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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Leqtique Maestoso レビュー コスパ高め

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コスパ高めの  Leqtique Mestosoが手頃に出ていたので買って見ました。  TS系のオーバードライブとして評判の高い一品。  見た目的にはほぼMXRサイズ。多少高さなどがあるかなと思えるくらい。電源は右側のインプット下。これもMXRと同じイメージ。  コントロールは左がヴォリューム、右がドライブ、真ん中がトーン。デザイン上つまみの名前は書いていませんが迷うことはありません。ブティック系にありがちな微妙なコントロールで動かしてもよくわからない的なコントロールではなく、ちょっと動かしただけですごく変わります。可変が広い感じかなとも思います。 音  最初に音を出した時の印象としては、低音しっかりしています。低音が出るのでミドルやハイの部分が相対的に低く感じます。この辺りは実際に出音を聴きながらアンプのイコライザーで音がぼやけないように調整する必要があります。  TSはミドルのみに集中した音なのでマーシャル系のブースターにするとカリカリなトレブルが削れて良い感じに弾きやすくなりますが、その分ちょっと音が薄いと思うことも。MaestosoはTSよりもミッドローに寄った感じで厚みがある音。  と言ってもよく聞くとやはりTS系な音で特徴あるミドルが残っています。現代的というかモダンなTSというか。  歪みは高め。TSと比べると明らかに幅が広く歪みます。ゼロにすれば完全なクリーンブースト。TSはゼロにしても完全なクリーンブーストにはならなず多少歪み感が乗る気がしますが、これは完全に歪みゼロになるタイプで使い勝手はありそうです。  歪みに関しては、マーシャルのブースターに使うのであれば8時から10時くらいが気持ちが良いポイント。サステインもありますので弾きやすくなります。12時を過ぎると歪み感は変わらずにTS系ではない歪みに変わってゆく感じ。音が潰れてゆきFuzz的な感じに変わってゆきます。12時過ぎるとノイズもそれなりに・・・。 セッティング マーシャルでクランチを作っておいて  ドライブ:8時から10時  トーン:12時から2時 くらいで挟むのがハードロック系にオールマイティに使える感じになりそうです。 あとは低音の出音でアンプのBASSを絞りTrebleをあげて。 ブティック系

JHS Pedals Soul Food “Meat & 3" Mod 気持ちの良いローゲイン

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ローゲインオーバードライブ  Electro-HarmonixのSoul FoodというローゲインオーバードライブをJHS Pedalsがモデファイした製品。Soul Food自体はKLON Centaurのクローンペダルで有名なもの。  ローゲインオーバドライブで使えるものが欲しいと思っていたのですが、手頃な値段であったので買ってきました。   Soul Foodとの違い  左の側面に小さいスイッチがついていて、クリッピングを選択できます。下で元々のSoul Foodのクリッピング、真ん中でオープンクリッピング、上にするとKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。  反対側の側面にはベースを追加するMeatノブ。回してゆくと低音が膨よかになるとか。 音を出してみると  ローゲインオーバードライブで適度にミドルに集中する音。Driveつまみをあげるとそれなりに歪みますが、このペダルは12時以下で使うのが良いかと。  このペダルを使ってクランチ気味のチューブアンプをブーストすると気持ちが良い。歪んでいないのですが、サステインがあって伸びやかにひきやすくなります。  TS系との違いは煌びやかな成分が残っていて、キラキラした輝きのある音になります。このキラキラ感は癖になります。5弦、6弦中心の低音リフの中に1、2弦のアクセントを入れたくなる感じ。  音の中心もTS系のミドルよりは少し上。合わせるギターによっては少し細い音に感じる場合もあるかもです。特にDriveをゼロにすると音が細く、Driveを上げてゆくと低音、中音のハリが出てきます。そのためDriveは9時から11時くらいがオススメな感じです。 モデファイのポイント  折角のモデファイ、一番のポイントはクリッピングの切り替えでしょうか。オリジナルのKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。やはりこれが一番キラキラ感と立体感があります。ブラインドテストをするとわからないくらいの微妙な違いなのかもしれませんが、比べると違いはわかります。    もう1つのMeatノブですが、これはどのポイントが良いのがわかりませんでした。こちらも微妙な変化でなんとも言えない感じです。 総評  ローゲインで弾きやすい感じ

