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Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

NEEWER NW-07チューナー ライブで使う

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数ヶ月前に買った激安チューナー  数ヶ月前にサブボード用に買った激安チューナー NEEWER NW-07。  メインのボードを持ち出すばかりでサブボードを持ち出す機会がなかったため大きな音で鳴らしたことがありませんでしたが、今回ぶっつけ本番で持ち出しました。 実際に音を出してみて  実際に大きなアンプで音を出してみて・・・  出音は普通。  チューナーの精度もちょっと大雑把な感じもしますがまあ大丈夫。 結構大きな問題かも  問題はスイッチ。  スイッチを踏むとチューナーが作動します。このスイッチを踏んでも音がぱちっと切り替わらずにボリュームを変化させるように変わります。   チューナーをオンにすると徐々にボリュームが落ちる。   チューナーをオフにすると徐々にボリュームが上がる。  もちろんその間1秒とかのレベルですが、これはちょっと気になる人がいるかもです。  そして何より大きな問題は、チューナーをオンにしても完全にミュート状態にならないこと。オンにするとチューナーが起動して音量が徐々に下がりますが、完全にゼロにはならない。チューニングしているときの音が(小さいですが)アンプから出てしまいます。  家で試しに使った時にもそれは気がついていましたが、実際に大きなアンプでさらにPAを通すとそれなりに気を使わなければならないレベルかと。  チューニングする時にはアンプのスタンバイをオフにするとか・・・。 まあこれは完全に家用か・・・。  

Bogner Ecstasy Red Pedal JC-120で使う

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Ecstasy Red Pedal再び  Bogner Ecstasy Red Pedalを購入してから2年。購入してからMarshall JCM2000としか合わせたことがありませんでした。  結果としてMarshallであればアンプをクランチにしてTS系オーバードライブなどで抜けの悪くなる低音や耳に痛い高音などを適度にカットしたほうが弾きやすくて良い音なるのでお蔵入りになっていました。  オーバードライブでミッドを出した音の方がサステインも長くなりますしテクニカルなプレーをする際にも音を前に出してくれます。  アンプライクなのは良いのですがもうちょっと出て欲しい感じのところに届かなかったというか、Ecstasy Red Pedalをプリアンプ的に使うとするなら、Ecstasy Redの歪を低めにして別途オーバードライブなどがあった方が良いのかなと。 JC対策として  止ん事無き理由でJC-120しかないというライブをすることになり、JC対策ということで引っ張り出してみました。  JCなんて使うのは何年振りだろうか。  20数年前は使うことも多かったのですが、JC特有の音が耳について遠ざかっていました。  今回20年振りくらいにJCにつなぐと思っていたよりも意外に太い音。イコライザーは全部を5に設定してしても低音が出ている。クリーンはちょうど良いのですが、オーバードライブを踏むとちょっと抜けの悪い音。  特にブラッシングの音が抜けない。  そこでEcstasyペダルを持って行ってプリアンプ的に使ってみました。 Ecstasyのセッティング  JCはイコライザーは全て5。Distortionのつまみをカチッとなるだけ回す。  これにペダルのイコライザーはLowを絞ってHighとMiddleを上げめ。  もともとJCはどう弾いても特有の乾いた硬い音の「JCの音」。低音が出るのでちょっと間違うとこもった感じの丸い音になりがち。クリーントーンは素晴らしいのですが歪の音となるとちょっと敬遠していたのも事実。  ちょっと間違うと丸くて抜けの悪い音になりがちなJCの歪サウンドですがEcstasy Redを間に入れることで明るい音が合わさって抜けのバッキング音になりました。  ソロはGain

JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModとLaqtique Maestosoの比較

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キャラのことなるオーバードライブ  最近愛用している2台のオーバードライブ。  直列につないで曲によって変えたりしているわけですが、弾き比べると結構キャラが異なるのでメモ的に書いておこうかと。  基本的なつまみは同じ。  左がヴォリューム、右がドライブ。真ん中がトーン。  それに加えてJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modは右側面に低音を付加するつまみ、左側面にクリッピングを変えるつまみがあります。 音の違い  歪は圧倒的にLaqtique Maestosoが多いです。密度の濃い感じに凝縮された歪感です。  対してJHS Pedals Soul Food "Meat & 3" Modはローゲイン。Maestosoに比べると密度も薄く隙間を楽しむ感じ。  音質も大きく違います。  Maestosoは低音より。低音の出方が凄まじく、一人で弾く時には気持ちが良いのですが、バンドで合わせる場合はアンプで適度に低音をカットしておかないと抜けない音になるかも。  対してSoulfoodは高音より。低音がバッサリカットされています。特にドライブを下げ目にセッティングした時なんて音が細く感じる時があるかもです。その分音の抜けは良い感じ。 どちらが良いか  どちらもコスパは良い感じ。  オーバードライブの代表格TubeScreamerとも違う感じなのでちょっと人と違う感を出すには良い感じ。    オーバードライブの目的は歪をプラスすることもありますが、トーンシェイプが最も大きな目的だと思っています。そういう意味ではLaqtique MaestosoはBass Boosterとして、JHS Pedals Soul Food "Meat & 3" ModはTreble Boosterとして結構使えると思っています。

NEEWER NW-07 ミニクロマチックギターチューナーペダル

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激安チューナー  サブボード用に安くてミニサイズのペダルチューナーを探していました。  メインボードにはTC ElectronicのPolytune2を使っていますが、バンドによってサブボードを作る必要があり、そのボードを使うたびにメインボードからPolytune2を外して持ってゆくのはちょっと面倒。  と、いうことで安いペダルチューナーを。 予想外にしっかり  Amazonで探したところ、最安値が約1600円。  NEEWERという知らないメーカー。NW-07というのがモデル名でしょうか。  ちょっと不安になるも安いなら失敗しても痛くない・・・・と。    届いたのは意外にしっかりした箱。中の梱包もしっかりしています。    本体はどうかというと・・・  こちらもしっかりしていて緩みとかガタつきとかはありません。スイッチを踏んだ感じも特に横に動いたりとか不安感はありません。  ただちょっとデザインがダサい。  上部にネジがあります。通常だと底面にネジがあって裏側から開ける感じになる場合が多いのですが、これは上面から開けるのでしょうか。  また画面も一段高くなって本体から出っ張る感じになっています。合わせてアダプタ接続部分も出っ張っています。  裏面ですがゴム足的に一面覆われています。  これはステージなど硬い床に置いた時に滑らずに安定しそう。 実際の音出し  トゥルーバイパスとのことで、これ自体の音質の変化はないようです。ただ若干ハイ落ちするかなというのが正直な感想。  スイッチを踏むとチューナーがオンになりミュートされるよくある仕組み。スイッチノイズなどは気にならないレベル。  チューニング精度は0.5セント。Polytune2は0.1セントなのでこの辺りは確かに大雑把感があります。  写真の通り6段階くらいしかなく細かな違いはわからないかもです。  ただこのチューナーでしっかり合わせて弾くと特にズレや違和感を感じることもなく、ぴったり合わせればチューニングの精度が悪いということはなさそうです。  音を出した時の反応も普通です。 買ってよかったか  正直メインのチューナーとしてはもっ

TS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)の比較

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ローゲインドライブ  スタジオにTS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)を持って行き大きめの音で試してみました。  セッティングはJCM2000のクランチチャンネルで軽くクランチを作ってペダルでブースト。ペダルのドライブ自体は低めにセッティング。  ギターはハムバッカーストラト。  比べると明らかですが音の傾向は大きく違います。  TS miniは明らかに上と下の音が削らミドルに寄るので丸い感じの音になりサステインも十分。兎に角弾きやすくなる。押し出し感の強い音というか存在感のある音。  オーバードライブって歪みが目的ではなくトーンシェイプが目的だと思っていますが、その目的に最もあったペダルかと。  JHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はTSよりもレンジが広い。上が残る感じ。と、いっても耳が痛い感じのトレブルではなく適度にザクザク感の出る音。TSほどミドルに寄る感じは少ないので押し出し感は少ないのですが適度のトレブルで抜けの良いTSとは違う存在感を出します。 どちらを使うか  TS miniも良いのですがHR/HM系だと少し歪みが足りないのは正直なところ、そんな時にはSuhrのkoko Boostを前段で踏む。そうすると程良く歪みが増えて高級アンプのような音になります。  対してJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はゲインをあげれば適度に歪んでくれますので幅広い感じで使えます。  オーバードライブのポイントは歪みではなくトーンシェイプだと思いますので、クリーンなギター主体のブルージーな時にはTSを、ポップスなどで小音量だけど存在感が欲しい時にはJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)で、と。    HR/HMの場合は両方ありかな。  ディストーションペダルのように抜けが悪くなることもなく、どちらも音の傾向は違いつつも存在感ある音になりますので。

