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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Ronnie Montrose / Open Fire インストアルバム

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 Montroseの4枚のアルバムの後に出したロニーモントローズのソロアルバム。  全編インスト。  ギタリストのソロアルバムにありがちなテクニカルなプレーやギター中心の楽曲ではなく、イージーリスニングのようなどこかのBGMでなっているような雰囲気。  ギター中心ではなく、あくまで楽曲の中の1プレーヤーの位置づけですがギターの聞きどころもあります。4曲目のTown Without Pityでは哀愁プレーが聞けますし5曲目のLeo Risingではクラシカルなプレーが入っています。

Montrose / Jump on It 完成度の高い1枚

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 Montroseというとサミーヘイガーが在籍したバンドとして有名な気がしますが、やっぱり中心はバンド名の通りロニーモントローズだと実感します。Montroseの4枚の中でもっとも完成度の高い1枚かなと。  全体的にはアメリカンハードロックというもののハードロック感が強いのは1曲目のLet's Goや5曲目のJump on Itくらいで、他はピアノで入る叙情的なMusic Manのようなメロディや雰囲気を重視した楽曲。

Montrose / WARNER BROTHERS PRESENTS 乾いたアメリカンハードロック

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 前作でヴォーカル サミーヘイガーが脱退し当然ながら一見別の感じになったアルバム。これまではどちらかというとサミーヘイガーのヴォーカルにスポットが当たることも多かったのですが、よく聞くと乾いたギターのドライブ感が重要でロニーモントローズが中心であると言えます。  楽曲的にはアメリカンの土着な音楽とポップスやバラードをうまく融合させた感じ。

Montrose / Paper Money 雰囲気変わる

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 73年のファーストアルバムから1年、セカンドアルバムを出すもファーストの雰囲気とは少し変わって、ドライブ感やシャウト感が少し少なくなってじっくり歌い込むような感じの曲が多いようも思われます。  2曲目のConnectionはローリングストーンズのカバーだったりもしますが、キラーチューンは5曲目のI Got The Fire。この曲はキレがあってサミー期のモントローズはこうでなきゃ。

Montrose / Montrose 80年代アメリカンロックのお手本

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 ロニーモントローズを中心にサミーヘイガー、ビルチャーチ、デニーカーマッシのバンドのファーストアルバム。  その頃どちらかというとハードロックはイギリス勢が優勢で全体的に曇り空のようなどんよりとした雰囲気な曲が多いのですが、このアルバムはギターのドライブ感と突き抜けるヴォーカルでスカッと快晴な雰囲気のハードロック。その後のアメリカンハードロックのお手本的な感じ。  1曲目のRock The Nationからザクザクのドライブ感のあるギターに熱唱ヴォーカル。2曲目のBad Motor Scooterでさらにスピードアップして、Space Station #5で宇宙まで。この3曲の流れがカッコ良い。特にSpace Staion #5の間奏後のちょっと抑えた感じのところが最高。

Judas Priest / Unleashed in the East 聞き応えあるライブ

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 79年の日本公演のライブ音源。  1曲目のExciterから捨て曲なしのライブアルバム。ロブハルフォードの喉の調子が悪く録り直したとのことですが、気になる違和感などもなく自然に聞ける楽曲と演奏。  総じてスタジオ盤よりも断然カッコ良い感じ。

Judas Priest / Redeemer of Souls メタルアルバム

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 17枚目のスタジオアルバム。前作の映画音楽的な雰囲気から一点ロックなアルバムに戻りました。  ロブハルフォードはこのアルバムではスクリームは少なく中音域で淡々と歌う感じ。代わって前に出ているのがギター。新しく入ったリッチーフォークナーのテクニカルなギターがうまくマッチしていて、バンドとしてのツインギターな旨味が出ている感じがします。単純なツインリードではなく出たり引っ込んだりの手加減が歴史のあるバンドの余裕。