Warwick RockBoard Jam レビュー

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適度な大きさのボード  シンプルの出音のバンドだったり簡単なスタジオだったりで持ち出すことも多いです。その度に大きなエフェクターボードを持ってゆくのも辛いし、その度にボードから必要なペダルを取り外して持ってゆくのも面倒・・・と思いサブボードの作成を検討していました。  フル装備のボードにはスイッチャーにブースター、オーバードライブ、フェイザー、フランジャーにディレイ。そこそこ大きいボードで手で持たなくてはいけない。  サブボードを用意するのは良いのだけど気に入っているブースターとオーバードライブをもう1セット買うのもちょっと・・・。  ということで思い立ちメインボードの断捨離を。  ブースターとオーバードライブは必須。フェイザーとディレイも欲しい。フランジャーはここぞという時に飛び道具的にあると楽しいのだけどなくても良いか・・・シンプルな音にすれば同時に複数のペダルのオンオフもないのでスイッチャーも不要か・・・。  ということで、ブースター、オーバードライブ、フェイザー、ディレイを直列で載せられる大きさ、あとはチューナーも入れてコンパクトペダルが5個くらい載ってちょうど良いボードを検討。  できればスノコタイプで肩にかけられて持ち出しが簡単なボードで・・・。 Warwick RockBoard Jam  いくつか検討して決めたのがWarwick RockBoard Jam。  スタンダードなPedaltrainは高い。  最後まで迷ったのはPalmer Pedalbay 50s。  裏面にパワーサプライを取り付けることができるらしく良さそうだと思いましたがボード自体の高さがあまりないので薄いパワーサプライしか取り付けられなそう。できれば現状愛用しているFree The ToneのPT-3Dを使いたいが、高さが35mmあるので難しいか。  ということでWarwick RockBoard Jamに。 ポイントは、Pedalbay 50sは横の渡しが2本ですが、RockBoard Jamは3本あること。この3本目のところにパワーサプライがはめられないかと。  届いたのがこの一式。  ボード本体にソフトケース、ベルクロや結束バンドなどの必要物品一式。

Suhr Koko BoostとXotic EP-boosterのクリーンブースト比較

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クリーンブースト比較  最近はMarshallをクランチに設定しIbanezのTS miniをブースターとして入れています。  TS miniはDriveがゼロ、Levelが最大、トーンは3時くらいにしてトーンシェイパーとして上と下をカットしてミドルを出すような感じ。  それだけでサステインは十分ですし音も前に出てくれるのですが、メタル系で低音弦の単音リフやパワーコード系を弾くともう少し歪みが欲しい時もあります。  その時にはTS miniの前段にクリーンブーストを踏んで歪みをアップするようにしています。 TS miniとの相性はどちらが良いのか  SuhrのKoko BoostとXotic EP-booster。両方ともクリーンブーストなのですが、どちらが良いのか気になり試してみました。    TS miniのセッティングは上記の通りで、ここに単純にブーストさせて行きます。  EP-boosterの内部ディップスイッチの設定はVintage SettingとされるBrightとBass Boostの両方スイッチはオフ。 EP-booster  全体にアウトプットレベルが上がって歪みが上がります。ただよく聞くとベースの上がりが大きい感じがして音が丸くなる感じもあります。音の周りの空気感も含めてブーストされる感じ。以前少しカリカリな音のアンプをブーストさせた時には適度に音が太くなる感じもあって良かったのですが、TS miniをブーストさせると脂肪分までブーストされるような感じがします。  Suhr Koko Boost  こちらは音の中心というか芯の部分がブーストされる感じがありました。音に立体感が出るというか綺麗に前に出る感じになります。音の細い感じのアンプのブーストですと冷たい感じもしましたがTS miniとの相性は良い感じです。 総評  TS miniのブースターとしてはKoko boostが良い感じでしたのでしばらくはこのセッティングで。  クリーンブーストと言いつつも実際につなぐと音はそれなりに違います。ブーストさせる対象や狙う音などで試すのが良いかなと思いますが。その中でもKoko Boostはちょっと値段が高いのですがMid Boostもありますので1台あると何かと便利