Leqtique Maestoso レビュー コスパ高め

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コスパ高めの  Leqtique Mestosoが手頃に出ていたので買って見ました。  TS系のオーバードライブとして評判の高い一品。  見た目的にはほぼMXRサイズ。多少高さなどがあるかなと思えるくらい。電源は右側のインプット下。これもMXRと同じイメージ。  コントロールは左がヴォリューム、右がドライブ、真ん中がトーン。デザイン上つまみの名前は書いていませんが迷うことはありません。ブティック系にありがちな微妙なコントロールで動かしてもよくわからない的なコントロールではなく、ちょっと動かしただけですごく変わります。可変が広い感じかなとも思います。 音  最初に音を出した時の印象としては、低音しっかりしています。低音が出るのでミドルやハイの部分が相対的に低く感じます。この辺りは実際に出音を聴きながらアンプのイコライザーで音がぼやけないように調整する必要があります。  TSはミドルのみに集中した音なのでマーシャル系のブースターにするとカリカリなトレブルが削れて良い感じに弾きやすくなりますが、その分ちょっと音が薄いと思うことも。MaestosoはTSよりもミッドローに寄った感じで厚みがある音。  と言ってもよく聞くとやはりTS系な音で特徴あるミドルが残っています。現代的というかモダンなTSというか。  歪みは高め。TSと比べると明らかに幅が広く歪みます。ゼロにすれば完全なクリーンブースト。TSはゼロにしても完全なクリーンブーストにはならなず多少歪み感が乗る気がしますが、これは完全に歪みゼロになるタイプで使い勝手はありそうです。  歪みに関しては、マーシャルのブースターに使うのであれば8時から10時くらいが気持ちが良いポイント。サステインもありますので弾きやすくなります。12時を過ぎると歪み感は変わらずにTS系ではない歪みに変わってゆく感じ。音が潰れてゆきFuzz的な感じに変わってゆきます。12時過ぎるとノイズもそれなりに・・・。 セッティング マーシャルでクランチを作っておいて  ドライブ:8時から10時  トーン:12時から2時 くらいで挟むのがハードロック系にオールマイティに使える感じになりそうです。 あとは低音の出音でアンプのBASSを絞りTrebleをあげて。 ブティック系

JHS Pedals Soul Food “Meat & 3" Mod 気持ちの良いローゲイン

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ローゲインオーバードライブ  Electro-HarmonixのSoul FoodというローゲインオーバードライブをJHS Pedalsがモデファイした製品。Soul Food自体はKLON Centaurのクローンペダルで有名なもの。  ローゲインオーバドライブで使えるものが欲しいと思っていたのですが、手頃な値段であったので買ってきました。   Soul Foodとの違い  左の側面に小さいスイッチがついていて、クリッピングを選択できます。下で元々のSoul Foodのクリッピング、真ん中でオープンクリッピング、上にするとKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。  反対側の側面にはベースを追加するMeatノブ。回してゆくと低音が膨よかになるとか。 音を出してみると  ローゲインオーバードライブで適度にミドルに集中する音。Driveつまみをあげるとそれなりに歪みますが、このペダルは12時以下で使うのが良いかと。  このペダルを使ってクランチ気味のチューブアンプをブーストすると気持ちが良い。歪んでいないのですが、サステインがあって伸びやかにひきやすくなります。  TS系との違いは煌びやかな成分が残っていて、キラキラした輝きのある音になります。このキラキラ感は癖になります。5弦、6弦中心の低音リフの中に1、2弦のアクセントを入れたくなる感じ。  音の中心もTS系のミドルよりは少し上。合わせるギターによっては少し細い音に感じる場合もあるかもです。特にDriveをゼロにすると音が細く、Driveを上げてゆくと低音、中音のハリが出てきます。そのためDriveは9時から11時くらいがオススメな感じです。 モデファイのポイント  折角のモデファイ、一番のポイントはクリッピングの切り替えでしょうか。オリジナルのKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。やはりこれが一番キラキラ感と立体感があります。ブラインドテストをするとわからないくらいの微妙な違いなのかもしれませんが、比べると違いはわかります。    もう1つのMeatノブですが、これはどのポイントが良いのがわかりませんでした。こちらも微妙な変化でなんとも言えない感じです。 総評  ローゲインで弾きやすい感じ