Judas Priest / Nostradamus 正統派様式美

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 復活2作目。2枚組みでちょっと長い感じもありますが、全体的には正統派様式美な感じ。純粋なロックというよりは映画のサントラ的な雰囲気にまとまっていて効果音的なつなぎも多い感じ。結果的に好き嫌いが別れるか。  キラーチューン的にはタイトル曲のNostradamusでしょうか。劇的な展開に攻撃的な感じが入って、厳かな雰囲気の中に全体の輪郭がはっきり。そこにメタルゴッドらしいスクリームが入る。この曲は後世にも残る名曲。

Judas Priest / ANGEL OF RETRIBUTION メタルゴッド復活

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 メタルゴッドが復活して過去のScreaming for Vengeanceの頃の雰囲気と、前2枚のTim Ripper Owensの頃のパワー感とヘヴィー感のある音が合わさった雰囲気。  1曲目のJudas Risingはいかにも復活的な壮大な曲で、サビのツーバスが様式美的で良い。次のDeal With The DevilはElectric Eyeのようなアップテンポ。この2曲だけで復活の手応えは十分。  また7曲目のAngelではJudasらしいバラードでまた聞きごたえがあり。

Judas Priest / Demolition カッコ良い。

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 JugulatorとDemolition。特に人気のない、というかなかったことになっているくらいのアルバムですが、結構カッコ良いと思います。  TimのハイトーンとScott Travisのツーバスのドコドコな感じがマッチしていますし潰したようなディストーションサウンドも纏わりつくような感じで耳に残ります。  特に1曲目のMachine Manなんてサイバーな感じでカッコ良いと思うのですが・・・。ギターのリフも往年のジューダスらしいリフですし。

Judas Priest / Jugulator 別物

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 大きな違いはRob Halfordが脱退して、Tim 'Ripper' Owensが加入したこと。  それに伴いバンドの音楽性も大きく変わっています。モダンヘヴィネスというかこれまでにはなかったまとわりつくような重さが印象的。ここにTimの弾け飛ぶようなハイトーンが載るのがこの時代の音。  中盤のスローな曲は少し退屈な感じもしますが、前半の勢いと後半の締めがカッコ良く聞き飽きずに楽しいアルバムです。  バンドのロゴも新しくなって新生Judasとして出した感じもあり、Judas Priestって名前出なければ良いアルバムだ、などの声も聞きましたが、中身はカッコ良いアルバム。

Judas Priest / Painkiller 名盤

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 大きく変わった名盤。  前作までのシンセ路線をやめて、パワーメタル的に進んだ1枚。  大きな違いはドラム。スコットトラヴィスが加入してこれまでなかったツーバスが前に出てドラムの存在感がぐっと上がっています。  ギターもより速弾き感が多いですしヴォーカルもハイトーンを多様、メタルゴッドな完成系です。  1曲目のPainkillerからそのパワーは凄まじい。イントロのドラムからギターリフに入るのが秀逸ですしAメロのスピード感とサビのどっしりとした感じの対比もカッコ良い。  以降の曲も捨て曲がなく完成度の高いアルバム。

Judas Priest / RAM IT DOWN キラキラした雰囲気

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 前作のシンセサウンドの傾向そのままにキラキラした雰囲気が出ているアルバム。普通のギターの音もそれに合わせてエフェクトがかかった感じ。  楽曲的にはキラーチューンがない感じはありますが、まとまった雰囲気がありますし、次作のPainkillerに続く感じのハイスピードチューンなどもあります。  面白いのは8曲目 Johnny B. Goode。イントロやAメロの合間のリフなどジューダスらしい雰囲気になっていますしサビはこの頃のジューダスらしい壮大な雰囲気。

Judas Priest / Turbo 問題作

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 1986年の10枚目のアルバム。前作の2枚は正統派メタルな感じでメタルゴッドを印象付けた感じでしたが、このアルバムはちょっとサイバーな感じというか近未来的な雰囲気がするアルバム。  楽曲的にはBritish Steelくらいの8ビートのハードロック感が強い感じですし何よりギターシンセが入っていてキラキラした雰囲気。  でも楽曲はカッコ良い。ノリの良い8ビートの1曲目のTurbo Lover、サビのハイトーンが印象的な2曲目のLocked inの流れはカッコ良い。