Bogner Ecstasy Red その後

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trebleのセッティング  一時期メインで使っていましたが、320designのBrown FeatherやTubeScreamerMINIを仕入れてからはボードからも外され箱にしまわれていましたが、久しぶりに持ち出してみました。  購入当初はMiddleを上げてBassをゼロ、trebleもそれなりに上げていました。このtrebleが結構ポイントになるようで、12時以上にあげるとシュワシュワした感じが出てきます。  1人で弾くとこのシュワシュワが気持ちが良かったりするのですが、バンドで合わせると当然ながらこの部分は抜けてこない。気になりつつもBrownFeatherのハイミッドが抜ける感じやTubeScremaerの潔いまでのミドルの方が使いやすかったので、そのままお蔵入りに。  この度改めて試してみました。それで出てきたセッティングがMiddleを上げるのは変わらず。trebleは下げる。Bassは適宜。trebleはもともとしっかりしているので下げても輪郭がぼやけない。上と下を下げた分Middleが強調され幾分抜ける音になりました。  Bognerの特徴としてガラスのようなパリンとした音というか華やかな音がするのですが、その分芯がなくなりがち。ミドルをしっかり出すことで芯は残しつつ華やかな感じをまとえるかなと。

MXR distortion+の音量

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distortion+を再び試す  最近思い立って様々なギターとペダルの組み合わせ(複数ペダルを直列につないでブースター的に使うことも)を改めて試しています。目的はちょっとしたスタジオなどで手軽に持ち出せるサブボードを作りたいなと思い、手持ちの中の現在一軍ではないオーバードライブの良さを再発見できないかと。 OUTPUTの音量  これまではMarshallのブースターとして常時オンで使っていたりもしました。distortion+のOUTPUTのつまみは全開で音量フラットになると思っていたのでブースターというよりは歪みをちょっとトーンシェイプト歪みをちょこっとプラスする感じで。  しかしながら今まで気がつきませんでしたが、よく聞いてみるとdistortion+をオンにすると少しながら音量が下がる気がします。  今回たまたまTS miniと直列で繋いで踏み換えなどをしている時に気がつきました。 (こんな感じ) 原因わからず  この時はdistortion+にアダプターを繋いでいましたが、ふと古い電池が入りっぱなしになっていることに気がつき、一応電池を抜いてみましたが結果は変わらず。  インピーダンスの違いなどがあるのかとも思い接続順を変えたりもしましたが、こちらも結果は変わらず。  似た回路のDODの250だとこんなことはありませんでした。  色々触るもdistortion+をオンにすると音量が少し下がるのは改善できず、distortion+は今まで通り常時オンにして使うしかなさそう。

Ibanez TS miniとSuhr Koko Boostの組み合わせ

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ディストーションペダル  ここ数年いくつかの歪みペダルを試してきました。  元々はアンプの歪みにブースター的なペダルを挟んで使っていましたが、ここ数年はプティックペダル的な高品質なペダルだったりBognerやBrown soundなどをモデリングしたペダルがよく目につくようになったので、ここ2年くらいいくつかかって試してみました。  BognerのEcstacy Redだったり320designのBrown Featherだったり。アンプは一貫してMarshall。多いのはJCM2000とかJCM900。最近だとJVMも増えてきていますが、ディストーションペダルと組み合わせる時にはアンプはクリーンチャンネルでペダルのみで歪ませます。  スタジオで使ったりライブに持って行ったりして様々なギターとの相性含め試してみましたが、現状感じているのは「Marshallクリーンとディストーションペダルの組み合わせはどれも一聴は満足だが引き込むと歪みすぎたり音が一本調子だったり細かいコントロールができない」ということ。  実際にMarshallクリーンと組み合わせて思うのは音が硬いということ。元々ペダルの開発自体がFenderアンプをターゲットにしているのでしょうかマーシャルアンプだとちょっと合わない感じがします。 最近の組み合わせ  そこで現状の組み合わせは原点回帰的にアンプの歪みを活かす組み合わせ。  アンプのクランチチャンネルで弱く弾くとクリーンになるくらいにセッティング。 (写真はAmplitubeですがスタジオのMarshallも同じセッティング)    これにブースター的にIbanezのTubeScreamer MINIとSuhrのKoko Boostを挟む。  基本のバッキングはTS mini  ・ドライブ:最小  ・レベル:最大  ・トーン:3時くらい  にセッティング  歪ませずにブースターというかトーンを作る感じでマーシャルのクランチに入れます。これが基本のバッキングセッティング。  歪みはありませんが良い具合に音が締まってパリッとしますしサステインが増えて気持ち良く弾けます。  ソロの時にはkoko BoostのMidブーストで押し出します。

