーにディレイ。そこそこ大きいボードで手で持たなくてはいけない。  サブボードを用意するのは良いのだけど気に入っているブースターとオーバードライブをもう1セット買うのもちょっと・・・。  ということで思い立ちメインボードの断捨離を。  ブースターとオーバードライブは必須。フェイザーとディレイも欲しい。フランジャーはここぞという時に飛び道具的にあると楽しいのだけどなくても良いか・・・シンプルな音にすれば同時に複数のペダルのオンオフもないのでスイッチャーも不要か・・・。  ということで、ブースター、オーバードライブ、フェイザー、ディレイを直列で載せられる大きさ、あとはチューナーも入れてコンパクトペダルが5個くらい載ってちょうど良いボードを検討。  できればスノコタイプで肩にかけられて持ち出しが簡単なボードで・・・。 Warwick RockBoard Jam  いくつか検討して決めたのがWarwick RockBoard Jam。  スタンダードなPedaltrainは高い。  最後まで迷ったのはPalmer Pedalbay 50s。  裏面にパワーサプライを取り付けることができるらしく良さそうだと思いましたがボード自体の高さがあまりないので薄いパワーサプライしか取り付けられなそう。できれば現状愛用しているFree The ToneのPT-3Dを使いたいが、高さが35mmあるので難しいか。  ということでWarwick RockBoard Jamに。 ポイントは、Pedalbay 50sは横の渡しが2本ですが、RockBoard Jamは3本あること。この3本目のところにパワーサプライがはめられないかと。  届いたのがこの一式。  ボード本体にソフトケース、ベルクロや結束バンドなどの必要物品一式。