Warwick RockBoard Jam レビュー

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適度な大きさのボード  シンプルの出音のバンドだったり簡単なスタジオだったりで持ち出すことも多いです。その度に大きなエフェクターボードを持ってゆくのも辛いし、その度にボードから必要なペダルを取り外して持ってゆくのも面倒・・・と思いサブボードの作成を検討していました。  フル装備のボードにはスイッチャーにブースター、オーバードライブ、フェイザー、フランジャーにディレイ。そこそこ大きいボードで手で持たなくてはいけない。  サブボードを用意するのは良いのだけど気に入っているブースターとオーバードライブをもう1セット買うのもちょっと・・・。  ということで思い立ちメインボードの断捨離を。  ブースターとオーバードライブは必須。フェイザーとディレイも欲しい。フランジャーはここぞという時に飛び道具的にあると楽しいのだけどなくても良いか・・・シンプルな音にすれば同時に複数のペダルのオンオフもないのでスイッチャーも不要か・・・。  ということで、ブースター、オーバードライブ、フェイザー、ディレイを直列で載せられる大きさ、あとはチューナーも入れてコンパクトペダルが5個くらい載ってちょうど良いボードを検討。  できればスノコタイプで肩にかけられて持ち出しが簡単なボードで・・・。 Warwick RockBoard Jam  いくつか検討して決めたのがWarwick RockBoard Jam。  スタンダードなPedaltrainは高い。  最後まで迷ったのはPalmer Pedalbay 50s。  裏面にパワーサプライを取り付けることができるらしく良さそうだと思いましたがボード自体の高さがあまりないので薄いパワーサプライしか取り付けられなそう。できれば現状愛用しているFree The ToneのPT-3Dを使いたいが、高さが35mmあるので難しいか。  ということでWarwick RockBoard Jamに。 ポイントは、Pedalbay 50sは横の渡しが2本ですが、RockBoard Jamは3本あること。この3本目のところにパワーサプライがはめられないかと。  届いたのがこの一式。  ボード本体にソフトケース、ベルクロや結束バンドなどの必要物品一式。

Suhr Koko BoostとXotic EP-boosterのクリーンブースト比較

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クリーンブースト比較  最近はMarshallをクランチに設定しIbanezのTS miniをブースターとして入れています。  TS miniはDriveがゼロ、Levelが最大、トーンは3時くらいにしてトーンシェイパーとして上と下をカットしてミドルを出すような感じ。  それだけでサステインは十分ですし音も前に出てくれるのですが、メタル系で低音弦の単音リフやパワーコード系を弾くともう少し歪みが欲しい時もあります。  その時にはTS miniの前段にクリーンブーストを踏んで歪みをアップするようにしています。 TS miniとの相性はどちらが良いのか  SuhrのKoko BoostとXotic EP-booster。両方ともクリーンブーストなのですが、どちらが良いのか気になり試してみました。    TS miniのセッティングは上記の通りで、ここに単純にブーストさせて行きます。  EP-boosterの内部ディップスイッチの設定はVintage SettingとされるBrightとBass Boostの両方スイッチはオフ。 EP-booster  全体にアウトプットレベルが上がって歪みが上がります。ただよく聞くとベースの上がりが大きい感じがして音が丸くなる感じもあります。音の周りの空気感も含めてブーストされる感じ。以前少しカリカリな音のアンプをブーストさせた時には適度に音が太くなる感じもあって良かったのですが、TS miniをブーストさせると脂肪分までブーストされるような感じがします。  Suhr Koko Boost  こちらは音の中心というか芯の部分がブーストされる感じがありました。音に立体感が出るというか綺麗に前に出る感じになります。音の細い感じのアンプのブーストですと冷たい感じもしましたがTS miniとの相性は良い感じです。 総評  TS miniのブースターとしてはKoko boostが良い感じでしたのでしばらくはこのセッティングで。  クリーンブーストと言いつつも実際につなぐと音はそれなりに違います。ブーストさせる対象や狙う音などで試すのが良いかなと思いますが。その中でもKoko Boostはちょっと値段が高いのですがMid Boostもありますので1台あると何かと便利