Ibanez Tube Screamer mini レビュー

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小さくてもガッツのある音  コピー品ではなく本家の直系。Tube Screamer miniを買ってみました。    ポチって届いて最初に見た印象・・・  「箱が小さい」  楽器屋で実物は見ていますので本体の大きさは知っていますが箱も小さい。イメージ的にはBossのアダプターの箱くらいな感じ。  そして実際持ってみた印象・・・  「重い・・」  以外にずっしりきます。大きさ的にはOne ControlとかXoticのEP Boosterとかその辺りの大きさ。勝手にOne control的な重さを期待していましたが意外にずっしりでEP Booster的な感じ。 コントロールはTS9と同じ。OVERDRIVEとTONE、LEVEL。  上部にアダプタの接続用の口があります。  残念ながら電池は入らないのでアダプタが必要。ギターケースのポケットにこれ1つ入れて出かけることはできません。  デザイン的にはTS-808を小さくした感じですが、横幅が細い割に高さがそれなりにあるので横から踏んだ時など少し安定性が悪いかもしれません。 音の雰囲気  音はTube Screamerの音です。TS9とかTS808とかとほぼ同じ。  ミドルが前に出てエッジの効いた音。CDなどでよく聞いたあの音が出ます。  ただよく聞くと少し違います。  Tube Screamer miniの方がタイトな感じがします。明るい音というか低音の締まった感じというか。悪い音とか細い音というわけではなく現代風な感じでしょうか。これはこれで良いです。  使い方としてはやっぱりアンプのブースターとして使うのが良い。個人的にはMarshallをクランチにセットしてこのペタルを常時オンで。  OVERDRIVEはゼロ、LEVELは最大。TONEは高めで。  リアピックアップのハムバッカーでザクザク弾くもよし、フロントで甘く弾くのもよし。特にオススメはシングルコイルのフロントピックアップで音を出すと気分はSRV。  世の中TS系のペダルはあふれていますが、やっぱり直系です。  トゥルーバイパスだったりゲインの幅が広かったり、レンジが広かったりトランスペアレント系だ

Friedman BE-OD レビュー

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高品質なハイゲイン  スタジオの大音量で弾いて見ました。  とにかくハイゲイン。    FriedmanのBE-100を再現したべダルだそうですが、上品でハイゲインな感じでした。  各種つまみはありますが基本的にはハイゲインでドンシャリな感じ。  アンプ的につまみはありますが、どれを操作しても基本の音は変わらない感じ。どのようにセッティングしても好きな人は好きですしダメな人はダメな音です。細かくセッティングして変わる音ではありません。「あの音」です。  ただ安いペダルにありがちな無理なドンシャリではなく高級アンプのドンシャリな感じはわかります。とにかく弾いていて気持ちが良いというか、弾きやすいというか。  とにかくピッキングのアラなどは適度に吸収してくれて気持ちの良い味方になってくれる感じ。  ドンシャリで合わせるとバンドで合わせた時には抜けが悪くなってよくない印象がありますが、安いペダルにありがちな抜けない、「弾いてみた」系の人たちにありがちな感じも少なく、気持ちが良いポイント、バンドのギタリストとして必要な帯域が抜けてくる感じがあります。何よりこちらは音圧があって存在感があります。  歪み系のペダルの場合、大抵は「アンプライクな歪」のような枕詞がつき、大抵信用できない印象ですが、これもペダルはペダル。実際のアンプにはかないませんがその雰囲気を感じるには良いかもと思います。  Bognerのペダルも同様でFenderアンプ等を歪ませるのであれば良いのですが、Marshallが普通にある環境ではMarshallをブーストさせたりした方が抜けが良くバンドとして良い方向に行く場合もありますので使い所は迷うかなと思いますが、この音は癖になる感じもあります。