Judas Priest / DEFENDERS OF THE FAITH ジューダスらしい

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 前作でのメタル様式美を引き継ぎつつ、初期のジューダスプリーストらしさも出た1枚。  前作のメタル的な良さが出ていて、さらに初期のジューダスらしさも復活した感じ。  1曲目のFreewheel Burningから疾走系のアップテンポにツインギターを生かしたギターソロ。完全にメタル様式美な感じ。そこにハイトーンで早口のヴォーカルが乗って、このアルバムの完成。  ジャケットがダサくても良いです。中身はカッコ良い。

Judas Priest / Screaming for Vengeance 名盤

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 迷うことなき名盤。  最高にカッコ良いメタルのオープニング The HelionとElectric Eyeですね。このオープニングだけでこのアルバムを買う価値があります。  The Helionのゆったりとした中にある緊張感。メタルのオープニングらしいコード進行。ここにつながるように入るElectric Eyeのイントロ。このイントロもメタルギターのお手本的な進行。このあたりの様式美は他のバンドにも参考にされるような名進行。様式美なアグレッシブなギターに対して、ヴォーカルは淡々と歌う感じですが特にAメロの締まった感じがカッコ良い。  このオープニングに注目してしまいますが、それ以降の曲も良い曲が集まっています。

Judas Priest / POINT OF ENTRY ちょっと地味な感じ?

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 前作2枚のメタルゴッド的な鋼鉄アルバムと比べるとちょっと雰囲気が変わって商業的になった感じもあります。  1曲目のHeading out The Highwayはアメリカ的というかポップでメジャーな印象の曲ですが、コンパクトにまとまったギターソロなどカッコ良い点も多い。  3曲目のHot Rockinも同様にコンパクトにまとまった良曲。縦ノリのミドルテンポで体が動いてしまう雰囲気。ギターソロのピッキングハーモニクスがカッコ良い。

Judas Priest / BRITISH STEEL 攻撃的なリフが印象的

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 前作に続きメタルゴッドなアルバム。サビの共通した雰囲気として、印象的なギターリフの上に淡々としたヴォーカルが乗るのが特徴のように思います。そしてそれが無言の圧力的な雰囲気でカッコ良い。特にこのアルバムはシンプルな曲が多いので特にリフの鋭さや雰囲気のかっこよさが目立ちます。  特に1曲目のBreaking The Law。イントロのリフも印象的ですが、サビのカッコ良さが特に良い。淡々としてあヴォーカルの合間に入るギターが全体の雰囲気を絞めてかっちりとした枠を作っている感じ。

Judas Priest / HELL BENT FOR LEATHER メタルゴッド的名盤

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 ロブハルフォードがメタルゴッドになった名盤。  メロディを保ちつつも鋼鉄になった1枚。これまでの雰囲気とは大きく異なります。  タイトル曲のHELL BENT FOR LEATHERはライブでも定番の疾走曲。サビのギタリフとドラムの絡みがカッコ良い。KILLING MACHINEは意外な雰囲気。タイトルからもっと派手でドラマチックな感じを想像しますが淡々と地味な感じ。その中に妖しさや妖艶さが入った名曲と思います。

Judas Priest / STAINED CLASS メタルゴッド

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 Judas Priest の4枚目アルバム。このアルバムあたりからメタルゴット的な雰囲気が出てきます。曲調も初期のプログレ的なものがすっかりなくなりメタル的なリフやドラマチックな展開が出てきます。  スピード感のある1曲目のExciterはハイトーンヴォイスが印象的。タイトル曲のSTAINED CLASSはギターのリフとソロがカッコ良いJudas Priestっぽい感じ。  キラーは名メタルバラードのBeyond The Realms of Death。1分以上あるギターソロが泣ける名演に静から動へと変わる展開がカッコ良い。