Bogner Ecstasy Red その後

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trebleのセッティング  一時期メインで使っていましたが、320designのBrown FeatherやTubeScreamerMINIを仕入れてからはボードからも外され箱にしまわれていましたが、久しぶりに持ち出してみました。  購入当初はMiddleを上げてBassをゼロ、trebleもそれなりに上げていました。このtrebleが結構ポイントになるようで、12時以上にあげるとシュワシュワした感じが出てきます。  1人で弾くとこのシュワシュワが気持ちが良かったりするのですが、バンドで合わせると当然ながらこの部分は抜けてこない。気になりつつもBrownFeatherのハイミッドが抜ける感じやTubeScremaerの潔いまでのミドルの方が使いやすかったので、そのままお蔵入りに。  この度改めて試してみました。それで出てきたセッティングがMiddleを上げるのは変わらず。trebleは下げる。Bassは適宜。trebleはもともとしっかりしているので下げても輪郭がぼやけない。上と下を下げた分Middleが強調され幾分抜ける音になりました。  Bognerの特徴としてガラスのようなパリンとした音というか華やかな音がするのですが、その分芯がなくなりがち。ミドルをしっかり出すことで芯は残しつつ華やかな感じをまとえるかなと。

MXR distortion+の音量

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distortion+を再び試す  最近思い立って様々なギターとペダルの組み合わせ(複数ペダルを直列につないでブースター的に使うことも)を改めて試しています。目的はちょっとしたスタジオなどで手軽に持ち出せるサブボードを作りたいなと思い、手持ちの中の現在一軍ではないオーバードライブの良さを再発見できないかと。 OUTPUTの音量  これまではMarshallのブースターとして常時オンで使っていたりもしました。distortion+のOUTPUTのつまみは全開で音量フラットになると思っていたのでブースターというよりは歪みをちょっとトーンシェイプト歪みをちょこっとプラスする感じで。  しかしながら今まで気がつきませんでしたが、よく聞いてみるとdistortion+をオンにすると少しながら音量が下がる気がします。  今回たまたまTS miniと直列で繋いで踏み換えなどをしている時に気がつきました。 (こんな感じ) 原因わからず  この時はdistortion+にアダプターを繋いでいましたが、ふと古い電池が入りっぱなしになっていることに気がつき、一応電池を抜いてみましたが結果は変わらず。  インピーダンスの違いなどがあるのかとも思い接続順を変えたりもしましたが、こちらも結果は変わらず。  似た回路のDODの250だとこんなことはありませんでした。  色々触るもdistortion+をオンにすると音量が少し下がるのは改善できず、distortion+は今まで通り常時オンにして使うしかなさそう。

Ibanez TS miniとSuhr Koko Boostの組み合わせ

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ディストーションペダル  ここ数年いくつかの歪みペダルを試してきました。  元々はアンプの歪みにブースター的なペダルを挟んで使っていましたが、ここ数年はプティックペダル的な高品質なペダルだったりBognerやBrown soundなどをモデリングしたペダルがよく目につくようになったので、ここ2年くらいいくつかかって試してみました。  BognerのEcstacy Redだったり320designのBrown Featherだったり。アンプは一貫してMarshall。多いのはJCM2000とかJCM900。最近だとJVMも増えてきていますが、ディストーションペダルと組み合わせる時にはアンプはクリーンチャンネルでペダルのみで歪ませます。  スタジオで使ったりライブに持って行ったりして様々なギターとの相性含め試してみましたが、現状感じているのは「Marshallクリーンとディストーションペダルの組み合わせはどれも一聴は満足だが引き込むと歪みすぎたり音が一本調子だったり細かいコントロールができない」ということ。  実際にMarshallクリーンと組み合わせて思うのは音が硬いということ。元々ペダルの開発自体がFenderアンプをターゲットにしているのでしょうかマーシャルアンプだとちょっと合わない感じがします。 最近の組み合わせ  そこで現状の組み合わせは原点回帰的にアンプの歪みを活かす組み合わせ。  アンプのクランチチャンネルで弱く弾くとクリーンになるくらいにセッティング。 (写真はAmplitubeですがスタジオのMarshallも同じセッティング)    これにブースター的にIbanezのTubeScreamer MINIとSuhrのKoko Boostを挟む。  基本のバッキングはTS mini  ・ドライブ:最小  ・レベル:最大  ・トーン:3時くらい  にセッティング  歪ませずにブースターというかトーンを作る感じでマーシャルのクランチに入れます。これが基本のバッキングセッティング。  歪みはありませんが良い具合に音が締まってパリッとしますしサステインが増えて気持ち良く弾けます。  ソロの時にはkoko BoostのMidブーストで押し出します。