MXR EVH117 Flangerレビュー やっぱりフランジャーといえばコレ

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ロックフランジャーといえば  これ。MXR EVH117。  とにかくエグい。派手にかかります。このような飛び道具的なものは隠し味じゃダメです。    ロックのフランジャーのお手本といえば個人的にはやはりVan Halen Fair WarningのUnchainedとHear About it Laterなわけです。  これを使えばまさにその音が。  インとアウトはそれぞれ右と左、アダプターは上部。裏に電池用の蓋があって9V電池が2つ入るようになっています。裏のネジを開けなくても電池交換ができるのは便利。  コントロールはManual、Width、Speed、Regenの4つ。そしてEVHと書かれたミニスイッチ。 良いところ  最大のポイントは「あの音」が出ます。歪系の前にこのペダルをセットして踏むと気分はUnchainedです。クリーンサウンドで踏むとHear about it Laterのイントロになります。  そしてEVHスイッチ。これをONにするとつまみの位置に関わらずUnchainedのセッティングになるとか。EVHスイッチは手軽なのですがイマイチ音が違うような気がしていて、写真のような手動セッティングの方が「あの音」に近いかなと思っています。 悪いところ  大きくて重いです。大きさでいうとMXRサイズの倍くらいはあります。ボードに組み込もうとすると置き場所を工面する必要もあります。重さに至っては倍以上。持つとずっしりと感じるくらい。  電源が18V。電池を2つ使うか18V用のアダプタを使うか。最近だと歪み系でも18V駆動を売りにしているペダルも多いので18Vアダプタがあっても良いと思いますがちょっと面倒です。 総評  取り回しにくいなどありますが、「あの音」が出るのでそれには代えられないです。これを購入する前は他のフランジャーをいくつか試しましたが、どれも一歩足りない感じがしました。この手の飛び道具ですから恥ずかしがらずに前に出た方が良いかと。  フランジャーを使いたい場合にはこれ一択。

Distortion弾き比べ

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話題の歪み系弾き比べ  スタジオで大音量で弾き比べてみました。  いくつ買っても満足できない歪みの沼に嵌りつつありますが、話題の歪みをいくつか弾き比べてみました。  弾き比べたのはこの4種。  ・320Design BrownFeather  ・Bogner Ecstasy Red  ・One Control Purple Plexifier  ・Friedman BE-OD  アンプはJCM2000。ギターはKillerのReaper。  それぞれキャラが違って面白い感じでした。 歪みの量  歪みの量的に想定すると  BE-OD > Ecstasy Red > Brown Feather > Purple Plexifier  です。  実際のゲインとは異なるかもしれませんがその場で聞いた印象として。  一番ハイゲインな印象なのはBE-OD。印象としてはゲインつまみはそれほど回してもそれほど変わらない。時点でEcstasy red。この辺りになるとゲインつまみは回しても意味はない印象。9時くらいにしても十分ハイゲイン。  BE-ODは倍音感もすごいですがストレートなメタルサウンド。Ecstasy Redは独特な倍音感。一聴でそれとわかる音。Brown Featherは改造マーシャル系の倍音感。Purple Plexifierは倍音感が一番薄く音の芯が残る地味な感じでバンドで合わせるとローゲインに感じます。 音の高低  音のイコライジング的には、重心の低い順に  BE-OD > Ecstasy Red > Purple Plexifier > Brown Feather  です。  BE-ODはドンシャリ。Brown Featherはハイミッドより。Ecstasy RedはBE-ODに近いですがハイ成分が多いです。  BE-ODは全体的な傾向としては良くあるメタル系ディストーションの音像、BOSSだとメタルゾーンなどに近い感じでメタル系のリフを弾きたくなる音。密度の高い音で5弦、6弦のリフが気持ちが良い。重心が低音に寄っていて湿った音なので一人で弾いていると気持ちが良いのですがセッティングによってはバンドでの抜け

One Control Purple Plexifier なかなか迷うポイント

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手頃なプレキシ風なドライブ  ネットで見ていてちょっと気になったので買ってみました。One Control Purple Plexifier。  ハイゲイン系のディストーションではなくアンプのクランチをちょっとブーストするようなオーバードライブが欲しかったので。  まず最初の印象としては小さい。ギターケースのポケットに入る大きさ。これで電池も内臓というのが素晴らしい。  つまみ系はヴォリューム、ディストーション、トレブル。そして筐体横にミッドを調整するネジ。 音  実際にスタジオで音を出したのですが、なかなかバランスの良い音圧のある感じ。セッティングにもよるかもなのですが、ディストーションの幅が広くクラシックなマーシャル的な感じからブラウンサウンド的な感じまで幅広い感じです。12時くらいだとそれほど歪まない印象ですが、2時くらいから結構歪んできます。ディストーションを12時くらいにしてチョーキングをすると、JCM2000あたりのクランチチャンネルをそれなりのボリュームで鳴らした時のキャビネットが叫ぶ感じが出ます。この辺りが手軽に出るのは良いかと。  実際に鳴らした感想だと、圧倒的にシングルコイルかなと思いました。ストラトの巻弦のブルブルいう感じがとても気持ちが良い。ハムバッカーだと音のエッジが減り若干ブーミーな印象になりました。  ゲインの幅が広く、ブルースブレイカーズ的な音からEVH的なブラウンサウンドに近い感じまで出ます。個人的にはブラウンサウンドであればBrownFeatherで良いのでクランチ的な使い方が良いかと思っています。 ポイント  筐体横にあるミッドを調整するネジ。これがちょっと・・・。ちょっと調整したい時に調整できません。ネジなので調節するにはドライバーが必要。ネジなのでどのくらいまで上がっているかなどがわかりません。最大まで上げて少し戻す、などのような調整方法になるかと思います。  ギターのミッドは出音に大きく関わってくるので、やはり現場で調整したくなるのですが、特にボードなどに組み込んだ場合、トリムが横にあるのでとても調整しづらいです。他のペダルと並べたりしていると調整するのはボードから外さなければなりません。  普通に3バンドEQにしてくれればと思うのですが、この小さ

MXR EVH Phase90 踏みっぱなしでも気持ちが良いペダル

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踏みっぱなしでも気持ちが良いペダル  2年ほど前に購入して使用頻度の高いペダル。  PhaserといえばVan Halenの1stアルバム。これを聴くとPhaserは飛び道具ではなくかけっぱなしでもいけるエフェクターだと思えます。  いつものMXRサイズにつまみはSPEEDの1つのみ。これで揺れのスピードを調整するだけの清い設定。これを歪みペダルとか歪みチャンネルのアンプの前につなぐと気分はEVH。  通常のオレンジのPhase90と違うのが左上にScriptスイッチがある点。これを押すとスクリプトロゴ時代の音になるとか。スクリプトロゴの実物は聞いたことがありませんが、感じとしてはマイルドになる感じ。  スクリプトをオンにしてSPEEDつまみを9時から10時くらいにしておくと、ロックなバッキングでもリードでもいけそうな、踏みっぱなしセッティングになるかなと思います。  シグネイチャーモデルってファン以外にはちょっと恥ずかしかったりもするのですが、思った以上に汎用性が高く使えるPhaserペダル。

TC Electronic PolyTune2 ポリフォニック・チューナー

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手頃なチューナー  ライブやスタジオだと曲間にの隙間時間にチューニングをしたくなります。その際にポケットタイプのシールドを差し替えて使うタイプだと不向き。ギターのヘッドに挟むようなクリップタイプのチューナーだと見た目が好きではない。  と、なると残るはペダルタイプで足元に挟み込むタイプ。これであれば手間なくチューニングが確認できます。  いくつか選択肢がある中で購入したのがTC EletronicのPolyTune2。理由はポリフォニック・チューナー、6弦を一気にチューニングできる機能があるから。レスポールなどであればさほど問題もないのですが、フローティングしているブリッジの場合、1本チューニングするとブリッジが動いで他の弦のチューニングが狂う。6弦から1弦まで順にチューニングしてまた改めて6弦からチューニングし直すというのを安定するまで続けます。チューニングされたギターであればステージ中にそれほど大きくチューニングが狂うこともないので微調整レベルになるので何度もなんどもチューニングを繰り返すこともないのですが、それでも曲間の短い時間に効率的にチューニングを済ませようとするとやはり面倒です。  そんなときにポリフォニックであれば6本の弦を一気に弾けばどれがずれているのかわかりますので効率よくチューニングできます。 実際に使ってみて  大きさはMXRタイプよりも少し大きい。重さはそこそこ。ボードに組み込むのに適度な感じ。画面も明るくステージでも問題なく確認できます。小さいタイプのPolyTune miniというのもありますが、画面の大きさ的に可能であればこちらの方が良いです。miniの方は暗いステージで立ってチューニングを確認しようとすると、少し見辛い感じでした。  上部にアダプターのインプットとアウトプットがあります。アウトプットからたのエフェクターに電源を供給できるのは便利かなと思います。  ギターとアンプの間に直列につなぐとPolyTuneをオンにすると出力がミュートされます。チューニングしているときには音が出ないようになりますのでこれは良いのですが、気になる点としてはスイッチの音。踏んだときにスイッチの音がアンプから出ます。ある程度は仕方ないのかもですが、気になる人はちょっと気になるかと。  ポリフォニ