Ibanez Tube Screamer mini レビュー

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小さくてもガッツのある音  コピー品ではなく本家の直系。Tube Screamer miniを買ってみました。    ポチって届いて最初に見た印象・・・  「箱が小さい」  楽器屋で実物は見ていますので本体の大きさは知っていますが箱も小さい。イメージ的にはBossのアダプターの箱くらいな感じ。  そして実際持ってみた印象・・・  「重い・・」  以外にずっしりきます。大きさ的にはOne ControlとかXoticのEP Boosterとかその辺りの大きさ。勝手にOne control的な重さを期待していましたが意外にずっしりでEP Booster的な感じ。 コントロールはTS9と同じ。OVERDRIVEとTONE、LEVEL。  上部にアダプタの接続用の口があります。  残念ながら電池は入らないのでアダプタが必要。ギターケースのポケットにこれ1つ入れて出かけることはできません。  デザイン的にはTS-808を小さくした感じですが、横幅が細い割に高さがそれなりにあるので横から踏んだ時など少し安定性が悪いかもしれません。 音の雰囲気  音はTube Screamerの音です。TS9とかTS808とかとほぼ同じ。  ミドルが前に出てエッジの効いた音。CDなどでよく聞いたあの音が出ます。  ただよく聞くと少し違います。  Tube Screamer miniの方がタイトな感じがします。明るい音というか低音の締まった感じというか。悪い音とか細い音というわけではなく現代風な感じでしょうか。これはこれで良いです。  使い方としてはやっぱりアンプのブースターとして使うのが良い。個人的にはMarshallをクランチにセットしてこのペタルを常時オンで。  OVERDRIVEはゼロ、LEVELは最大。TONEは高めで。  リアピックアップのハムバッカーでザクザク弾くもよし、フロントで甘く弾くのもよし。特にオススメはシングルコイルのフロントピックアップで音を出すと気分はSRV。  世の中TS系のペダルはあふれていますが、やっぱり直系です。  トゥルーバイパスだったりゲインの幅が広かったり、レンジが広かったりトランスペアレント系だ

Friedman BE-OD レビュー

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高品質なハイゲイン  スタジオの大音量で弾いて見ました。  とにかくハイゲイン。    FriedmanのBE-100を再現したべダルだそうですが、上品でハイゲインな感じでした。  各種つまみはありますが基本的にはハイゲインでドンシャリな感じ。  アンプ的につまみはありますが、どれを操作しても基本の音は変わらない感じ。どのようにセッティングしても好きな人は好きですしダメな人はダメな音です。細かくセッティングして変わる音ではありません。「あの音」です。  ただ安いペダルにありがちな無理なドンシャリではなく高級アンプのドンシャリな感じはわかります。とにかく弾いていて気持ちが良いというか、弾きやすいというか。  とにかくピッキングのアラなどは適度に吸収してくれて気持ちの良い味方になってくれる感じ。  ドンシャリで合わせるとバンドで合わせた時には抜けが悪くなってよくない印象がありますが、安いペダルにありがちな抜けない、「弾いてみた」系の人たちにありがちな感じも少なく、気持ちが良いポイント、バンドのギタリストとして必要な帯域が抜けてくる感じがあります。何よりこちらは音圧があって存在感があります。  歪み系のペダルの場合、大抵は「アンプライクな歪」のような枕詞がつき、大抵信用できない印象ですが、これもペダルはペダル。実際のアンプにはかないませんがその雰囲気を感じるには良いかもと思います。  Bognerのペダルも同様でFenderアンプ等を歪ませるのであれば良いのですが、Marshallが普通にある環境ではMarshallをブーストさせたりした方が抜けが良くバンドとして良い方向に行く場合もありますので使い所は迷うかなと思いますが、この音は癖になる感じもあります。